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やっちゃいました・・・

筑波の第6選に続いて、またしても遅刻。

3連休の初日。しかも好天。行楽日和。

そりゃ、みんな出かけるよね。

自然渋滞に事故渋滞。

10
15AMが予選開始なのに、到着したのは1025AM頃。

駐車場からメインスタンドまで走っていった。
誰もが出かけたくなる、いい天気だ

(写真:Usakoh-san)

(写真:Usakoh-san)

(写真:Tsuchy-san)


予選タイムアタックの最後の方だろうか。

まだ、爆走するマシンが見える。

「あ〜、間に合った!」

おもむろにカメラ&レンズを取り出し、さっそく撮影準備に取り掛かる。


それにしても、このサーキットは広い。

「いや、もてぎは広いですねぇ」



手前のコースは、自動車用のオーバルコースであり、
バイクはその向こうにあるコースを走る。



しかし!そんな悠長なことを言っている場合ではなかった。

「若ちゃんが・・・」

分からない。

コースまで遠いのだ。

ゼッケン番号が肉眼では見分けられない。

全く見つけることができない。

このぐらいの大きさで、しかも早いから・・・

(写真:Usakoh-san)



しかも、新しいマシンを、まだ見ていない。

僕の頭の中にあるニューマシンは、こんな感じ 

でも、それが見つからない。

仕方ないので、走っているバイクを次から次へと撮り続ける。

とりあえず「赤っぽいバイク」を狙ってみる




Tsuchy-sanのHPで見ていた噂のニューモデル


すると、うさ公さんが、カメラ背面の液晶モニタを見ながら

「あ、写ってる!ほら、見てみて!若ちゃんが写ってる。この青いの♪

ん?青いの? そう・・・だったっけ?

いや、ためらっている余裕もない。青いのを狙え!

どうみても「41番」にしか見えないが、必死で追っていた・・・


(写真:Usakoh-san)
うさ公さんの号令の下、3人揃って41番を追い続けていた。

日露戦争当時、砲弾の命中率を上げる方法として、一つの大砲で狙いをつけたら、他の砲台も全て同じ方角、同じ発射角で一斉放火していた。
(見てきたわけではないが)
まさに、それと似ている。(似てるか?)
ちなみに、写真で露出のハズレをなくすため、測光された露出の前後を抑えておくことを「ブラケッティング」と言うが、これは元々、軍事用語である。
夾叉射撃あるいは夾射と訳される、敵艦に砲弾を正確に当てるための技術である。

前後にずらして砲弾を発射し、近弾と遠弾の誤差を解析し、修正して発射することで命中弾を増やすのだ。
これ以外にも、カメラ用語は軍事用語と重なるものが多いらしい。



惨憺たる結果となった。

いったい、誰を写しているんだ、という写真のオンパレード。

これ、誰?



かろうじて、数枚の写真は撮れていた。

はっきり言って、偶然の産物。

しかもブレブレ。

情けないなあ。



「本物」の若ちゃん」




若ちゃんのゼッケンは74番だ。

しかし、奇跡は起こるもの。

うさ公さんが41番を狙い続けた結果、偶然にもパドックが写っていた。

(写真:2枚ともUsakoh-san)


そこには確かに、パドックの中にマシンを移動させているTakaさんの姿が捉えられていた。

41番の選手のパドックが、比較的近くだったのがこの奇跡を生んだと言えよう。

一方、さすがはツッチーさん。いち早く、パドックを発見していた。


おそらく、上のUsakoh-sanの写真と同じ瞬間だろう。

(写真:Tsuchy-san)



いずれにしろ、ここまで慌てふためく結果となったのも、到着が遅れ、下見や準備が十分にできなかったためだ。

今年は特に初めてのサーキットが多いので、今後はこれを教訓として、臨むようにしよう。


今日の名言

「初心忘るべからず」


さて、そのパドックに向かうとしよう。





「おはようございます。ご無沙汰しています。」

パドックに入っていくと、皆さんはモニターを見つめていた。

若ちゃんの出場するST600クラスは、出場台数の多い激戦区であり、予選は2組に分かれて行われている。

若ちゃんは予選1組の第3位。

予選通過は問題ないものの、競合ひしめく同クラスは、予選2組の結果如何で、必ずしもフロントローに並べるとは限らない。

順位の変動やラップの更新が表示されるたびに、感嘆やどよめきが起こる。


一心不乱にモニターに見入っている。



結果が出るまでは、ジタバタしても仕方ながないので、新しいマシンの写真を撮ったり、ツッチーさんによる“ニューマシン解説”を聞いたり。




ツッチーさんのスポンサーの証



これがニューマシンだ!

(写真:Usakoh-san)


エンジン部分を覗き込みながら写真を撮るツッチーさん。


最新のテクノロジーが投入されている前輪部分。
倒立フォークとラジアルマウント式キャリパーだ!
(・・・って、あってる?)



忠男レーシングチームのトレードマーク


新しいヘルメット





ヘルメットに貼ってあるシールには、さりげなく血液型が書いてあった。

あのスピードで走ってるんだ。

下手をすりゃ、大怪我をすることだってある。

浮かれて写真を撮っていたが、我に返った瞬間だった。




そんなこんなしながら、すっかり我が物顔でうろうろしていたら、

「バイクが入ってきますので、気をつけてください」

怒られちゃった。

すいません。

同じチームの國川選手が、予選を終えて帰ってきた。

他の選手の様子をチェック

(写真:Usakoh-san)
ニューマシンの説明をするツッチーさんと鼻をかむ管理人

(写真:Usakoh-san)


バイクをパドックに移動させる國川選手

(写真:Usakoh-san)


予選2組を終えた総合結果は若ちゃんが9位。國川選手は2位だった。

忠男レーシングチームの2人が談笑していた。

予選の状況などを話しているのだろうか。

いろいろな情報交換を行うことで、決勝をどう戦うか、イメージを作っていくのだろう。

決勝に向けた戦いは、既に始まっているのだ。


セッティングなどの情報交換をしているのだろうか。


そうしている間も、Takaさんはマシンの整備を行っている。

いつまでも邪魔をしていてはいけないな。

そろそろ移動するか。

決勝レースは1515からなので、しばらく時間が空く。

Kei-chanさんに、今回も撮影スポットなどを聞いて、下見に出かけるとしよう。


なにせ、ツインリンクもてぎは広いから、場所の移動が困難だ。

早めに、撮影ポジションを決めておこう。

なにせ、「もてぎ」は広い。



ん?

「もでき」?

Yuki-chanさんが教えてくれた、HP用の小ネタ。

いや、このHPのことを意識していただけるとは嬉しいなり!
ガソリンを補充するTakaさん



つづく・・・

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次回は、たぶん、土曜日の夜の更新です。


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