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1 2008 東日本チャレンジカップ 第9戦  〜 パドックにて 〜



時刻は7:19AM

2008年東日本チャレンジカップ第9戦 in富士スピードウェイ!
管理人ことT-FLATが富士スピードウェイに来るのは、2006年の東日本チャレンジカップ第7戦
以来、丸2年ぶりのことだ。
運動会の前日に興奮して眠れない子供のように、レースの前日は、何度もカメラバッグの中身を確認したり、落ち着かない夜を過ごしたのであった。
これで寝坊しては笑えない。
当日は目覚まし時計を2個セットして余裕をもって4:00AM起床。
カメラ関係の荷物を最終チェックし、コーヒーを水筒に入れて、いざ出発。
まりぞーさんを拾って、東名高速へ。
渋滞こそしていないものの、6時前だというのに車が多い。
3連休の初日とあって、高速が混むかもしれないという忠告がYukiopapaさんからあったので、早めに出たのだが、やはり正解だったようだ。
ノンストップで高速道を駆け抜けて、7時少し前に御殿場ICで降りた。

朝のうちはわずかに富士山が見えた

ゲートオープンが7:30とHPに出ていたので、早すぎるかなと思ったが、とりあえず向かったらゲートは開いていた。
そして第2の関門。
パドック駐車場に入るところで止められるかな、以前、止められたしな、と思ったが、そこもスルーパス。
「JSB1000の若松選手の関係者です」と滑らかに言えるよう心の準備をしていたのに拍子抜けだ。
でも、無事に通れてラッキー。
車を停めて、若ちゃん&チームの皆さんを探す。
ピットを探してみるが見当たらない。
ひょっとして、もう車検に行っているかなと思い車検場へ。



車検場の近くをうろうろしてたら、Kei-chan発見。
そして、抱っこしているその子はひょっとして・・・?
前に筑波でお会いしたときは、まだお腹の中にいたはずなのに。
可愛い盛りの2歳半とのことだ。
そして、やっぱり、「今、車検ですよー」ということだった。
車検場を覗き込むと、確かに見覚えのある姿が。
でも、車検場の中は撮影禁止のはず。
下手にカメラを持ってうろつくと、怒られるかもしれないし、若ちゃんたちに迷惑をかけるかもしれない。
ここはおとなしく、終わって出てくるのを待とう。




今日はまずまず天気が良いけれども、雲が多いため富士山は霞んで見える。
山頂付近に雪のない富士山は、なんか普通の山って感じ。
初冠雪はいつ頃なのかな。
などと景色を眺めながら待っていると、車検を終えた若ちゃんたちが、
皆さんおそろいで現れた。
いつもどおりTaka-san、Kei-chan、Yuki-chanに加えて、洋介さんも来られている。
皆さんのお変わりない姿を拝見して、2年のブランクがあることをすっかり忘れてしまった。





11番ピット

(写真:Yukiopapa-san)

今日のピットは11番。
車検場から戻ってきたところで、Yukiopapaさんが到着し合流した。
今日は、同じ職場の方が応援隊として一緒に来られている。





忙しい時間帯です

一方、ツッチー隊長はまだ現れず。
念のため、まりぞーさんが電話してみるが留守電。
こっちに向かっているということかな。
さて、ガレージの中では、久しぶりに見る整備風景。
それよりも、初めて見るJSB1000用のYZF-R1。
デカいっ。
けど、600ccも大きかったよな。
実はそんなに変わらない?
とりあえず、一目で見分ける一番の方法は、ナンバーの色。
我々にとって最も馴染みのあるST600クラスでは、白地に黒い文字のナンバー。
一方、JSB1000は黄色地に黒い文字。
ちょっと違和感あるよなあー


