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5 2006 東日本チャレンジカップ 第2戦  〜 決勝-1 〜



11時になったので、13:20からの決勝に備えて早めの昼食をとりに行った。
ランチの場所は、もちろんいつもの・・・
えーと、なんだっけ。
何度も行っているのに、いまだに店の名前を覚えていない。
まあ、場所がわかればいいのだ。
そして、ボリューム満点の昼食をとって、お腹一杯になったところでサーキットに戻ることとした。
すると、白いミニカが駐車場に入ってきた。
車の中には見覚えのある人が乗っている。

乾杯!(ノンアルコールです)

(写真:Yukiopapa-san)
車を降りてビックリ


あ!青雷さんだ!
青雷さんとミニカの組み合わせが、ちょい微妙。
ミニカの排気量は約650ccで、ST600クラスのバイクと
さほど変らないが、馬力は半分以下。
サーキットでは早いが、公道では意外と安全運転?
今日はTRICK☆STARの若手の応援と、若ちゃんへの激励ということで来られたようだ。
ライダー仲間の友情が、とってもいい感じ。
でも、車を降りた瞬間カメラに取り囲まれて、ちょっと驚いたかな。
「出待ち」をされる芸能人のような光景でした。


時刻は正午ちょっとすぎ。太陽がほぼ真上にある。
少し風があるため肌寒さはあるが、かなり暖かくなってきた。
満腹になったおなかをさすりながら、いったんガレージに向かった。
決勝は13:20からであるため、今はまだくつろぎタイム。
若ちゃんも、まだレーシングスーツに着替えていない。
みんなで他愛のない雑談をしながら、決勝前のひと時を和やかに過ごした。
ひとたびレースが始まれば、人並みはずれた集中力で勝負を行う。
しかし、休憩時間は、思いっきりくつろぐ。
ONとOFF
この切り替えも大切なことなのだ。
いつもOFFでONの時間帯がまずめったにないT-FLATは、このとき少し反省するのだが、
OFFだったので覚えていられないんだ。

幸男パパさんとT-FLATで若ちゃんを挟み撃ち

(写真:Yukiopapa-san)





(写真:Yukiopapa-san)





まだ時間には早いが、今日のガレージはいつもとは違ってちょっと遠いので、早めにバイクの移動を開始した。
当然、撮影隊も追っかけ開始。
カメラマン3人がついて回る、ちょっと異様な光景?
まあ、ポールシッターだから、これぐらいの取材陣がいてもおかしくはないだろう。
むしろ、僕らが、予選トップの若松選手の知り合いでーす、という優越感に浸っていたりするのだが。


12時45分になると、スタート前チェックが始まる。合格シールを貼ってもらい、ひとまず準備完了。
この間、若ちゃんはレーシングスーツに着替えるため、ガレージへと帰っていった。


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Tsuchy-san)



ニッコリ笑って、ハイポーズ!

(写真:Taka-san)
レーシングスーツで登場

(写真:Yukiopapa-san)


一足先に行ってます

(写真:Tsuchy-san)

ツッチー隊長がちゃっかりと記念写真なんか撮ってもらっている間に、着替えが終わった若ちゃんが戻ってきた。
他の選手たちも続々と集まってきた。
そろそろ決勝の時間が近づいてきたということを感じさせ、相変わらず緊張してしまう。
しかし、ボーっとしてはいられない。決勝の撮影場所に向かわなくては。
決勝レースにおける撮影隊の配置は、基本的には予選のときと同じ配置だ。
これは、予選終了後のドライバーズ・サロンですでに打ち合わせ済み。
予選でピットレポートがなかったことの反省を踏まえ、幸男パパさんに、決勝スタート前のグリッドの状況をレポートしてもらうこととした。
T-FLATは第1コーナーの出口付近へ。
予選のときは先客がいたためダンロップコーナーに向かったが、決勝ではスタート直後の1コーナーを押さえておきたい。
場所取りも兼ねて、早めに移動しなくてはならない。
お先に失礼します。





心静かに精神統一

(写真:Yukiopapa-san)



(写真:Yukiopapa-san)


Yuki-chanの微妙なカメラ目線

(写真:Yukiopapa-san)




(写真:Tsuchy-san)

決勝のスタートまで、あと30分を切った。
少しずつ集中力を高めていき、決勝に備えているようにみえる。
この時間、近づきがたい雰囲気になってくる。
そんな中、撮影隊は偶然色々なものを写したりしている。
上の写真に写っている白髪交じりの男性(赤い丸の中)は、
バイク雑誌「RIDING SPORT」の青木編集長
レーシングスーツの背中には

あっ!青木だ!

