2004 筑波ロードレース選手権 シリーズ第6戦 お昼休み

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予選が終わり、撮影隊も濡れた機材を拭くために、食堂(?)に入った。(←「ドライバーズサロン」と言うらしい)

ドライバーズサロンにて

3人ともデジカメなので、成果をすぐに確認することができる。

「すごい、ピンぼけ」「これ、何を写したんだろう?」「誰?このバイク」

いやあ、惨憺たる結果だ。あっはっはっは・・・

笑ってる場合かっ!

いやあ、ホント、撮影隊が3人でよかったなあ、とつくづく思うのである。

みんなで助け合って、HPを作りましょうね。(と甘えてみる) 



現在、11:30。決勝レースは14:50からなので、時間はかなりある。

「若ちゃんの所に行ってみようか」 「行きましょう、行きましょう」

チームの皆さんが待機しているのはダンロップコーナー近くのBパドック。

と言っても、良く場所が分からなかったので、途中まで若ちゃんが迎えに来てくれました。

つっちーさん 「え〜と、予選は3位だったの?」

若ちゃん 「たぶん、トップだと思いますよ。電光掲示が変わらないので変だなあと思っていたのですが」

それで電光掲示板を気にしていたわけね。

正式な発表が出るまで分からないが、おそらく予選トップ通過。つまり、ポールポジション! さすが!!

若ちゃん 「フロントの設定が完全じゃなくて、雨のスローペースでなかったらマズカッタかも」


はっはぁ〜

雨のほうがテクニック勝負になるから、かえって若ちゃんに有利になると言うことか。

ますます、スゴイ。





上の写真はこんな感じで撮っています



コーヒーを飲んでほっと一息。
女性同士で溶け込んでいる。

溶け込むと言えば・・・あれ? 露天商さんは?

前回のレース観戦で、すっかりチームに溶け込んでいた。

しかも、今日の寒さを1ヶ月以上前に予見していたのだ。

と、話しながらテクテク歩き、Bパドックに到着。

コーヒーをご馳走になってしまいました。

冷え切った体に、「あ〜、暖まるぅー」

すいません。気を使ってもらって。。

と、遠慮するような撮影隊ではない。

どっかり座り込んで話し込み。

椅子はオイル缶を加工して作ったもの



本来であれば、ここに「おでん」や「あんまん・肉まん」を並べて屋台を開くはずだった。

残念ながら、今日は体調不良により来ることができなかったようだ。

しかし、露天商さんはツッチーさんに大事な予言を託していたのだ・・・



ズバリ言うわよ!


「若ちゃん、あなた必ず優勝することになってるの。何も心配ないわ。」



露天商さんには、すべてお見通しだったようだ。(本当の話です)

謎の露天商、改め、謎の予言士さんと呼ぶべきかもしれない。



一息ついた撮影隊は、早速、本来の任務遂行に取り掛かる。

はっきり言って、変です。この人たち。↑



バイク好きは、カメラも好きらしい。

みんな一眼レフにすごく関心が高いみたい。

ツッチーリーダーの指導のもと、撮影会が始まるのでした。

Takaさん撮影の写真もあるよ↓


KEI-chan さん、です。 YUKI さん


Taka さん、こんなに見られちゃ、食べにくいですよね。


若ちゃん です。



さて、撮影隊も昼食へ。サーキットの近くのいつものレストランで腹ごしらえ。

お腹一杯食べた後、再び、サーキットに帰ってきた。

なかなか、雨がやまない。このまま決勝まで降り続くのかなあ。

「雨のおかげでトップが取れた」

と、若ちゃんは言っていたけれど、雨で濡れた路面は、そうは言っても危険だ。

恨めしく空を見上げてしまう。

しかし、雨の日には雨の日ならではの光景があり、それを発掘するのも撮影隊の任務であったりする。

鋭い洞察力が求められるが、この点、ユニットメンバーのうち、うさ公さんが最も酒に眼がない。(※)

・・・じゃなかった、最も先に眼が利く。。
(ごめんなさい。荒川に沈めないでぇ〜)

