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予選のレース。色々な角度から若ちゃんを捉えるために、撮影隊は散開した。
その配置は、管理人ことT-FLATと、うさ公さんがパドック上に、幸男パパさんは第1ヘアピンを狙う場所という陣形。
ホームストレートを狙った二人は撃沈のため 
(^^ゞ 第1ヘアピンから幸男パパさんのギャラリー。



ブレーキを握る指が良く分かる

(写真:Yukiopapa-san)


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)


この撮影技術たるや、感動ものだ。
EF400mm F5.6Lのレンズの威力を存分に活かし、目の覚めるようなドンピシャ写真を撮っている。
ブリヂストンの看板の下あたりから、ヘアピンの入り口を狙うと、400mmのレンズがちょうどいい大きさとなる。
と言うのは簡単だが、ちょうどいい大きさというのは、ちょっとでもズレると使い物にならなくなるということ。
言うほど簡単にできるものではないのだ。


(写真:Yukiopapa-san)


第1ヘアピンへの飛び込み

(写真:Yukiopapa-san)








予選は15分。
筑波サーキットは1周が短いため、ドライコンディションでは、ちょうど1分で周回する。
ざっくりの計算で15周ほど走るはず。
腕時計をちらちら見ながら、最終コーナーを立ち上がってくるのを待つ。
先にコースに出て行った数台が帰ってきた。
そろそろだな。
カメラを構え、ファインダーを覗きこむ。
が、しかし・・・
いつも同じことを書いていて、進歩がないと思われるかもしれないが、ダメなものはダメだ。
ピントも合わないし、うまくフレームに収まらない。
筑波はホームストレートが短いとは言え、メインスタンド前では200km/hぐらいのスピードになるだろう。
簡単ではないのだ。
T-FLAT、うさ公さんは苦戦が続く。
大伸ばしに耐えられる画質の写真なし。
む、無念じゃ。


メインストレートを諦めたT-FLATは、自転車に乗って最終コーナーの出口(ピットレーン入り口)付近を撮りに行く。
脚立(久々の登場!のぼる君)を立ててその上に立ち、足元がふらつきながらも、カメラを構える。
すると・・・
赤旗が出ています。レースは一旦中断となります。」
一瞬、ドキリとする。しかし、ほどなくして現れた若ちゃんの姿をみてほっとした。
予選が始まって、約5分経過。コースを走行していたマシンが、続々とピットレーンに吸い込まれていく。

ゆっくりとピットレーンへ





(写真:Usakoh-san)

左から時計回りに、大羽選手、清水選手、川原選手、若ちゃん

(写真:Usakoh-san)

この中断。誰か分からないが、転倒した選手がいたようだ。
ピットレーンでは選手が集まって話をしている。
誰なんだろう。怪我はないだろうか。
重苦しい雰囲気が立ち込める。
どの選手もギリギリのところで勝負をしているのだ。
いつも危険と紙一重の勝負の世界。

このときは分からなかったが、実はブルーサンダー井上選手の転倒だったようだ。
2連勝と絶好調だったのに、それでもこういうことが起きる。
なんと厳しい世界なのだろう。
しかし、レースは続く。
10分と立たないうちに、コース整備が終わり、再開の準備が始まる。
あらためてピットレーンに列ができた。
もうすぐ予選の再開だ。


(写真:Usakoh-san)





シグナルがブルーに変わり、各ライダーは再びコースへと出て行った。
現時点まで、各選手は4周したぐらいだろう。
この時点で若ちゃんがトップタイムをたたき出している。
今日も調子が良いようだ。
僕らの期待も膨らんでくる。
ただ、転倒事故があった直後だし、いくら清掃したとしても、コース状態は悪くなっているだろう。
くれぐれも気をつけてほしいと願うのだった。


(写真:Usakoh-san)
この時点で若ちゃん(74番)がトップ。
井上選手(13番)は3位だった。


(写真:Yukiopapa-san)



最終コーナー付近にいたT-FLATは、このときの状況が全く分かっていなかったが、エンジン音が高くなったことで、レースの再開を知った。
再び1分ほどで現れてくるだろう。
ここは、ガードレールの影から突然マシンが現れるので、余裕をもって構えることができない。
しかも、すぐまた陰に隠れてしまうので、撮影範囲が狭い。
時間を見計らって、一か八かでシャッターを切る。



高速コーナーであるため、かなりのスピードが出ている





一つの場所で落ち着いて撮ろうと思っていたのだが、つい移動したくなる。
やっぱり落ち着きがないかな。
でも、迷ったらまず行動。すぐさま自転車に飛び乗って、第1コーナーへ。
1コーナーに着いてダッシュで坂を駆け上がり、のぼる君(二段脚立)をセットする。
むぅ・・・やはり、微妙に低い。
フェンスの上の有刺鉄線が、袖に引っかかる。セーターが伸びちゃった。




T-FLATが移動している間も、幸男パパさん、快調に撮影を続けている。
まるで広告に使えそうな写真だ。高速シャッターもいいものだね。


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)



(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)

参考のために、、撮影データ。
レンズはEF400mm F5.6L。絞り優先AEで、F5.6(開放)、シャッタースピードは概ね1/400〜1/500程度。-1/3EVの補正をしている。ISO設定は100。
撮影隊のみなさん、参考にしましょう。(もう、遅いか・・・。来年に向けて!)




(写真:Yukiopapa-san)

若ちゃんが、減速して姿を現した。
予選の時間は、まだ少し残っているはずだが、これでもう終わるのだろうか。
途中までトップタイムをキープしていたが、結果はどうだったのだろう・・・


(写真:Yukiopapa-san)


このあと、ゼッケン88番の津田選手が3位に浮上

(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Yukiopapa-san)



結局、トップとは0.3秒差の第2位で予選を終えた。
予定よりも早く上がってしまったので、T-FLATが1コーナーからさらに移動してダンロップコーナーに着いた時には、もう流し走行だった。
予選は散々だったT-FLATでございます。






To be continued

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