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2 2008 東日本チャレンジカップ 第9戦  〜 予選 〜



予選レース開始

午前8:25に、予選レースが始まった。
ピットレーンから、旗を合図に2台ずつスタートしていく。
「大手町一眼レフ友の会 西新橋支部」のYukiopapaさんが見守る中、若ちゃんのスタートの順番が来た。
旗が振られ、赤い74番のマシンがゆっくりと動き出し、コースへと向かっていった。
これから15分間のタイムアタックが始まる。



(写真:Yukiopapa-san)


一方、ダンロップコーナーに向かったまりぞーさんとT-FLATは、まだ目的地にたどり着いていない。
そうこうしているうちに、排気音が高まるのを聞いた。
まずい!
予選が始まってしまった。
小走りに移動しながら、目的地へ。
しかし、残念なことに、人間よりもバイクの方が早くて、どんどん爆音が近づいてくる。
あー、もう間に合わない。
思いっきりフェンスがかぶっているが、しかたがない。
ここで撮影開始だ。



オートフォーカスで狙うと、フェンスにピントを合わせようとして、カメラが迷いに迷う。
しかも、レース観戦が久しぶりなので、若ちゃんを見つけるのも一苦労というありさま。
「あれれ〜」
と言っているうちに、あっという間に通り過ぎていった。

富士SWでは、1周が1分50秒ぐらいだから、その間に移動できるところまで移動しよう。
再び小走りに動き出す。
ところが、以前よく立っていた撮影場所には、10月のF1に向けて、鉄パイプを組み立てた仮設スタンドが出来上がっている。
しかも、スタンドの中に入れないように、ご丁寧に網をかけている。
確かに、いい観戦スポットだったもんなあ。
そりゃスタンドを作りもするよなあ。
しかし、邪魔だ。
結局、ここでもフェンスがかぶるではないか。
2周ほどねばってみるが、やっぱりフェンスが鬱陶しい。




フェンスが邪魔をする・・・



コースからは距離が離れるけれど、フェンスの上に出られるところまで上ってみることにした。
確かに、ここだとフェンスはかぶらないが、あまりにもコースまでの距離が遠すぎるのだ。
こうなると、400mm程度の焦点距離では十分にひきつけることができない。
ここにいる方が良いのか、別の場所を探す方がいいのか。
たった15分の予選なので、7週ぐらいしかチャンスがない。
もたもたしているうちに、半分以上が終わってしまったようだ。




文字を留めているゴムが、だら〜ん

管理人がもたついている間もレースは進み、ピットクルーの忙しさも絶頂に達す・・・る?
なんとなく、和やかな感じがー。
自作のサインボードも、ボードの裏で文字を留めているゴムが伸びてしまい、うまく表示できない。
2年間のブランクの影響は、やっぱり色々なところに現れているようだ。


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)




一方、T-FLATの方は、まだ撮影ポイントが定まらない。
久しぶりのレースなんだから、もう少し早く移動して、撮影スポットを確認しておけばよかった。
おまけに、レース撮影も久しぶりだから、まともに撮れるかどうか不安なのに・・・
と、後悔しても後の祭り。
無情にも時間だけはどんどん過ぎていく・・・
撮影直後に、カメラの背面液晶で画像を確認すると、小さい画面で見ても手振れがはっきり分かるようなショットばかり。
久しぶりでスローシャッターは無理かなあ。
撮影モードも色々と試している余裕がないし、満足いくような撮影スポットも見つからない。
この場所で撮り続けるか、動くか。
悩んでいる暇もないので、再び坂を下りて、フェンスがかぶるのを受け入れてでも接近戦にすることにした。






(写真:T-FLAT)


左手に見えるスタンドなら良いポジションなのに・・・

(写真:Marizoh-san)


背中に目玉がないのは寂しいので・・・
友の会のロゴに目玉をつけてみた



「一眼」だから片目つぶってみた・・・






フェンスが邪魔だが、やっぱり近いほうがいいや










(写真:Tsuchy-san)

結局、ベストな立ち位置を見出せないまま、JSBの予選は終わってしまった。
ああ・・・反省しきり。
ほとんど写真撮れてないなあ・・・
とぼとぼと帰り道を歩いていくと、まりぞーさんの携帯にツッチーさんから電話があった。
ツッチーさんは、やっぱり遅刻で、予選開始に間に合わなかった。
ただ、最後の2周ぐらいにギリギリ間に合ったらしい。
もっとも、T-FLATも富士以外はよく遅刻していたので、他人のことをいえないのだが・・・
ツッチーさんがベストショットを残してくれていることを期待しながら、ピットへ向かった。




最後のタイムアタックには間に合ったツッチー会長

(写真:Tsuchy-san)




思い出のネッツコーナー

ピットに戻ろうとする帰り道。ネッツコーナーのところに出てきた。
ここは・・・
そう。忘れもしない2年前。
若ちゃんが富士SWで初優勝したときに観戦していた思い出の場所だ。
懐かしいなあ。
あの時は、中島選手と抜きつ抜かれつの大バトルを演じていて、ファイナルラップのダンロップで抜いて、このネッツコーナーではトップで現れたんだっけ。
うまくインをふさいでトップを保ち、最終コーナー、そして最後の直線を駆け抜ける姿を見て大絶叫した、あの場所なのだ。




そんな思い出に浸っていると、JSB1000の次の予選レースが始まっていた。
始まったのは、これまた懐かしいST600クラス。
このクラスには、さっきピット前で会った医王田君が出ている。
今シーズン調子が良くて、8戦目までですでにシリーズチャンピオンを決めているとのことだった。
そして、Takaさんが教えてくれたのだが、丸山選手も今年はST600。
偶然に導かれるようにしてたどり着いたこの場所。
決勝レースの練習の意味もこめて、ここでST600の予選を撮っていこう。


何かすごく、いい流れな感じがしませんか?
とても自然に、まるで偶然出くわしたかのような、運命すら感じさせる展開!
そんな訳で、次回は丸山選手&医王田選手のフォトギャラリーから始まります。



To be continued

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