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小雨が降り続く中、予選のレースが始まった。
今回、レースの模様を伝えるため、「大手町一眼レフ友の会」会員の中から、 筑波ロードレース選手権 若松選手応援プロジェクト レース撮影スペシャルユニット
が編成されている。 NIKON D70デビューの「ツッチーさん」をユニットリーダーとし、最近は酒だけではなくNIKON D70にも溺れる「うさ公さん」、CANON 20Dデビューの管理人の3名からなるユニットである。 他のユニットについて紹介すると、すし屋の勘八ユニットとか、焼肉金太郎ユニットとか・・・メンバー全部一緒やん! |
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まずはパドックの上から撮影に臨む。 デジカメは撮影枚数を気にせずシャッターを押せるのがメリットなので、とにかく連写を試みる。 |
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「Fastest Lapは、現在のところ、1分09秒・・・」 コントロールタワーからの実況が聞こえる。 |
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9月12日に行われた第5戦では、晴天のドライコンディションであったため、1分01秒〜02秒のラップタイムが刻まれていた。 |
ピントが甘いかな | |||||||
さすがにこの雨では、各選手ともスピードを抑えざるを得ない。 それなのに・・・ 望遠レンズを装着したカメラを覗き込んでいる「筑波ロードレース選手権 若松選手応援プロジェクト レース撮影スペシャルユニット」のメンバー。
「さぁ〜て、頑張っていきまし・・・」 ひゅぅ〜うん♪ (長いので、以下「撮影隊」と言います。)←そこまで略すかっ! え〜っと、何だっけ。あ、そうそう。 必死で若ちゃんの姿を追いかける撮影隊。 |
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またピンボケだ・・・ しかし、それには訳がある。解説しよう。 レリーズラグ(レリーズボタンを押してから実際にシャッター幕が走り始めるまでの時間差)が、EOS20Dで60ms(ミリセコンド=1/1,000秒;60msは0.06秒ということね。)となっています。 仮に、シャッターを押す瞬間まで「ドンピシャ」にフォーカスがあっていたとしても、実際に写るときは、3メートルも違うところにいるのだから、ピンぼけにもなろうというものです。 |
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解説もいいけど、分かってんなら何か対策しろよ。っていうか、上の写真はほぼ等距離を走ってるけど・・・(^^ゞ
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今度は場所を変えて、第1ヘアピン前のスタンドに陣取る。 ふむ?フェンスが邪魔だぞ。あれー?前回どこから撮ったんだろう。 遅刻して到着したものだから、撮影スポットの下見が出来ていない。あぁ、大失敗。 そうこうしている間にも、1分ごとに若ちゃんが通過していく。 撮影隊も、気を取り直してカメラを構える。 |
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相変わらず雨が降り続き、路面はスリッピーだ。 いくらウェット用のグリップの効くタイヤを履いているとは言え、何故こんなスピードでカーブに入れるのだ。
「このスピードならタイヤが路面を掴んでいられる」 そういうことが、体で覚えられているのだろうか。 |
「若松選手が1分06秒台を出しました」 おおおぉっ!確か、他の選手は09秒台って言ってたよな。ダントツじゃん。 あれ?電光掲示板はまだ3位だ。他の選手もタイムを上げてきてるのかな。 その後も、何回かのタイムアタック。でも、電光掲示板の順位は変わらず3位。 |
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バックストレートを疾走する若ちゃんを追っていると、そのままピットロードに入っていった。 マシントラブル?前回の情景が、ちらっと頭に浮かぶ。 ううん。変なことは考えないぞ。 あまり無理しないで、着実にポイントを獲得する戦略だよ、きっと。 |
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ピットロードに向かう若ちゃんのマシン |
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再びコースに現れた若ちゃんは、ゆったりと周回するだけだった。
コントロールタワーの電光掲示を不思議そうに眺めながら・・・
つづく・・・
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予告を守れなくてごめんなさい。次回更新は11月8日かも・・・
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