page 1 2 3 4 5 6 7


6 第4戦 富士スピードウェイ   〜 決勝-3 〜



2位でダンロップ・コーナーを通過



ダンロップコーナーでも、1位と2位の位置関係は変わらない。
位置関係は変わらないが、まさに僅差であり、トップ争いは熾烈を極めている。
まさにテール・トゥ・ノーズのバトルが繰り広げられているのだ。
こんなシーンを見ていると、ふと、去年の富士SWの、若ちゃんと青雷さんとのバトルを思い出す。
コーナーごとに順位が変わるような大激戦。
勝負を決めたのは最終コーナーだった。
最終コーナーの立ち上がり。
そしてコントロールラインまでの、最後の直線で勝負が決まるのだ。
次にここに現れるときは、勝負がついた後ということになる。



最終コーナーの勝負に望みをつなぐ




決勝レースが終わった。
ウィニングラップで最初に帰ってきたのは、#19の中島選手だった・・・
若ちゃんの姿は見えない。



ようやく、ゼッケン74番の姿が見えてきた。
やはり、悔しいのだろう。うつむき加減のままで、コースをゆっくりと走っていく。
僕らから見れば、「いいレースでした」と心から思うが、勝ちにこだわる若ちゃんには
不満が残ったとしても当然なのだろう。






(写真:Tsuchy-san)


(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)

(写真:Marizoh-san)


ウィニングランを終えてピットレーンに帰ってくる若ちゃんをみんなで待っていた。
お疲れさまでしたー!
続いて表彰式。
チームの皆さん、ヘアピンコーナーからもどってきたツッチーさん、ピットサイドにいたまりぞーさんは、表彰台に上った若ちゃんの晴れ姿を見守っていた。




(写真:Marizoh-san)

決勝レースの結果は、堂々の第2位。
パチパチパチ。
レベルの高いエリア選手権で、17ポイント獲得!
1位の#19中島選手との差は、わずかに0.035秒差。
時速200km/hとして、約2メートルの差でしかない。
青雷さん曰く、
「レース前にトイレに行って、あと少し体が軽かったら勝ってたな」
というぐらいの僅差なのだ。
スゴイことだ。





しかし、若ちゃんにとっては、これほど悔しいレースはなかったのだろう。
珍しく、レースが終わった後、ちょっと荒れていた。
「『惜しかったね』も言い飽きたでしょ。『いい加減、次は勝てよ』と言ってください。」
惜しくても、惜しくなくても2位は2位。
1位にこだわる若ちゃんに、中途半端な慰めは要らないってこと。
もちろん、僕らはそんなつもりじゃないし、悔しい結果をバネにして次につなげて来たことを知っている。
エリア選手権のシリーズはまだ序盤。
ここで着実なポイントを上げておくことが大切なこと。
表彰台の真中は、とりあえずお預けだ。





今回のポジションは2位だったが、またしてもすごいことがあった。
決勝の9周目。午前中に出したレコード・タイムを自ら更新したのだ。
1分47秒707。ついに47秒台に突入だ。
やはり富士SWは得意コースなのだろう。あと2回ある富士SWでの戦いが楽しみだ。






おまけ ゼッケン38番 ゼブラ斉藤選手




ゼブラ斉藤選手。
決勝レースもゼブラで登場!アタリマエだが。
しかし、午前の予選とは違うところがあるのだ!
BBSを見ていた人はお気づきのことだろうが、さてどこでしょう?
ヒントはこちら







立ち飲み選手権の観戦記もあるのだろうか?


The end of the story

page 1 2 3 4 5 6 7





Copyright © 2006 H.Kawada All Rights Reserved