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1 2006 東日本チャレンジカップ 第6戦  〜 決勝-1 〜



2006年の東日本チャレンジカップは、開幕戦がツインリンク茂木で行われた。
そして、後半戦のスタートとなる第6戦も、茂木での開催。
昨年同様に真夏の8月19日。
今年も暑い一日が始まろうとしていた。
ところがっ!
目覚めたら、迎えに行く約束の時間を大幅に過ぎていた。
どっと冷や汗をかく、寒い始まりとなった。


今日の「大手町一眼レフ友の会 東日本チャレンジカップ選手権 若松選手応援
プロジェクト レース撮影スペシャルユニット」(以下「応援隊」という)は、ツッチーさん、
まりぞーさん、T-FLATの3名。
T-FLATの寝坊により、3人とも遅刻しました。ゴメンナサイ。

Tsuchy-san
Marizoh-san







AA

結局、サーキットに着いたのは、予選も終わったあと。
東パドックに慌てて向かったが、今回から登場のニューマシン YZF R-6の2006年モデルは、
タイヤを外されてレース後の整備も終わっていた。
レーシングスーツも干されており、文字通り「後の祭り」
午後の決勝は13:55から。とっても中途半端な時間についてしまったもんだ。
寝坊したぐらいだから、朝ごはんを食べていない。
とりあえず、応援隊は昼食をとりに行くことにした。

なんと20000回転まであるタコメーター



Yuki-chan手作り YSP三鷹ステッカー



もてぎでの昼食は、ステーキランチと決まっている。
ちょうど1年前の夏のエリア選手権でツッチーさんと幸男パパさんが食べたのがその始まりだが、それ以来、2005年秋の全日本、2006年3月のエリア開幕戦と、ここにくるたびに全員がオーダーしている。
今回のレースは、これが茂木にくる最後かもしれないので、味わいながら食すことにしたが、最初に写真を撮っておくことを忘れたために食べかけの写真となってしまった。
食事中、ご協力ありがとうございました。







       


130R(奥)からS字コーナー(手前)

(写真:Tsuchy-san)


ヘアピンカーブ




メインスタンド前  東コースのホームストレート
A


決勝レースにおける応援隊の配置は上の図のとおり。
ツッチーさんは130RからS字にかけてを移動しながら、まりぞーさんは東コースにおけるメインスタンド、T-FLATは当初ヘアピンカーブから最後は90度コーナーに。
フルコースのときと基本的には変わらない布陣で臨むことにした。
東コースといっても、大半はフルコースと同じところを使うので、あまり違う位置取りは必要ないのだ。
というか、コースの下調べをする時間がなかったので・・・

昼食を食べたパドックカフェを出発し、一度東パドックに行ったが、スタート前チェックに行ってしまった後で誰もいない。
車検場に入ろうとしたが、今日はガードが固く入れてもらえない。
今日は全てが後手に回っている。
レース前の若ちゃんたちに会うこともできず、そのまま配置に着くことにした。
再び車に乗ってツッチーさんを最寄の場所まで送り届け(途中で止められたため)、まりぞーさんとT-FLATも守備位置についた。
レースの進行とともに、当初の配置から移動する予定。
夏真っ盛りの一日。汗だくになることは覚悟の上だ。
ベストな撮影ポジションを求めながら、応援隊も戦うのだ。


メインスタンドから観戦






現在の時刻は、午後1時45分。
ピットから出て行った選手が、スターティンググリッドに向かって続々と戻ってきたところである。
さて、ここでようやく午前中に行われた予選の結果の報告をしよう。

1位:ゼッケン21番 中島選手(TRICK☆STAR MAX)
現在、エリア選手権のランキングトップ。タイムは1'28.168で、東コースのコースレコードを出してポールポジション。
今日はいつもと違うゼッケン番号21をつけている。

2位:ゼッケン74番 若松選手
   (忠男レーシング&YSP三鷹!!)

中島選手に続いてエリア選手権のランキング2位。
僕らが応援する、天才ライダー若ちゃんこと若松選手。
トップに遅れることわずか100分の3秒の1'28.200で2番手グリッドを確保。
ちなみに、もとのコースレコードは1'28.198であり1000分の2秒及ばなかったが、newマシーンの威力は十分に発揮されているようだ。

3位:ゼッケン48番 根市選手(18 GARAGE RACING)
予選のタイムは1'29.264

4位:ゼッケン36番 小松選手(ドッグファイトレーシング)
予選のタイムは1'29.456

5位:ゼッケン 3番 小島選手(Teamフレンズ&マイスター)
予選のタイムは1'29.614。
菅生で3位に入り、ランキング4位に浮上してきた36歳。

6位:ゼッケン13番 中本選手(レーシングチームOUTRUN)
予選のタイムは1'29.809。
中本選手、名前は「郡」!
ひょっとすると、名前をつけた親は、バリ伝のファンだろうか。

7位:ゼッケン37番 医王田選手(TRICK☆STAR MAX)
予選のタイムは1'30.119。タイムが伸びず、30秒台を切れずに7位の予選結果。

予選2位の我らが若ちゃん



予選トップ #21中島選手



予選7位 #37医王田選手


予選3位 #48根市選手
予選5位 #3小島選手





各マシンがグリッドについて、スタート前の準備を行っている。
いつもとは違う場所であり、視覚的に新鮮なものがある。
スターティンググリッドとしては幅が狭いようにも思えるが、一列に3台並んでいるし、本来はバックストレッチなのだから仕方ないのか。

あ、カメラに気がつきましたか?




東側のコントロールタワーからの放送で選手紹介が始まった。
「ゼッケン74番 若松選手!」
と、放送がかかると、名物の声援が。



やっぱり、これがなくっちゃ、始まらないって感じ。
決して多いとはいえない観客席であるが、この一声でずいぶん盛り上がる。
幅広いファン層を持つ若ちゃんならではの応援団。



声援に笑顔で手を振る若ちゃん




時刻は13:53。決勝開始まで、1分の表示が出た。
各チームのピットクルーもコース外に退出し、あとはライダーに全てを任せるばかりとなった。
どの選手の表情にも緊迫感が漂っている。
応援隊のドキドキも、ますます高まってくる時間帯だ。







エンジン音がひときわ大きくなった。
各選手のグリッドにとまっていたマシンが動き始め、ウォーミングアップ・ランが始まった。
1周して戻ってきたら、いよいよ、決勝レースが始まる。
空には少し雲がかかってきて、焼け付くような暑さはなくなったものの、気温自体は高いままだ。
コントロールタワーにいるオフィシャルスタッフも暑そうだが、しっかりお願いします。





暑そうですね〜




S字に向かって走行中

(写真:Tsuchy-san)



1台、また1台とマシンが帰ってきた。
2006年東日本のエリア選手権第6戦。
僕らにとっても、ツインリンク茂木でレース観戦は、これが最後となる可能性が高い。
ちょっと感傷にふけったりした。
決勝グリッドに着くまでの、この時間が妙に長く感じられた。
早く始まってほしいような、もっと味わってからにしてほしいような。
しかし、あと1分もしないうちに決勝が始まる。


(写真:Tsuchy-san)






決勝は、もうすぐだ




To be continued

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