こんな雨でも、小さい子供たちが来ているんだね。

お父さんを応援しているのかな。

親しい人を応援しながら見るレースって、違うよね。

応援する側まで、こんなに興奮したり、心配したり、緊張したり、喜んだり。

僕ら撮影隊もチームの一員なんだ、って勝手に思ってるだけなんだけどね。
運ばれてるチビちゃん。↑

家族連れが少ない中、こんな可愛い傘を発見↓



そろそろ準備を始める時間だ。

ワンボックスカーに乗り込み着替えをする若ちゃん。

「さすがの私でも『生着替えを激写!』はできないわ」(by うさ公さん)

ということで、おとなしく待ちました。

いや、おとなしかったかどうかは分からないが。

着替えを終えて出てきた若ちゃん。


着替える前の若ちゃんの抜け殻



           ぶるっ。ちょっと寒いな。




もうすぐ出陣と言う緊張感が少しずつ高まってくる。

一人の青年が勝負の鬼に変わっていく瞬間だ。








あれ?

こんなところに「流し撮り養成ギブス」が・・・?(第5戦観戦記を参照)

「これ、スペアですか?」

「あ、忘れてました」



・・・くすくす

若ちゃんだって普通の人なんだよね。

緊張のあまり忘れてしまったのかと思った。

でも、そうでもないようだ。



改めて着替える若ちゃん

休憩時間は、ごく自然体に過ごしている。

ただそれだけのこと。

ONOFFの切替を、しっかりとできるところがすごいのだ。



いよいよ、移動開始。

道すがら、KEI-chanさんが、マル秘撮影スポットを伝授してくれた。

そこは第1コーナーの出口付近。

眺めがいいことに加え、フェンスの一部が切り取られており、ちょうど、レンズの顔を出せるようになっている。

人が通れないように遮られているが、回り込めば向こうに行くことはできる。

報道の人のために、用意されているのだろうか。

それにしても、さすがにコースのことを熟知しているなあ、と関心しました。


ココです。傘をさしているのがツッチーさん。
実際には、決勝レースが始まってから移動したのですが。


みんなでピットに戻ってきたけど、まだ少し時間があるので撮影隊は素振りをしながらWarming up

ツッチーリーダー、流し撮り快調です

雨は降り続いているので、傘を持ちながらカメラを構える。

当然、動きにくい。

少しぐらい濡れるのは、もう受入れやむ無しだ。

そこに、うさ公さんが取り出したのはビニール袋。

おぉー、そうか。

シャワーキャップをレインカバーに代用することはよくある。

ビニール袋に穴をあければ、同じように雨を防げる。

これに輪ゴムがあれば完璧だったかも。

なんとなく、小学校の工作気分。

これはこれで楽しかったりして。
一心不乱な人々(コメント;うさ公さん)

「なんて用意がいいんでしょう」 by うさ公さん
↑自分で言っちゃあいけやせんぜ



それぞれが、それぞれの準備を完了した。

決勝スタートはもうすぐだ。


(※) 「うさ公さんは酒好きか」に関する考察 

うさ公さんの場合は正確にはア○中ではない。つまり、「酒好き」ではなく「ビール好き」なのである。
したがって、学術的には麦芽選好科に属し、この種族の傾向として、人の名前を思い出せないなどの特徴がある。

出所:全国酒におぼれる生物の分布状況研究報告「全日本酒類耽溺研究会」著
"Fundamental analysis on compulsive drinker and its relationship with shooting pictures using single-lens reflex digital cameras "


▽ ビール中に詳しい、三鷹市立アルコール検出センター 本橋店長の話

 「一般的にア○中はビール以外の酒類で欲求を満たすことが多いが、ビール中も必ずしもビールしか飲めない訳ではない。
詳しく調べないと何とも言えないが、突然変異による新種のビール虫としたら、歴史的な大発見だ。しかし、最後まで
あのペースの飲みについていくのは大変なので、調査は無理だ。」


あぁ、また書いちゃった。しかも、こっそり付け加えちゃった。
この連載が続かなくなっているときは、誰か荒川の底か筑波の山中で僕を探してください・・・


つづく・・・

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ギリギリ予告どおり。ふう。 次回はちょっとボリュームがあるので、11月12日の深夜の更新だと思います。


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