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ヘアピンコーナー

(写真:Usakoh-san)


管理人はヘアピンコーナーに移動した。
先ほどの場所とはそんなに離れていないので、1分半ほどで移動できる。
この時間が非常に重要で、1周して戻ってくる前に移動を終えられる。
つまり、写真を撮り損ねた周回を作らないですむというわけだ。
常に完璧な写真が撮れるならともかく、7、8周しかない予選で、1周逃すと痛手は相当大きいのだ。



ヘアピンコーナー  選手によって通るラインは大きく異なる









ヘアピンコーナーをクリアして、あっという間に小さくなって行ってしまった。


このままここで撮るか、場所を変えるか。残り時間が少ないから、ここで腰をすえて予選終了まで見届ける方が無難かもしれない。
でも、この場所はコースまで遠いしなあ・・・。もっと近くで撮れる場所に行こうか。
よし、そうしよう。躊躇している時間の方がもったいない。ということで、速やかにS字コーナーへと向かった。




S字コーナー





(写真:Yukiopapa-san)

幸男パパさんは、S字コーナー(正しくはダンロップコーナー?)で撮影を続けている。
そこにヘアピンコーナーから移動してきた管理人が合流。
この移動時間は約3分。
したがって、移動している最中に1回通り過ぎてしまったことになる。
これぐらいは仕方ないだろう。
残りの周回はわずかだから、しっかり撮らなくては。


管理人と幸男パパさん、つまりチームキヤノンが一つの場所に集結した。
同じカメラに同じ焦点距離のレンズ。そして、ほぼ同じアングルからの撮影だ。撮影データの違いによる写り方の違いを比較しやすい。
そういうわけで、同じアングルでシャッタースピードが異なる写真をお楽しみください。(それぞれ同程度のトリミング)


EF100-400mm F4.5-5.6 L IS  1/125sec. F18 -1/3EV


EF400mm F5.6 L  1/800sec. F6.3 -1/3EV

(写真:Yukiopapa-san)



EF100-400mm F4.5-5.6 L IS  1/125sec. F16 -1/3EV


EF400mm F5.6 L  1/500sec. F6.3 -1/3EV

(写真:Yukiopapa-san)



EF100-400mm F4.5-5.6 L IS  1/125sec. F18 -1/3EV


EF400mm F5.6 L  1/640sec. F6.3 -1/3EV

(写真:Yukiopapa-san)


管理人はシャッタースピード優先モードで1/125秒に設定。幸男パパさんは絞り優先モードでF6.3に設定。
スポンサー向けなどの商用写真では、ロゴがはっきり写っている方が望ましいため速いシャッターが好まれる。
一方、シャッタースピードが遅い方が、動きを表現しやすい。
できればそれぞれ撮っておきたいところだが、撮影の途中でシャッタースピードを変えることは不可能であるし、失敗写真になる可能性も考えると1周ずつというのも心配である。

そういう意味で、チームキヤノンの分業体制が功を奏したといえよう。
いろいろな場所で撮影することもそうだが、同じ場所でも違う撮り方をすることで異なる表現ができる。








(写真:Yukiopapa-san)


予選の残り時間も少なくなってきた。
今の周回が最後のアタックだっただろうか。
富士SWでは、いろいろな場所に順位を表示する電光掲示があるのだが、この場所からは見えない。
どのくらいの順位になっているのだろうか。
調子は良いと言っていたから大丈夫だろうが、どのような結果になったかは気になるところだ。
他の選手も続々と目の前を通過していった。



今日は同じパドックのHARCの加藤選手



(写真:Yukiopapa-san)


みゆきさん







15分間の予選はあっという間に終了し、ゆっくりとした走りで若ちゃんが戻ってきた。
さて、撮影隊もパドックに戻ろうか。

この場所からパドックへの帰り道は、ほぼずっと上り坂。
景色を眺めながらちんたら帰るとしよう。



(写真:Yukiopapa-san)



(写真:Yukiopapa-san)


チームキヤノンの二人は、それぞれの自転車にまたがりパドックへの帰路についた。
まだ晴れてはいるが、雲が少し出てきた。
朝方にははっきりと見えていた富士山にも、今は雲がかかってきた。
暑いけど、なんとなく秋だなあ・・・
秋ですねえ。
上り坂、きついっすねえ。
自転車を降りて押しながら歩いた。
その分、ゆっくりと秋空を眺められるし。




To be continued

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