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2 第4戦 富士スピードウェイ   〜 予選-1 〜



シロツメクサをバックに














予選レースが始まった。
T-FLATは、ダンロップコーナーからのシケインにかけてのコーナーに陣取って、予選の撮影に臨んでいる。
予選の時間は15分間。
富士SWでは1周が1分50秒程度となるため、おおむね8〜9周の周回をすることができる。
若ちゃんよりも先にコースインしたバイクが通り過ぎていった。
10台ぐらいが通過しただろうか。
そろそろかな。
ドキドキしながらカメラを構える。
来たっ!
ゼッケン74番の赤いマシンが見えた。
序盤は#64の古畑選手との競り合いから始まっている。
どちらかと言うと、古畑選手は若ちゃんに着いていき、引っ張ってもらうことでタイムアップを狙う作戦だろうか。
僕らの前を通過していったところから、腕時計で時間を測る。
その間、後続の選手が次々と通過していった。
そして、約1分50秒後、再びシケインに現れた。
どのくらいのタイムだろう
まあ、まだ序盤だから、そんなには飛ばしていないだろうか。
#64の古畑選手との並走が続いている。







そして何周目だろう。
再び現れた若ちゃんをカメラで追っているとき、手前の方で「ききーっ」という金属の摩擦音が聞こえた。
しかし、カメラを若ちゃんから外すわけにはいかない。
通り過ぎた後にコースを見ると、ゼッケン5番の選手が転倒していた。
シケインとは言え、転倒したときのダメージはそれなりにあるだろう。
大丈夫だろうか。
イエローフラッグが振られ、しばらくの間は痛そうにしていたが、立ち上がってバイクを押してコース脇にどかし始めた。
とりあえずは無事なようだ。
どの選手も怪我の無いように頑張ってもらいたいものだ。



転倒し呆然としている#5 木村選手
#5 木村選手は、前節のSUGOで予選4位の健闘だった




今回のツッチーさんは、前回の菅生に続き、Team Canonとして2回目のレース。
EOS30D+EF100-400mm L ISの装備で臨んでいる。
先ほどまでピットからの中継をお願いしていたので、移動距離が少なくてすむヘアピンコーナーにやってきた。
國川さんと青雷さんも、この場所から応援&観戦を行っていた。
コースまではやや距離が離れているが、ヘアピンコーナーに入ってくるところから、ダンロップコーナーに向かうところまで、長く見ていることができるのだ。


(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)


ここでも、はじめのうちは#64古畑選手との競り合いだ。
アタリマエだけど。
予選の序盤では、各コーナーでのタイヤのグリップを確認しながら、丁寧に走行しているようだ。
タイムアタックに入るのは、何週目なんだろう。




(写真:Tsuchy-san)





#38 ゼブラ斉藤選手 いや、正しくはBULLDOG斉藤さん



#6 医王田選手 (PCを変えたので、また単語登録しました)


今日のエリア第4戦のST600は、FISCO選手権との混走となっているため、出走台数は比較的多い。
前回の菅生のときの「赤い腕章」のような、エリアの選手とFISCOの選手を見分ける目印がないため、どちらがどっちか分からない。
そんな中で、ひときわ目立つのが、やはり「ゼブラ斉藤さん」
NKYくんのお知り合いということでなくても、思わず目を(カメラを)向けたくなるものがあります。
それ以外の選手は、はっきり言って良く分からない・・ (^^ゞ
確実に分かるのはTRICK☆STARの二人ぐらいだ。
適当に当たりをつけて撮ってみたが、ネタ的に使い道がなく・・・
その点、「何故、この人を撮ってたのですか?」というぐらい、うさ公さんの勘の鋭さは、動物的なものがある。
まさに、尋常ではない勘の鋭さ。
尋常でないのは、酒の飲み方だけではないのだ。

#19 中島選手




その間、若ちゃんは順調に周回を重ねている。










昨日は大雨で、ドライコンディションでの練習ができていない。
一方、今朝は快晴だが、日陰など、ところどころに濡れた箇所が残っているようだ。
コースコンディションがかなり難しいだろうか。
まあ、若ちゃんにとって得意の富士SWである。
今日はレコードタイムを狙っていくという力強い発言も出ていたことだし、きっとぶっちぎって行ってくれることだろう。
わくわく興奮しながら、周回を見守っていた。




To be continued

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