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FINAL LAP

(写真:Tsuchy-san)


最終周。
ホンダのマシンが4台通り過ぎた。
やや遅れて若ちゃんのヤマハYZF-R6。
う〜ん、順位は変わっていない。
残り半周で2秒ほどの差はきついか。
遠くから放送が聞こえた。
「今、チェッカーを受けました。なんとトップの2台が同タイム」

へ?
同じタイムなんてことあるの?


最後まで攻め続ける・・・

(写真:Tsuchy-san)






VICTORY LAP



1000分の1秒で計測していて、同タイムなんてあるの?
それがあったのだ。
勝ったのはゼッケン11番の原田選手だが、ゼッケン88番の津田選手も
タイムは同じ20'20.894。
わずかに原田選手が前に出ていたそうだ。
チェッカー通過時に時速200kmとして、えーと、えーと、1秒間に約56メートル
進むから、1/1000秒では5〜6cmの差である。
2〜3cmの差であったということか。
20分も走って1/1000秒の差もないって、すごいことが起こるものだ。
レースって、本当に面白い。
結局、若ちゃんは5位でフィニッシュ。
まずは着実にポイントを獲得した。
Winning Runで、各選手が現れた。
ところで、「ウィニングラン」って、和製英語らしい。
Victory Lapというのが正しいそうだ。

夕日を浴びながら帰ってきた
お疲れ様でした!


「若ちゃん、お疲れさま〜」20分間の戦いが今終わった。
我々撮影隊も、ほっと一息。気がつけば、着ている服はすっかり汗でびしょ濡れだ。
この周回を撮ったらパドックに戻ろう。少しリラックスして最後の撮影を行った。



応援席に向かって手を振る若ちゃん。 その手を振る先は・・・

(写真:Tsuchy-san)


幸男パパさんに向かって手を振る若ちゃん

(写真:Yukiopapa-san)

オフィシャルの人々も暖かく迎えてくれる

(写真:Tsuchy-san)


最初から気がついていたのか、偶然視界に入ったのか。
撮影隊(幸男パパさん)に手を振ってくれる姿を見ることができた。

今日は5位だったけど、なんとなく満足。
もちろん、もっと上位だったら、もっと嬉しいのだけど、最近ちょっと不運なレースが続いていたから、これで運気が上向いてくれたなら。
いや、理由は分からないけど、確実に上昇トレンドに入ったと感じられたのだ。
若ちゃんが優勝して、本当の「Victory Lap」を見ることができるのも、そう遠くないと確信した。






(写真:Yukiopapa-san)


お疲れ様でした。まずは、完走でヨカッタ。しかもポイントもゲットだし、正直ホッとしています。
「前の4台が絡み合ってモタモタしていたので、追いつかなければいけなかったのに・・・。情けないですねぇ、反省です。」
うわぁ、厳しいなあ。かなり不満の残る結果だったと言うことだろうか。でも、きっと次のレースに、この反省は活かされるはずだ。
また応援に行きます。次のレースもがんばってください。



みなさん、お疲れ様でした!

この暑い中、熱中症もなく、なによりでした。 (^^ゞ



おしまい

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