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1 2006 東日本チャレンジカップ 第2戦  〜 車検場にて 〜



4月の筑波はちょっと寒い。
余裕をもって出かけてきたので結構早く着いたのだが、早朝だとなおさら肌寒い。
東京ではかなり桜が散ってしまっているが、このあたりは気温が低いためか、まだ桜が咲いている。
今のところ、幸男パパさんとまりぞーさんとT-FLATの3名のみ。
車検は8:00からの予定。まだ時間がある。
もうちょっとブラブラしてようかな、と思ったらツッチーさんが現れた。
前節のツインリンク茂木でも、ツッチーさん、幸男パパさん、T-FLATはほぼ同時刻に到着した。
時間を合わせたわけではないのに、これってすごくね?


(写真:Yukiopapa-san)




(写真:Yukiopapa-san)


#18高杉奈緒子選手と#2小菅選手

(写真:Yukiopapa-san)

昨年の4月の筑波では、車検待ちの選手で行列ができていた。
今年の東日本チャレンジカップは、それほどの台数ではない。
とはいっても、他のクラスに比べると激戦であることに変りはない。
有力なライバルとなる選手もここに並んでいる。
そして、筑波サーキットは、いずれは世界にはばたいていくジュニア選手の登竜門でもある。
先ごろ行われた全日本ロードレース選手権の第1戦(於ツインリンク茂木)で、GP125クラスの優勝者となった中上選手(14歳)も筑波サーキット出身だ。
今日も、12歳の選手がS80クラスの決勝のためにここにきている。


(写真:Yukiopapa-san)

山田 誓己(せな)選手 12歳
英才教育の名の下に、大人の身勝手で無理やりレースをさせているのだとしたら、それでいいのか?という気もするが、本人も楽しんでやっているようだ。
周りの期待に押しつぶされることなく、また、周りからのチヤホヤに驕ることなく、トップライダーに育ってほしいものだ。


右の写真の選手。
山田選手と同じS80クラスに出場している島田選手
可愛いイラストのつなぎを着て、可愛い自転車に乗っているが、40歳。
歳の差は28もある。
ティーンズライダーには頑張ってほしいが、こういう世代にも頑張ってもらわないと。
これからの日本は高齢化社会を迎えるからね・・・


(写真:Yukiopapa-san)







8時になったのに、若ちゃんたちがいない。
どうしたんだろう・・・
と思ったら、若ちゃんたちが現れた。
ついついせっかちになってしまっていたようだ。
いつものように、爽やかな笑顔でやってきた。
今日は第1コーナーの外側にある5番ガレージを使用しているとのこと。
連絡通路を通ってウォーミングアップ上の横の坂道を登ってきた。



サーキットの朝は忙しい。
74番のマシンを押してきたTakaさんは、足を止めることなく、すぐさま車検場へと向かった。
若ちゃんや、Yuki-chanも慌しく・・・
・・・
・・・
・・・あれ?
サービス精神旺盛なのである。
忙しいところをお邪魔してスイマセン。
いつもお気遣いありがとうございます。


(写真:Yukiopapa-san)


Yay!

(写真:Tsuchy-san)
← こんな風に撮っています

(写真:Yukiopapa-san)



もうすぐ順番だ

(写真:Tsuchy-san)
えーと、必要書類は確かココに


少し太陽が高くなってきた。
風が強いため肌寒さは残っているが、ここは日なたであるため、背中がぽかぽかしてくる。
開幕戦が行われた3月はまだけっこう寒かったし、今年は少なかったとは言えスギ花粉が真っ最中だったが、今のこの時期はちょうどいい季節だ。
やっぱり春はいいなあ。
う〜んっ!
大きく伸びをしながら、すっかりくつろいで、車検が始まるのを待っていた。
あ、ノンビリくつろいで、といっても、観戦記の作成のために、ちゃんと取材・撮影は行っています。
え?こころなしか、T-FLATの写真が少ない?
まあ、撮影隊が3人いて、役割分担されているのだから
いいじゃないですか。
どうも筑波は家に帰ってきたような安心感があって、くつろいでしまうのである。
ホームコースと言うのは、サポーターにとっても、やはりいいものだということが実感される。



ちゃんと取材を行っているT-FLAT

(写真:Yukiopapa-san)



(写真:Tsuchy-san)

若ちゃんたちの車検が始まった。さっそくツッチーさんが撮影開始。
しかし、車検場はどこのサーキットでも原則として撮影禁止のはずだ。
予想通り怒られた。へへっ。
いや、ふざけてちゃいかんな。規則はちゃんと守りましょうね。



(写真:Tsuchy-san)

車検が無事に終わって、Takaさんと74番のマシンが出てきた。
このあとはウォーミングアップ場に行って、音量測定が行われる。
チャレンジST600クラスの車検の時間は8:00〜8:15。
同じく、音量測定の時間は8:05〜8:20。
短い時間ではあるが、手馴れたものであるため、サクサクと手際よく全てが行われていく。
ダラダラした無駄な時間がない。
レース観戦にきて、早朝から場合によっては夕方までいることもあるわけだが、一日いても飽きることがない。
それは、このようにテンポよくスケジュールがこなされてくためでもあるのだろう。


速やかに場所移動

(写真:Tsuchy-san)
「先に行ってて」

(写真:Yukiopapa-san)


音量チェック中



チェック終了。パドックに向かう。






YY
(写真:Yukiopapa-san)



(写真:Yukiopapa-san)

今日のガレージは第1コーナーの外側の5番ガレージである。
車検終了後、5番ガレージには戻らず、Aパドック(メインストレートの内側)に移動し、手早くタイヤウォーマーをかけていく。
さあ、準備完了。一連の作業が全て終了した。
現在の時刻は8:25AM。
9:05AMからの公式予選まで、少しだけゆとりの時間となる。


準備完了
ツッチーさんのワンポイントレッスン



これがタイヤウォーマーです

撮影隊の方も、戦闘配置に着くにはまだ早過ぎるため、バイクの近くで待っていた。
この時間を利用して、半年振りのレース観戦となるまりぞーさんに、ツッチーさんからバイクに関する講義が行われた。
「ふんふん。なるほど。」
このような観戦記を書いておきながら、バイクに関してはまったくの素人であるT-FLATも、一緒に講義を聴いておけばよかったかな。




若ちゃんはレーシングスーツに着替えるため、ガレージへと戻っていった。
もうすぐレースが始まるんだな。
ゆとりの時間から、少しずつ緊張の時間に変わっていく。
レース開始前の、このドキドキ感。
何回来ても変わらないものだ。
そうこうしているうちに、着替えが終わった若ちゃんが現れた。
今日も頑張ってくださいね。
さあ、撮影隊も移動開始だ。



まもなく予選開始




To be continued

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