と書いてあるらしい。
十分有名なんだから、そこまで宣伝しなくても・・・

待機所に並んでいる間に、青雷さんも激励に来られた。
この日の1週間前の4月1〜2日は、全日本ロードレース選手権の開幕戦(ツインリンク茂木)だった。
青雷さんは予選を25位で通過し、日曜日の決勝に進出。
全18周で行われた決勝では、オープニングラップで22位に順位を上げ、その後いったん順位を下げるが再び巻き返し、16周終了時には21位となっていた。
そして17周目で前の2台を抜いてさらに順位を上げたところ・・・
90度コーナーで無念の転倒リタイア。
幸い怪我はなかったようで、みんなホッとしてました。
5月の筑波での全日本ではポイントゲットを期待しています。


(写真:Tsuchy-san)




時刻は13:00を少し過ぎたところ。
待機所に並んでいたマシンが移動を開始した。
それぞれのライダーもピットレーンに向かっていく。
レース開始前でまだ多少のゆとりが残っていたが、いっせいにピリピリした雰囲気に変わる。
撮影隊の緊張感も、いやがおうにも高まるというものだ。
ツッチーさんはMCコーナーのスタンドが持ち場であり、パドックからは遠い場所であるため、あとは幸男パパさんに任せて移動していった。

右の写真でTakaさんの斜め後ろに移っているライダー(黄色と紫のレーシングスーツ)が、#18高杉選手です。
チェック、ちぇっく!


(写真:Yukiopapa-san)


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)

ピットレーンに並び、そこからコースを一周回ってグリッドに並んだ。
フロントローの一番左。ポールポジションだ。
TakaさんとYuki-chanが待っており、手早くタイヤウォーマーをかぶせた。
準備万端で決勝スタートのときを待った。


(写真:Yukiopapa-san)





(写真:Yukiopapa-san)


決勝スタートまで約7分。
レースクイーンがエンジンストップのボードを掲げている。
そういえば、筑波サーキットの魅力は、こうやってレースクイーンが登場するところにもある。
富士SWでは見たことないし、ツインリンク茂木には「もてぎエンジェル」なるものが存在するらしいがお目にかかったことがない。
やはりサーキットが華やぐことはいいことだ。
2006年度のRQは泉 朱稀さんと南 香織さんらしい。
ということを紹介する(ためだけではないが)パンフレットが用意されているところも、筑波サーキットの親切なところだ。
本当にレースを愛してるんだなあと思うし、レースを見に来る人たちを大切にする心が感じられる。
さすがだぞ!筑波サーキット。我らがホームコース!
しかもRQのウェアが去年とデザインが違うようだ。
世の男性ども!筑波サーキットに応援に駆けつけろっ!
ふー。つい興奮してしまった。

そして選手紹介が始まった。
我らが若ちゃん、ポールポジションなので、一番最初に名前が呼ばれるのだ。
「ゼッケン74番 SP忠男レーシング&YSP三鷹 若松 宏選手!」
アナウンスがかかると、拍手が起こる。
そしてスタンドから、いつものように

の声。(さすがに僕のところまでは聞こえていないが)
人気のない第1コーナー出口カメラを構えて待つ僕も、精一杯の拍手を送った。


(写真:Yukiopapa-san)


そしてまた少し時間があるので、記念写真を撮ったりするのだが、今日は同じSP忠男レーシングの國川さんも来ていた。
前週に、青雷さんと同様、全日本に参戦予定だったが、怪我のために出場できなかった。
左手の包帯が痛々しいが、5月の筑波には間に合いそうだとのこと。ひどい怪我ではなくてよかったです。


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)





(^^ゞ

(写真:Yukiopapa-san)


(写真:Yukiopapa-san)


観戦記史上最大サイズのRQ写真

(写真:Yukiopapa-san)

スタートまで約3分。いよいよ決戦のときが近づいてきた。
手早くタイヤウォーマーを外し、スタートのときを待つ。
スタンドも取り外されて、あとはウォーミングアップランを待つばかりだ。
・・・と思ったら、2番グリッドの#5川原選手がやってきて、なにやらヒソヒソ話をしている。
もうあと1分だというのに、何の話をしてるんだろう?
Yuki-chanの表情から、なにか面白そうな話をしていることは分かるのだが。
決勝直前であっても、冗談を言い合える関係って、とてもいいよね。
筑波出身の同世代のライバルは、ひとたびレースが始まれば真剣勝負となるわけだが、その真剣勝負を楽しみながら走っているのだろう。

スタートまで1分となった。

何を話しているの?

(写真:Yukiopapa-san)




(写真:Yukiopapa-san)

ピットクルーが全員コースから退場した。
オフィシャルがイエローフラッグでコントロールしながら、順次ウォーミングアップランに出て行った。
そしてあらためてスターティンググリッドに並んだ。


(写真:T-FLAT)


まもなく決勝スタート

(写真:Yukiopapa-san)



To be continued

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