page 1 2 3 4


3 2006 東日本チャレンジカップ 第6戦  ~ 決勝-3 ~



5th LAP

5周目のS字

(写真:Tsuchy-san)


4周目で順位が変わり、現在2位で走行中。
ここまでとは逆に、#21中島選手を追う立場となった。
しかし、順位が変わってもその差はわずか。
お互いにレベルが高いから、抜き返すのも簡単ではないだろうが、
虎視眈々とその機会をうかがっている。
あと7周もあるのだから、チャンスはいくらでもあるはずだ。


(写真:Tsuchy-san)



ヘアピンカーブ








ここまで、あまりにも1位と2位のバトルが激しかったため、他の選手をカバーするどころではなかった。
しかし、3位以下の選手との差が大きくなってきており、ようやく他の選手に目を向けることができるようになってきた。
とはいえ、すべての選手を撮ることはできていないが・・・

さて、順位の整理をすると、4周終了時点の暫定順位は、
1位:#21中島選手
2位:#74若松選手
3位:#13中本選手
4位:#36小松選手
5位:#3小島選手
6位:#48根本選手
7位:#37医王田選手

今日の出走台数が13台であるため、国内競技規則により6位までが得点圏となる。
したがって、現在7位の医王田選手は、ひとつ順位を上げると6位で10ポイントを獲得できるが、このまま7位だとゼロポイントということになってしまう。
この差はかなり大きい。
ここまで、シリーズランキングで若ちゃんについで3位にいるが、大差がついているわけではない。
特に、#3小島選手が前節のSUGOで2位に入り、大きく順位を上げて7ポイント差に迫っている。
今日の結果次第ではランキング順位の逆転もありうるのだ。
優勝争いはもちろんのこと、それ以外の順位の争いも、年間ランキングにとって重要な戦いとなっているのである。





現在5位の#3小島選手




7位の医王田選手





6th LAP
ツッチーさん、汗だくになりながら撮影ポジションチェンジ

(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)


順位を入れ替えてTail to Nose




6周目に入ったが、順位に変動はない。
まずは確実に現在の順位を守り、差を広げられないこと。
そして、抜き返すチャンスをじっと待つ。
それが今の一番重要なことだろうか。
応援しいる我々は、一刻も早く1位に戻ってほしいが、レース全体を通した駆け引きの中で、この中盤戦を戦っているのだろう。
そうは分かっていたとしても、落ち着かない。
落ち着かないので、ツッチーさん、撮影ポジションを変更してS字コーナーの真ん中に移動した。
T-FLATも現在のヘアピンコーナーから90度コーナーに変更することに決めた。
応援隊はじっとしていられないのである。



7周目に向かう






7th LAP

追走は続く

(写真:Tsuchy-san)

7周目。
T-FLATは、実は移動中のため写真がありません。
右の写真は6周目の4位争い。
#36小松選手 vs. #3小島選手
どっちもガンバレ~
(↑なんていい加減な・・・)




8th LAP


(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

レース序盤から#74と#21の2台のマッチレースを繰り広げてきたこの今日の決勝レース。
8周目に入って、初めてこの2台に絡む別のマシンの姿が現れた。
おそらくマシントラブルだろうが、一度ピットインした#10がバックマーカーとして現れたのだ。
#21中島選手は130Rで抜いていったが、若ちゃんはS字までかかってしまった。
うまくかわしていかないと、トップとの差が広がりかねない。
だが、そんな心配は、当然ながら杞憂だったようだ。
S字カーブのところで軽く抜いていった。
再び。#21と#74のマッチレースにもどる。
しかし、#21中島選手との差はやや開いているかもしれない。

この間、T-FLATはまだ移動中。
1周が約1分半の茂木の東コースでは、移動に時間がかかると2周ほど無駄にしてしまう。

移動中のT-FLATが撮れた写真はこれだけ

(写真:T-FLAT)





9th LAP

9周目における二人の差は、少し開いたように見える。
あとで分かったことだが、#21中島選手の9周目が、この決勝レースのベストタイム1'28.181であった。
それはともかく、このまま独走を許すはずはない。
差が開いたといっても、このぐらいなら1秒もないだろう。
次の周に現れるときには、再びテールトゥノーズになっているかも知れないし、逆転しているかもしれない。
そう信じて、カメラを構えたまま応援を続けるのであった。


(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)



S字の入り口

(写真:Tsuchy-san)



S字の切り替えし

(写真:Tsuchy-san)




10th LAP





10周目。
ようやく移動を終えたT-FLATは、茂木名物の直角コーナーから
今日の決勝レースの終盤を見守ることとした。
下り坂の直線コースを最高速200km/h以上のスピードで駆け抜けて、一気にフルブレーキングで90度のコーナーに飛び込んでいく。
このあたりの斜面は、比較的コースの近くまで寄ることができる。
なかなか迫力あるビューポイントだ。






6位争いを演じている医王田選手


現在2位を走行中




(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

ラスト3LAPだが、1位-2位の位置関係は変わってない。
その差も大きくは変化してないようだ。
しかし、レースは最後まで何が起こるかわからない。
チェッカーを受けるまで、逆転のチャンスはいくらでもあるのだ。
今年の夏の甲子園。
あれほど数多くの逆転劇が見られた年があっただろうか。
(そんなに熱心に見ていたわけではないが・・・)
2006年のテーマは「逆転」ということにしよう。



残りの周回で逆転なるか!

(写真:Tsuchy-san)



この観戦記を書いているときは、もうすっかり涼しくなっているが、レース当日はかなり暑かった。
だから、こんなに走って移動すると汗だくなのよ~



To be continued

page 1 2 3 4





Copyright © 2006 H.Kawada All Rights Reserved