2004 筑波ロードレース選手権 シリーズ第6戦

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2004年の筑波ロードレース 選手権シリーズもついに最終戦。

僕らが応援する天才ライダー「若ちゃん」こと若松選手は、現在のところランキングトップ。

余程のことがなければ、このままトップを守り続けてシリーズを終えることができるハズ。

しかしながら、何が起こるか分からないレースでは、一瞬も気を抜くことができないのだ。


YAMAHA YZF R-6
今日はレインタイヤを履いている


そんな大切な最終戦が、もう間もなく始まろうとしている。

若ちゃんやチームの方々もタイヤ交換の作業に追われていた。



管理人が遅刻したため、このときの光景は主にツッチーさんの写真をお借りしています。
なお、管理人により若干トリミング等を行っています。

タイヤを交換しているのだから、ホイールのナットを締めているのは分かるのですよ。

「どうしてハンドルのところも調整しているのですか?」

「ドライとウェットでは、タイヤの硬さが違うでしょ。だから・・・も調整しなくてはいけないんだよ」
(えへへ。覚えきれなかった)

時速200kmで走るマシンである。

ほんのちょっとした設定の違いでも、走りに差がついてしまうのだ。

取り外されたドライ用のスリックタイヤ
勝つためには、いろいろな細かいところにまで気を使わなくてはいけないのだ。

しかし、そんなに長い時間をかけてもいられない。

この急激な天候の変化にもかかわらず、作業はテキパキと進められている。

雨は少し小降りになったものの、降り止む気配はない。



短時間の間に、みんなが力を合わせて作業を進めている。

やや遅れたものの、間もなく予選スタート。

1台、また1台と、ピットレーンにマシンが移動していく。





前回(9月)のレースでは、この92番の選手に最後で抜かされ、4位に終わってしまった。
もちろん、この借りは返すぜいっ。





「行ってらっしゃーい」 「頑張ってくださーい」

僕らの声援に対して、いつものように、気さくな笑顔で応えてくれました。

この笑顔は自信の現れだね。

いつもよりも、さらにオーラが感じられるんだ。

「今日は絶対に1位で終わるはずだよね」

そんな気持ちが、周りにいる皆で共有した感じがした瞬間だった。

ちなみに・・・

「手書きの方が現実味がある」と前回のレース観戦記で書きました。
でも、いくらなんでも、前回のはひどかったか (^^ゞ

今回のボード 前回


さて、全車がピットレーンに集まった。

いよいよ、予選レース。 タイムアタックが始まるのだ。

「今日は絶対に勝つ!」

そう信じている僕らだけど、やっぱりドキドキがおさまらない。

ふう。 深呼吸して、カメラを構えた。

「よ〜し。若ちゃんの勇姿をしっかり写すぞぉ」

大手町一眼レフ友の会 会員も、それぞれの愛機を手に、

サーキットにレンズを向けるのでした。



つづく・・・

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次回更新は11月5日の予定です。


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