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予選ラウンドは、僕らは第1ヘアピンのスタンドで観戦することにしました。
スタンド前のフェンスにトンボがとまっていた。もう秋だなあ・・・ って、トンボ撮ってる場合ぢゃないだろがっ! |
ここは、このサーキットの見所の一つで、ハイスピードから急激な減速。
そしてコーナーからの立ち上がりと、スリリングなシーンが展開される。
ここで、コーナーへの突込みを撮ろうと待っていたのですが・・・
うわ、速っ!
こんなに速かったっけ?
ファインダーに収まらない、ピントが合わない、フェンスがかぶる。
フィルムを一本(36枚)使い切っても、1枚も撮れてる気がしないよ〜。
だんだん無口になっていく僕でした。
バックストレートから最終コーナーへ向かう若ちゃん |
予選ラウンドは15分間。その間に何回かのタイムアタックを行っていきます。
僕らの目には快調に飛ばしているようでも、同じ予選第2組で回っているゼッケン13番の選手のタイムがなかなか抜けません。
「どうしたんでしょう」
「これから上げていくんだよ」
せっかく新調したレンズをもてあまし気味・・・ 素振りが足りなかったからか? 撮れた枚数が少ないので、大きくしてスペースをかせいだりして。 ちなみに、霞んで見えるのは手前にフェンスがあるからです。 |
明らかに前回の方が良く撮れてるんだよなあ。難しいなあ。 |
減速してピットレーンに向かう若ちゃん |
なかなかうまく撮れないなあ、と焦りながら若ちゃんを追っていると、
あれっ?ピットレーンに入っていった。
マシンの調子が悪いのだろうか。
しばらくして、若ちゃんがコースに復帰。
「1週回ってからの次の周回でタイム狙ってくるからね」と、ツッチーさんの解説があり、みんなで見守りました。
さあ、この周回だ。
僕らがいるスタンド前のヘアピンコーナーに差し掛かった。その瞬間・・・
「あっ!」「きゃあ!」
一瞬、何が起きたのか分からなかった。
芝生に転がるゼッケン74番のマシン。
「若松選手が転倒です」
コントロールタワーからの放送が遠くで聞こえる。
大丈夫かなあ・・・
現在の順位は3位。
このままでも、予選通過は間違いないので、あえて無理する必要はなかったのに。
やっぱりポールポジションにこだわったのか。
僕たちの応援がプレッシャーになりすぎたのかなあ、頑張りすぎちゃったのかなあ・・・
みな、口が重くなりました。
幸いにも怪我はないようで、ここから見る限りバイクも特に大きな傷は見当たらない。
決勝レースは大丈夫かな。出れるのかな。
レースは、いつも危険と隣り合わせだということを、改めて思い知らされることになりました。
心配げに見守る管理人(左)と管理人の人生の師匠ツッチーさん(右) | 「若ちゃん、気合だ!」と念を送るツッチーさん。 いや、流し撮りの練習をしてるだけだった(^^ゞ |
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この2枚の写真とコメントの一部はMacocoさんのアルバムから採用しています。 |
つづく・・・(走っているシーンの写真が少なくてスイマセン・・・決勝ラウンドではもう少しありますから)
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page 3は9/21の夜中に更新予定です。(←会社から帰り次第・・・謎の露天商が登場か!?)
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