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昼食を食べ終えて、パドックに戻る。
ちなみに、ツッチーさんと幸男パパさんは、昼食に肉を食べていた。なんでも、肉を食べて気合を入れるためだそうだ。
暑さにまいっている管理人は、胃袋の訴えに従って、冷たいお蕎麦にしておいた。
パドックでは出陣の準備は万端整っている。

健闘を祈ってみんなで記念写真。


(写真:Yukiopapa-san)

(写真:Taka-san)

さあ出陣だ。撮影隊も移動しよう。
撮影スポットは、朝のフリー走行でツッチーさんと幸男パパさんが撮影していた場所に決めた。
今朝の経験では、自転車で行くのはちょっとつらいようだ。
といって、車で行くと、パドック駐車場に戻ってくるときにまた足止めを食らうだろう。
そう何度も通してはくれないかもしれない。
困ったなあ、どうしよう。どうしましょう、Takaさん。
「車両通行許可証を貸しますので、使ってください」
いつもいつも、すいません。
まるで無理やり貸してもらったようで・・・(どうみてもそうだろ)
せっかくのご好意を無駄にしないように、いい写真を撮りましょう。


(写真:Tsuchy-san)







撮影場所に陣取り、準備に取り掛かる。
T600クラスの予選が始まるまでに軽く練習でもしておこう。
今はJSB1000クラスの予選が行われているので、これを練習材料にして
流し撮りの具合や露出補正の程度をチェックしたり。
そうしているうちに、ST600の予選開始だ。


(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)
撮影場所はS字コーナー付近



S字カーブへの入り口



撮影隊の3人は、S字の入り口から出口までのところに、それぞれ散開している。
同じような場所であるが、それぞれ微妙に異なる角度からの撮影となる。
当初は、管理人は、130RからS字の入り口に差し掛かるあたり、幸男パパさんはS字入り口の右斜め前方、ツッチーさんは同じく左斜め前方に陣取った。
撮影しながら、みんな少しずつ移動していくので、最後にはちょうど入れ替えたようになった。
それはさておき、予選が始まって5分ぐらいたったときだった。
レッドフラッグだ!
何が起きたのだろう。



向こうで赤旗が振られている

(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)





放送も聞こえてきた、「赤旗につきレースを中断します」
一瞬、不安がよぎる。まさか・・・ね。
しかし、赤旗が振られているそばを若ちゃんが通り過ぎてきた。
ふう、よかった。
若ちゃんよりも後方で転倒でもあったのだろうか。
「コース整備が終了次第、再開となります」
コース整備って、何をするのだろう。何があったというのだ。
誰それが転倒した、というようアナウンスは聞いていない。
しかし、イエロー・フラッグではなくレッド・フラッグになるほどの事態だ。
何か大きな問題なのだろう。

坂を上がって、第3、第4コーナーを見渡せる場所に移ると・・・
そこで見たものは、わが目を疑う信じられない光景であった。
「まっ、まさか。こんなことが起きていたなんて・・・」
近くにいた人に、恐る恐る聞いてみた。
「赤旗の原因は、あれですか?」
「ええ。あれでしょう。」
オフィシャル・スタッフが少なくとも5〜6人、コース上に集まっている。
これはタイヘンだ。すぐに復旧できるのだろうか。
口の中の渇きを覚えたのは、この暑さのせいだけではないだろう。
固唾を呑んで、事態の進展を見守るしかなかった。

赤旗に振り返る若ちゃん

(写真:Tsuchy-san)







To be continued

何と言う中途半端な終わり方なんだっ!(落ちないネタなだけに憂鬱だ・・・)

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