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5 2006 東日本チャレンジカップ 第7戦  〜 決勝-1 〜



86.4℃

(写真:Tsuchy-san)
ぽいっ!

(写真:Tsuchy-san)

サイティングラップ開始となり、各チーム一斉に慌しく動き出す。
若ちゃんたちも、手早くタイヤウォーマーを剥ぎ取り、スタンドを外し、他の選手よりもやや遅めにコースへと出ていった。



次にピットレーンに帰るときは、きっとガッツポーズが見れるはず

(写真:Tsuchy-san)


コースを一周して、スターティング・グリッドに帰ってくることになる。
戻ってくるべきグリッドは、フロントローの一番左。
栄光のポールポジションが、若ちゃんと74番のマシンが戻ってくるのを待っている。


(写真:Tsuchy-san)




ネッツ・コーナーに待機していたT-FLATとまりぞーさんは、ピットの状況が分からないため、ジリジリしながらもなすすべもなく、ただ緊張しながら待っていた。
しばらくすると、遠くからエグゾスト・ノイズが聞こえてきた。
遠いために小さい音ではあるが、これだけの音の変化は、動き出したということなのだろう。
気を引き締めなおしてカメラを構えていると、バイクの音が近づいてきた。
まず最初に姿を見せたのは、#37の医王田選手。最近は不調なレースが続き、今回も予選総合15位と出遅れてしまった。
こっそり応援してますから、がんばってください。


#37 TRICK☆STAR医王田選手




#36 ゼブラ斉藤選手



#56 GUN BOY中本選手
#38 アンビシャス清水選手



#19 TRICK☆STAR中島選手


医王田選手が通り過ぎてから、しばらく途絶えてしまった。
あれ?どうしたんだろう・・・?
と思っていると、1分以上経過してから、#36 ゼブラ斉藤選手、#38 アンビシャス清水選手、#56 GUN BOY中本選手、#19 TRICK☆STAR中島選手と、ライバルたちが通過していったが74番の姿が現れない。
かなりバラバラに動き出したようで、#19中島選手が通過してから、さらに20秒近くたって、ようやく若ちゃんの姿を捉えることができた。
この段階で心配することもないのだろうが、ちょっとしたことでも不安になってしまうのだ。
#64の古畑選手に続いてサイティング・ラップを走り、スターティング・グリッドに向かって駆け抜けていった。



ポールポジションが待っている






(写真:Tsuchy-san)

スターティンググリッドに戻ってくると、すかさずタイヤを暖める。
Takaさんと洋介さんが、前後を手分けしてタイヤ・ウォーマーをかけている。
Yuki-chanさんは、撮影隊員不足を補うべく、せっせと写真撮影だ。
そして、準備が終わったTakaさんは、ツッチーさんのカメラで記念写真を撮ってくれた。


(写真:Tsuchy-san)


コース上での写真は、とっても貴重です

(写真:Taka-san)


コース上では、なお撮影大会が続いているが、ここで選手の紹介が行われた。
放送で選手紹介が行われるので、遠く(ネッツ・コーナー)にいる僕らにも聞こえてくるのだが、これが、またずいぶん下手だった。
まず、「ポールポジションは、中島選手」と言ってしまい、しばらく気まずい沈黙・・・
そのあと、訂正されたが、たぶん頭の中が真っ白になったのだろう、
カミまくり、トチリまくりだった。ちゃんと予習しておきなさい。
それはさておき、あらためて、「ポールポジションは、ゼッケン74番
忠男レーシング&YSP三鷹!! 若松選手っ」と紹介された。
そして、いつもの掛け声が・・・


(写真:Tsuchy-san)




(写真:Tsuchy-san)


ファン層が幅広いのです

(写真:Tsuchy-san)


決勝スタートまで、もうあと少しだ。
ピットクルーも全員コース外へと退去した。
スタート前30秒の合図。
このあと、ウォームアップランを経て、スタートとなる。
ここで、ツッチーさんも撮影ポイントに移動を開始。
コカ・コーラコーナーへと向かった。


(写真:Tsuchy-san)




隊列を作ってウォーミング・アップ・ラン



セーフティ・カーも通過していった

OPENING LAP

トップで現れた




隊員不足により、スタートの瞬間の写真がない!
コントロールタワーからの放送と排気音でスタートしたことを知った。
スタートはうまくいっただろうか。
さあ、もうすぐ来るぞ。
しばらくすると・・・。
来たっ!
トップで現れた。
ポールポジションから、トップを守っている。
予選3位の古畑選手が2位に上がり、中本選手も3位に順位を上げたようだ。

トップを維持




2nd LAP

順位、変わらず


2周目に入ってもトップを維持。
#64古畑選手との差は広がってはいないようだが、十分な差をつけているし、問題はないだろう。
気になるのは、やはり#19中島選手。
最後尾グリッドからのスタートだったが、オープニングラップですでに8位ぐらいにまで順位を上げていた。
そして、この2周目では見失ってしまったのだが、若ちゃんを写しているうちに通過しているとしたら、相当に順位を上げていることになる。
予想してはいたが、やはり速い。
今日も厳しいレース展開となるのだろうか。


FISCO選手権のライダーたち
ゼブラ斉藤さん




3rd LAP

ついに来たか!



コカ・コーラ・コーナー

(写真:Tsuchy-san)


ネッツ・コーナー


3周目。
ツッチーさんの待つコカ・コーラ・コーナーでは独走体制に入ったかに見えた若ちゃんだったが、中島選手の猛烈な追い上げが始まった。
3周目にして、古畑選手を抜いて早くも2位に浮上したのだ。
やはり手ごわい相手だ。
予選のタイムが取り消しになったものの、ただ一人47秒台のラップタイムを出していたのだから、当然といえば当然かもしれない。
残りの9周は、これまで何度となく見てきたように、74番と19番の
マッチレースとなるのだろうか。
しかし、今日こそは。
今日こそは、必ず勝つぞ。

パナソニック・コーナーへ向かう



4th LAP


4周目のネッツ・コーナー。
中島選手の追撃をかわしながらのレースが続くが、Tail to Noseのバトルとなっている。
実力伯仲の二人だけに、激しい戦いだ
今シーズン、何度も見てきた光景だが、息詰まる熱戦。
まったく目が離せない。
カメラを持つ手に、汗がにじんできた・・・



TAIL TO NOSE




アウトから仕掛けてくる




4周目を終えて、1位:ゼッケン74番 若松選手、2位:ゼッケン19番 中島選手、3位:ゼッケン64番 古畑選手となっている。
12周で行われる決勝レースの3分の1が終わった。






To be continued

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