今見ると、黄色地でも違和感ないか・・・


MFJ ロードレース国内競技規則 付則4の8項でナンバープレートに関する規定があり、
「JSB1000クラスは、モーターサイクルのフロントとシートカウルの両サイドまたは、シートカウル上部で数字の上部をライダーの方向に向けるゼッケンナンバーの装着が認められる」(No.8-1)
とされており、色については、同No.8-10で
「ナンバープレートの地色及び数字の色は下記のとおりとする(蛍光色は禁止)」
GP125   黒地に白文字      GP250      緑地に白文字
STクラス   白地に黒文字     JSB1000クラス 黄地に黒文字
と決まっている。
ちなみに、2008年から、上記No.8-1のレギュレーションが変更になっているらしいが、良く分からない・・・
一方、マシンの側面につけるゼッケンナンバーはサポートナンバーといい、これはJSB1000技術仕様(国内競技規則 付則8)のNo.6-6で決められている。
「アンダーカウルの左右両面にサポートナンバーを付けなければならない」、「ナンバーの地色は自由とし、文字の色は黒か白文字とする」
となっており、サイドのゼッケンは馴染みのある白文字の74番だ。

赤い色の車体は懐かしさを感じるカラーリングだ。
ただ、2年前と異なるところは、目玉のマークがないこと。

←ちょっと違う?(作:T-FLAT)

今回はSP忠男チームでの参戦ではないので、目玉マークは使えないらしい。
ヘルメットの目玉は、遠くを走っているときでもすぐに分かる、
まさに
「目じるし」
だったので、これがなくても見つけられるか、ちょっと不安・・・



新しいヘルメットです



ヘルメットは新調して目玉がなくなったが、レーシングスーツ(つなぎ)の方も、目玉のところが隠されている。
以前の、目玉のついたデザインを忘れた方は、こちら

背中からも目玉はなくなっているのです

忠男の目玉マークは車体からも消えていて、わずかにマフラーに、メーカーとしてのステッカーが貼られているぐらい。
なんとなく寂しさがあるけれど、そもそも、僕らの観戦がスタートした2004年は忠男ではなかったし、初心に帰ったということなのかな。

ツッチーさんの名著です

そんな中で、当HPのロゴや、なにやら難しい漢字の並んだタイトルの本のステッカーが貼ってある。
およそサーキットには似合わない書籍という感じがするが、
「このステッカーを見て買いました!」
という人もいるかもしれない。
購入された方は、ご連絡いただければ、著者直筆のサインをもらえるよう管理人から交渉しますよ?







そんなこんなで、うろうろしているうちに、もう8時。
富士SWは広いので、観戦ポイントに行くまでに10分ぐらいかかることもある。
ちょっと早めに出ておこう。
Yukiopapaさんは、400mm F5.6の超望遠レンズを手放しているのでピットレーン近辺に残るとのことだ。
Takaさんが貸してくれたピットクルーの証明書を、Yukiopapaさんに預けてピット前レポートをお願いし、まりぞーさんとT-FLATはダンロップコーナーに向かった。

向かったのだけど、雰囲気が違う。
あれ?確か、この辺に道があったはずなのに。
整備されて駐車場になっていたり、仮設スタンドが置かれていたり。
目的の場所に行く道が分からない。
記憶と勘を頼りに、とりあえずあっちの方、と向かったところ、300Rコーナーの手前で道路工事中。
絶体絶命のピンチ・・・


引き返していては間に合わないので、ダメもとで工事のおじさんに
「この先に行ってもいいですか?」
と聞くと、
「ここ(階段)の工事だけだから別にいいけど、この先がどこに行くのか知らないよ」
ありがとうございます、と礼を言い、階段を駆け下りた。
ただでさえ広いサーキット。
急がないと、予選のレースが始まってしまう。
何とかコース脇の細い道に出ると、ここは見覚えのある道。
この道を、コースに沿っていけば、目的地に着けるはず。
せかせかと急ぎ足で歩いていくと、
あそこだ!
という場所がようやく見えてきた。
と同時に、遠くで予選開始を告げるアナウンスと、ひときわ大きな排気音が聞こえてきた。

予選開始直前 ピット前に戻ってくるのを待つ

(写真:Yukiopapa-san)


いよいよ、JSB1000の予選スタートだ

(写真:Yukiopapa-san)


果たして、まりぞーさんとT-FLATは予選レースに間に合ったのか?
そして、ツッチーさんは、無事にサーキットに到着できるのだろうか?
次回の観戦記をお楽しみに!



To be continued

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