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2 2006 東日本チャレンジカップ 第7戦  〜 予選-1 〜



初夏にはシロツメクサがいっぱいだったのに・・・




ダンロップ・コーナー



東日本チャレンジカップ第7戦の予選が始まった。
正確に言うと、始まっている。
T-FLATが撮影場所に選んだのは、いつものようにダンロップ・コーナーなのであるが、思ったよりも移動に時間がかかり、予選が始まっていたのだ。
あっと思ったときには、1周目を逃してしまった。
たった15分の予選であり、1周を1分50秒弱で周回するから、ざっくり8周である。
1周逃したのは痛いなあ・・・
後悔しても始まらないので、気を取り直して撮影に邁進しよう。


被写体はもちろん、「天才ライダー若ちゃん」こと若松選手。
しかし、何回もサーキットに足を運んでいると、レースそのものの面白さにも惹きこまれており、他の選手の写真も撮っておきたいという欲望が抑えきれなくなっている。
この予選では、主に以下の3選手も狙うこととした。
ゼッケン19番:中島選手(TRICK☆STAR MAX)
前節のツインリンク茂木ではゼッケン21番をつけていたが、今回は19番に戻っている。
そして、カウルのデザインが大幅に変更している。これまでもチョコチョコ変わっていたのだが、今回はかなりイメージを変えての登場だ。
現在のところ、エリア選手権のトップであり、なんとしても今回は勝ちたい相手だ。
ゼッケン37番:医王田選手(TRICK☆STAR MAX)
前節の茂木から新しいカラーリングのマシンになっている。
SUGOでの怪我の影響があるのだろうか、ここのところ調子を落としているが、観戦記の常連(勝手に常連にしてるだけ?)でもあるだけにちょっと心配。
まだまだ若いし、頑張ってもらいたいものだ。
ゼッケン36番:斉藤選手(BULLDOG MS&SUNOCO)
ひょっとして、本当はゼブラ模様ではなく、違うデザインで出たかったのではないでしょうか?
6月の富士SWのときに「豹柄(当時言われていた)は今回限りにしようと・・・」というカキコがあったぐらいだし。
でも、もうダメです。ゼブラ斉藤さんは、シマウマでなきゃ許しませんからっ!














(写真:Tsuchy-san)

一方、ツッチーさんは、前述のとおり僕らとは入れ違いでサーキットに着いており、ピットの模様をレポートした後、ヘアピンコーナーに向かった(ようだ)。

ヘアピン・コーナー

(写真:Marizoh-san)




(写真:Tsuchy-san)


ツッチーさんも、当然のことながら、狙う被写体は若ちゃんである。
ところが、ツッチーさんも若ちゃんだけを狙うわけではない。
やはりTRICK☆STARの二人は気になるようだ。
そして、シマウマ模様のマシンも気になっていたようだ。
ただ、残念ながら、予選のときは若ちゃんと緑の2台に集中していたため、シマウママシンを見つけることができなったらしい。
FISCOと混走のため29台がひしめくサーキットでは、見つけにくいのだ。


(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)




場面は再びダンロップコーナー。
快調に周回を重ねているようだ。
この場所はコースまでの距離が比較的近く、400mmのレンズでも大きく写せるメリットがあるのだが、残念なことに放送がまったく聞こえない。
今、どの辺の順位につけているのか分からないのだ。
ヘアピンコーナーのように、順位を示してくれる電光掲示板でもあればいいのだが、そういった気の利いたものもない。
来年からこのサーキットでF1が開催されると、十何万人という人々がこのサーキットに訪れるだろう。
スタンドだけで収まりきらないだろうから、このような外れた場所への配慮もした方がいいんじゃないか?FISCOさん。









ところが、後で分かったことだが、実はここでも放送が聞こえる。
予選が終わる頃に、放送の声が聞こえたからだ。
要するに、予選の最中は実況放送されていなかった、というだけのことである。
なあんだ、そういうことか。ヨカッタ。
いや、よくない。
手を抜くなよ、FISCOさん。
筑波出身のT-FLATはFISCOに厳しいのである。
筑波だったら、きちんと実況されるもんね。
やっぱり筑波はエライのだ。




上位であることは間違いないが、今の順位が分からない・・・




予選レースも半分以上を過ぎた。
前回の富士SWのときは、予選の途中でいったんピットに戻るという想定GUYの事態があったが、今回は予選の時間すべてをフルにタイムアタックに使うようだ。
セッティングはしっかりと決まっているということだろう。
後は予定通りタイムを出すだけだ。


(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)

しかし、何度もいうように、この予選はFISCOとの混走であるため、出走台数が多い。
最初の頃は単独で走れていた若ちゃんであるが、速さが違うために、徐々に他の選手と絡む機会が増えてきた。
写真の#17の選手にいつの間にか追いついてしまった。
#17の選手も総合7位、FISCOで2位の予選結果だったから、決して遅くはないのだが、若ちゃんの速さは格が違うのだ。


(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)


FISCOの方は知らない選手ばかりなので、「●番の選手の写真を撮ろう」と決めていたわけではないのだけど、
第7戦の観戦記の中で登場する選手の写真があったのでご紹介。

FISCOの中で予選3位の#10赤羽選手
「パドックにて」に登場の#21岡田選手



#19中島選手を抑えて快走する#36ブルドッグ斉藤選手




ああっ・・・




時刻は9:15AMになろうとしている。
15分間で行われる予選レースも、あと1〜2周で終了する頃だ。
ツッチーさんもT-FLATも、この15分間のあいだに、じわじわと撮影場所を移動している。
筑波のような狭い面積のところにギュッとコースが収まっているサーキットと違い、広いレイアウトの富士SWでは移動に時間がかかるため、まったく違う角度で撮るほどの移動は難しい。

ダンロップ・コーナー手前

(写真:T-FLAT)
ヘアピンコーナー

(写真:Tsuchy-san)



他の選手をかわしながら最後のタイムアタック



予選終了時刻が近づいたところで、ようやく場内放送が聞こえてきた。
若ちゃん、現在2位らしい。
トップは#19中島選手。う〜ん・・・
コントロールタワーでは、すでにチェッカーフラッグが振られているとのことだ。
もう1周、最後のアタックがあるか、今通り過ぎていったのが最終ラップだっただろうか。
まずはいい順位を確保していることにホッとしながら、ネッツコーナーに向かって駆け上がっていく姿を見送った。








To be continued

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