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3 2006 東日本チャレンジカップ 第7戦  〜 予選-2 〜



予選終了

(写真:Tsuchy-san)




若ちゃんの姿が見えてきた。
すっかり減速しているところをみると、このままピットに引き上げるようだ。
まだタイムアタックしている選手もいるが、予定通りのタイムを出し、セッティングも確認できた
ということなのだろう。
まずは無事に予選が終わったことに安心して、カメラを片付け始めた。




お疲れさまでした




予選後の車検も無事にパス

(写真:Tsuchy-san)


予選のレース撮影を終え、パドックに戻ってきたツッチーさん。
バイク暦ウン十年の血が、ついに騒ぎ出した。
あろうことか、若ちゃんにレースを挑んだのだ。
勝負の方法は、停止状態から同時にスタートし、400メートルのタイムを競うゼロヨンだ。
男と男の真剣勝負が、いま、富士SWのパドックで行われようとしている。

あそこがゴールです

(写真:Taka-san)


いざ勝負!

(写真:Taka-san)


勝利を確信したVサイン

(写真:Taka-san)

激しい爆音をあげ、2台のモンスターマシンが動き出した。
どちらもすばらしいスタートを決めたが、排気量の差が徐々に現れてきた。
ツッチーさんが1馬身(?)ほどのリードを保ちながら、どんどんと加速していく。
そして、ともに時速200km近い速度まで達したときに、ツッチーさんのリードのままゴールラインを越えた。
後ろに写っている人が、歩いてバイクを押しているように見えるけれども、気にしない気にしない。
これで自信を得たツッチーさん、来年度から東日本チャレンジカップにフル参戦するとか、しないとか・・・

それはさておき、予選結果を振り返ってみよう。





1位 ゼッケン74番 若松 宏 (SP忠男レーシング&YSP三鷹!!) 1'48.021 Y-YZF-R6


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F11 1/100 (-1/3EV) 絞り優先AE


言わずと知れた、我らが若ちゃん。放送では確か2位と聞こえていたはずが・・・。
トップタイムを出していた#19中島選手が、なんと燃料規定違反で全予選タイム抹消というペナルティを課されていたのだ。最後尾グリッドを条件に決勝出場が認められるようだが、まあびっくりした。
そんなハプニングもあって、若ちゃんは今シーズン3回目のポールポジションとなった。
前回の富士(第4戦)もポールポジションだったが、逆転されて2位となった。
今度こそ、その雪辱を果たすのだ!



2位 ゼッケン38番 清水 直樹 (アンビシャスレーシングチーム) 1'49.043 K-ZX-6RR


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F8 1/250 (-1/3EV) 絞り優先AE


2004年の東日本エリアチャンピオン。
しかし、富士は走り慣れていないらしく、前日のフリー走行でもタイムが伸びなかったようだ。今日も、若ちゃんとは1秒の差がある。
しかし、実力者だけに侮ることはできないのだ。





3位 ゼッケン64番 古畑 博志 (MORIプロジェクトレーシング) 1'49.362  K-ZX-6RR


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F10 1/125 (-1/3EV) 絞り優先AE


地元の選手なのだろうか、富士のレースにはいつも出ているようだ。
しかも、いつも上位に食い込んでいる。
6月に行われた富士SWでのエリア選手権で予選3位だった。
そして9月の今回も予選3位。
コンスタントに上位に来る選手というのは、やはり力があるということだから、侮りがたいものがあるといえるだろう。
しかし、ポイントランキングで中島選手との差を詰めたい我々にとって、若ちゃんと中島選手の間でフィニッシュしてくれる選手がほしい。
そういう意味で、古畑選手への期待が高まったりするのだ。



4位 ゼッケン56番 中本 郡 (レーシングチームOUTRUN) 1'50.307 Y-YZF-R6


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F8 1/200 (-1/3EV) 絞り優先AE


A

前節のツインリンク茂木で3位表彰台の好成績を残した「GUN BOY」こと中本 郡選手。
息子にこういう名前をつけたということは、お父さんはバリ伝ファンなのだろう。
つまり、応援している僕らは、ライダーである中本選手よりも、中本選手のお父さんに近い世代だということなのにゃ〜。





5位 ゼッケン7番 小山 勝則 (ウィングヨシイ&チームJUN) 1'50.349 H-CBR600RR


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F8 1/320 (-1/3EV) 絞り優先AE


これまであまり意識したことがないが、結構レース暦は長い選手であり、1999年の全日本選手権ではドゥカティに乗ってSuper Bikeクラスに出場していたようだ。
今はHONDAに乗ってST600に参戦中。



ゼッケン19番 中島 大輔 (TRICK☆STAR MAX) − K-ZX-6RR


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F5.6 1/400  絞り優先AE



ゼッケン9番 佐藤 辰紀選手は予選第6位。そして、FISCOクラスではトップである。

EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F8 1/250 (-1/3EV) 絞り優先AE


1分47秒台を出していた中島選手がポールポジションだと思っていた。
暫定順位では確かに1位だったのだが、その後の車検で、FISCOロードレース選手権規則15条の燃料規定違反とされたのだ。
予選結果を抹消の上、決勝は最後尾グリッドからのスターということになった。
ハンディを負うことになったが、予選でのタイム差を考えると、やはり、決勝での強力なライバルであることに変わりはない。





番外編 ゼッケン38番 斉藤 貞昭選手(BULLDOG MS&SUNOCO)1'58.111  H-CBR600RR


EOS 20D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS  F8 1/250 (-1/3EV) 絞り優先AE


このレースで、初めて実際にお会いしたブルドッグ斉藤さん。
しかも、この予選の段階では、ブルドッグ斉藤さんのガレージの場所を見つけておらず、まだお会いできていない。
エリア、FISCOあわせて30台が混走するST600クラスだが、ゼブラ模様はひときわ目立つ。
すっかりトレードマークのシマウマ模様。そういえば、今日は鼻の穴がついていませんねえ。


ポールポジションをとり、初優勝に一歩近づいた若ちゃん。
気になる決勝を控え、そうは言っても、空腹は満たさねばならず、レストラン折鶴に向かう応援隊であった・・・


To be continued

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