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6 2008 東日本チャレンジカップ 第9戦  〜 決勝-3 〜



FINAL LAP

何位なんだ?

(写真:Tsuchy-san)



富士スピードウェイでは、一応、実況中継らしきものが行われる。
しかし、これが結構いい加減。
9周目が終わってファイナルラップ。
ホームストレートを抜けて、第1コーナーに差し掛かる。
ここの突込みがパッシングポイントの一つである。
そして、コカ・コーラコーナー、100Rと高速コーナーが続く。
そのあたりの実況で、
「ゼッケン74番の若松選手が・・・」
若ちゃんが・・・どうしたっ?

抜き返すことができるのか・・・

(写真:Tsuchy-san)



再逆転!

遠くから聞こえる実況放送では、
「74番の若松選手が・・・●位だぁっ」
と、肝心なところが良く聞こえなかった。
そして、何か騒いでた。
言い訳がましいが、そのせいで、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまった。
なぜなら、トップ集団を形成していた、#36鍋城選手と#40井上選手がいなくなってしまったからだ。
集団で来るものと思っていたのに、先頭は1台だけで、その後すぐに若ちゃんが現れたのだ。
油断していたよ・・・




あとはチェッカー・フラッグを受けるだけだ





JSB1000の決勝レースは、最後の最後で波乱があった模様。
そのため、最終的な順位は、1位 #39高原選手、2位 #74若松選手、3位 #8佐藤選手となった。
直前まで競り合っていた#36と#40の選手がいなくなっている。
結局、どこで何が起こったのか良く分からないが、両者が絡んで転倒したのだろうか。
もらい事故にあうようなこともなく、無事完走できてホッとしました。
しかも、2位で表彰台確保だし。


(写真:Tsuchy-san)


手を振っている間に通り過ぎていく〜




決勝レースが終わっても、ツッチーさんはヘアピンで、T-FLATはネッツコーナーで待っていた。
ウィニング・ランでゆったりと走る若ちゃんの姿を、撮影するためだ。
すると!
若ちゃんは、それぞれの場所にいる撮影隊を発見し、手を振ってくれた。
まさか、ここにいることが分かるとは思っていなかったので、手を振る若ちゃんの姿を発見して、思わず手を振り返した。
あっ!
カメラ、カメラ。撮影隊の仕事が・・・
でもっ!
返事、返事。せっかく、こちらに気づいてくれたのに。

手を振りながら、写真を撮るなんて器用なことができるわけない。
どちらかに専念すればよかったのに、手を振りそこね、写真も撮りそこね・・・
後でツッチーさんに聞いたら、ツッチーさんも、同じように二兎を追って一兎も得られなかったそうだ。
二人揃って、別々の場所で同じ状態になっていたとは。
まあ、あくまでもプライベート撮影班の、微笑ましいミスだと許してください・・・



お疲れ様でした!

(写真:Yukiopapa-san)

ウィニング・ランを終えて、ピットロードに若ちゃんが帰ってきた。
ヘアピンコーナーとピットは比較的近いので、ツッチーさんはすぐに戻って来れたが、まりぞーさんとT-FLATは、ネッツコーナーから急いで帰っても表彰式には間に合わない。
場内放送で、表彰式の模様を聞きながら徒歩でピットに向かった。

トップ3のマシン

(写真:Yukiopapa-san)


富士SWの表彰台は、筑波などとは違って本格的なもの。
F1グランプリで、アロンソやハミルトンも上る、その同じ表彰台に若ちゃんも上ってカップを授与されていた。
真ん中ではなかったのが残念だけど、2年ぶりのレースでいきなり表彰台。なんてすごい才能を持っているのだろう、とあらためて感心するのだった。
そんな有能なライダーと友達です!と応援できる我々も、すごく誇らしい気分になるのだった。

みくたんは特等席に

(写真:Yukiopapa-san)


応援隊も鼻高々なのです

(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)





(写真:Yukiopapa-san)

表彰式も終わって、再びガレージに帰ってきた。
この頃には、まりぞーさん、T-FLATもガレージに戻っている。
若ちゃんと話をしたら、
「いやー、富士SWでの指定席で終わっちゃいました〜」
と、東日本チャレンジカップでは、ST600の時代から通算して5回目の2位を
笑って話してくれた。

















初めて富士を走った2005年6月は、予選1周目のアクシデントで
記録無しに終わってしまったが、その後は、2005.9.3、2005.10.8、
2006.6.10で2位、2006.9.30に1位、2006.10.28で2位と、
すべて表彰台に上っている。
もちろん目指しているのは優勝だから、2位では満足できないのかも
しれないが、僕らは本当に尊敬の目で見ていた。



暑いのに、撮影隊のためにレーシングスーツを着たままでいてくれました


ちなみに、今回優勝した#39の高原選手は、このレースで20ポイントを獲得して、ノーポイントに終わった#40の井上選手を逆転してシリーズチャンピオンになったようだ。

今日も、悔しい結果だったのかもしれないけど、マシンの状態によってはひょっとしたら出走を見合わせるかも、と聞いていたので、今日の結果は与えられた条件の中では最高の結果だったのではないだろうか。
9周目、10周目の#8の選手とのバトルで、何回か順位を落とす場面もあったが、
「あれは、最終周で抜くのを狙ってたの?」と聞いたら
「狙ってました」
と明るく答えてくれた。
バイクのセッティングなど、詳しいことは素人の僕にはまったく分からないけれど、このときのマシンの状態ではブッチギリというわけには行かなかったので、最善の策を狙って、それをしっかりとやり遂げたということなのだ。


(写真:Yukiopapa-san)




みんなでピース!

大手町一眼レフ友の会も、レース(観戦&撮影)活動から遠ざかっていたが、久しぶりのサーキット、本当に満喫。
最後に、恒例の記念写真。
今シーズンは、今日のレースで最後のとのことだが、来シーズンは、鈴鹿の8時間耐久に出場するかも、とのこと。
スポンサーなど、チーム事情が許せばという条件付ではあるが、実現できればこんなに嬉しいことはない。
その前に、調整を兼ねてレースに出る可能性もあるらしい。
来年のエリア選手権のスケジュールはまだ決まっていないが、たぶん4月に筑波、6月に富士で行われるだろう。
このいずれかには出場するのかな。


(写真:T-FLATをTsuchy-sanの写真から合成)



記念撮影後の油断した表情です


またレースに出られるとき、またみんなで応援に行きます。
そして、鈴鹿8耐に出られたら!
バイクレースで日本最大のお祭り。ぜひ一度この目で見たいものです。
皆さんも、応援、是非よろしくお願いします




観戦記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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