コース上に集まった大勢のオフィシャルの人たち。レッド・フラッグの原因たる事態の収拾に取り掛かっている。
距離があるのであまり良くは聞こえないが、かすかに人の声が聞こえる。そして、それに混じって別の声も聞こえる。

「わんっ！」　　
ワン？　　　
どこから紛れ込んだのか、1匹の犬に大勢の人が翻弄されているではないか。

コース上に紛れ込んだ犬を連れ出すために、赤旗中断となったのであった。やれやれ人騒がせな犬だ。
おまけに、こんなてん末だったにもかかわらず、気をもたせる観戦記を書く管理人も人騒がせな奴だ。

気を取り直していきましょう。というか、たいした話ではなくてスイマセン。
話を元に戻そう。
ここまでのところ、まだ始まったばかりとは言え、現在のところ3番手につけている。
他の選手もタイムを上げてくる可能性はあるが、まずは好調な出足と言えるだろう。
順調な仕上がりができていると言うことではないだろうか。

コース整備（？）が終わったところで、残り時間15分で予選が再開された。
さあ、若ちゃんの戦いが再び始まった。
撮影隊も持ち場に戻ろう。（持ち場を離れていたのは管理人だけか）

まずはツッチーさんのフォトギャラリー。
NIKON　D70+AF-S　VR 70-200mm F2.8で撮影。
キヤノンのデジカメについてくるソフト「Zoom Browser」は、キヤノンのデジカメで写した画像情報が詳細に分かるので、何ミリのレンズを使ったか分かるのだが、ニコンのカメラの情報は分からない。
でも、被写体の大きさから判断すると、新兵器のテレコンバーターはまだ使用していないものと思われる。
モノを非常に大切にし、いざという時まで奥の手を出さない慎重な性格が良く分かる。

続いて幸男パパさんのフォトギャラリー。
管理人が押し付けたレンズ「タムロンSP200-500mm」が、EOS-20Dとの露出の相性があわないようで、苦戦させてしまった。
申し訳ございません。
しかし、-1EVの補正を行うという冷静な判断により、あっという間に使いこなしてしまった。
レース参戦（撮影隊としてですが）が、まだ2回目にもかかわらず落ち着いて撮影をこなしている。

管理人はというと、同じような場所で撮っているので、同じような写真が多いわけだ。
それではつまらないので、少し異なる表現を狙ってみた。
5月の全日本では、1/1000秒の超高速シャッターで「時が止まる瞬間」を撮ってみた。
今回は正反対に超スローシャッターで、ブレブレの表現を試してみた。
結果は、やはりブレブレ（当然）
どこか一点でもシャープに止められれば、もう少し締まりが出るのに。
でも、なかなか面白い。
機会を見つけて、またチャレンジだ。

しかし、困ったことが発見された。
1/15秒の設定にすると、絞りはF32とか40にもなる。
いくら望遠レンズといっても、かなりの被写界深度になるらしく、撮像素子（CMOS）上のゴミが、目立って写ってしまう。
また、ブレ過ぎて目立たないが、さすがにこの絞り値では、光の回折現象も起きるだろう。
F11〜16ぐらいでこのシャッタースピードにするには、NDフィルターでも使わないと無理そうだ。
でも、こんなに慌てて撮影しているときに、のんきにフィルター交換している余裕なんて、しばらく持てないだろう。

これらの写真は全てシャッタースピードは1/125sec.で、F値はおおむねF10前後。
-1/3の露出補正をしている。

レンズはすべてEF100-400 F4.5-5.6L　ISを使用。

このように大きくマシンをバンクさせると、管理人のHPのステッカーが非常に目立つ。

申し訳ないので、もっと小さくていいんですが・・・