ST600クラス　A組2回目の予選も、10分が経過している。
ここからではコントロールタワーが見えないため、順位が分からないが、総合で40位以内というのが予選の通過ライン。
1回目よりもタイムを上げないと、予選通過は難しい。コースのコンディションは2回目の方が良さそうだが、タイヤはきついかもしれない。

時刻は14：30。ST600クラスのA組予選も、20分が経過した。
あと1周ぐらいあるのだろうか。それとももう終わりか。
すると、減速した86番のマシンが現れて、ゆっくりとコーナーを回って通り過ぎていった。
全日本ロードレース選手権　第8戦　茂木ラウンドの公式予選はこれで終了した。
あとは結果を待つばかり。
撮影隊もパドックに戻ろう。
二手に分かれていた撮影隊は、携帯で連絡をとり、徒歩組はゆっくりと歩き出し、電動アシスト付自転車の二人が後を追いかけてパドックに向かった。

撮影隊がテントに戻ってきたときには、既に若ちゃんたちも戻ってきていた。
結果はまだ分からないが、無事に予選を終えてひとまずホッとしたというところだろうか。

全日本選手権という、日本のロードレース最高峰の大会で、そのプレッシャーとも戦いながら無事に予選を終えた。
われわれ撮影隊＝応援隊にできることは何もないけれど、なんとなく一緒に緊張していたから、無事に終わって一安心。
結果が出るまで、ちょっと休憩しましょう。

B組の2回目の予選も今は終了し、あとは結果を待つばかり。
しかし、なかなか予選の総合結果が出てこない。
しばらくの間は待つしかないが、じっとしていられないツッチーさんは、自転車で本部に向かった。
まるで息子の入試結果を一刻も早く知りたい父親のようだ。

5分おきぐらいに携帯に電話がかかってきて、その都度、こっちで待機している人たちが
「結果が出たか！？」
とドキッとするのだが、「まだ出ていないよー」という途中経過報告であった。
脅かさないでくださいよ、と言いながら、結果を待っていた。

結果が発表された。予選の総合結果は以下のとおり。

1位　ゼッケン　1番　辻村選手（B組）　（1'56.098）
2位　ゼッケン24番　稲垣選手（A組）　（1'56.978）
3位　ゼッケン48番　手島選手（A組）　（1'57.075）
4位　ゼッケン39番　酒井選手（A組）　（1'57.085）
5位　ゼッケン54番　徳留選手（B組）　（1'57.140）
6位　ゼッケン60番　大崎選手（B組）　（1'57.345）

若ちゃんは・・・
予選2回目の9周目で1'59.869と、2分を切るタイムを出したものの、総合44位で残念ながら決勝進出は果たせなかった。

2005年の全日本ロードレース選手権最終戦。初日の公式予選が終わった。
残念な結果だったけど、若ちゃんの参戦するレースも、今年はこれで終了。
若ちゃん、チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。
大手町一眼レフ友の会　東日本チャレンジカップ選手権シリーズ　若松選手応援プロジェクト　レース撮影スペシャルユニットの2005年の公式野外活動も、今日をもって終了。
（幸男パパさんは、翌日の決勝にも行ったので、非公式活動は終了していなかった。）
屋内の活動もすっかりご無沙汰ですが、公式活動である「74番の会」の他にも、友の会の反省会を開催しなくてはいけませんね。
2006年の活動は、現在のところ未定ですが、また観戦記を書ける機会があるといいなあ、なんて思っています。
でも、この観戦記も10月29日のものが今日は12月12日。
こんなペースで大丈夫なのか？
年末スペシャルはできるのか？
今年のクリスマスは総集編の作成か？
なんてロマンチック！

Merry Christmas！

ちょっと早い？