2004 筑波ロードレース選手権 シリーズ第5戦 予選ラウンド

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予選ラウンドは、僕らは第1ヘアピンのスタンドで観戦することにしました。

スタンド前のフェンスにトンボがとまっていた。もう秋だなあ・・・

って、トンボ撮ってる場合ぢゃないだろがっ!

ここは、このサーキットの見所の一つで、ハイスピードから急激な減速。
そしてコーナーからの立ち上がりと、スリリングなシーンが展開される。

ここで、コーナーへの突込みを撮ろうと待っていたのですが・・・

うわ、速っ!

こんなに速かったっけ?

ファインダーに収まらない、ピントが合わない、フェンスがかぶる。

フィルムを一本(36枚)使い切っても、1枚も撮れてる気がしないよ〜。

  だんだん無口になっていく僕でした。

 


バックストレートから最終コーナーへ向かう若ちゃん


予選ラウンドは15分間。その間に何回かのタイムアタックを行っていきます。

僕らの目には快調に飛ばしているようでも、同じ予選第2組で回っているゼッケン13番の選手のタイムがなかなか抜けません。

「どうしたんでしょう」
「これから上げていくんだよ」

「管理人さん(実際には名前で呼ばれているが)写真の方はどお?」
「かなり悲惨な状況です・・・」
「これから上げていくんだね」
「・・・」



せっかく新調したレンズをもてあまし気味・・・
素振りが足りなかったからか?
撮れた枚数が少ないので、大きくしてスペースをかせいだりして。
ちなみに、霞んで見えるのは手前にフェンスがあるからです。

明らかに前回の方が良く撮れてるんだよなあ。難しいなあ。

減速してピットレーンに向かう若ちゃん

なかなかうまく撮れないなあ、と焦りながら若ちゃんを追っていると、

あれっ?ピットレーンに入っていった。

マシンの調子が悪いのだろうか。


しばらくして、若ちゃんがコースに復帰。

「1週回ってからの次の周回でタイム狙ってくるからね」と、ツッチーさんの解説があり、みんなで見守りました。

さあ、この周回だ。

僕らがいるスタンド前のヘアピンコーナーに差し掛かった。その瞬間・・・

「あっ!」「きゃあ!」

一瞬、何が起きたのか分からなかった。

芝生に転がるゼッケン74番のマシン。

「若松選手が転倒です」
コントロールタワーからの放送が遠くで聞こえる。

大丈夫かなあ・・・

現在の順位は3位。

このままでも、予選通過は間違いないので、あえて無理する必要はなかったのに。

やっぱりポールポジションにこだわったのか。

僕たちの応援がプレッシャーになりすぎたのかなあ、頑張りすぎちゃったのかなあ・・・

みな、口が重くなりました。

幸いにも怪我はないようで、ここから見る限りバイクも特に大きな傷は見当たらない。

決勝レースは大丈夫かな。出れるのかな。

レースは、いつも危険と隣り合わせだということを、改めて思い知らされることになりました。


心配げに見守る管理人(左)と管理人の人生の師匠ツッチーさん(右) 「若ちゃん、気合だ!」と念を送るツッチーさん。

いや、流し撮りの練習をしてるだけだった(^^ゞ

この2枚の写真とコメントの一部はMacocoさんのアルバムから採用しています。

つづく・・・(走っているシーンの写真が少なくてスイマセン・・・決勝ラウンドではもう少しありますから)

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page 3は9/21の夜中に更新予定です。(←会社から帰り次第・・・謎の露天商が登場か!?)







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