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2 2006 東日本チャレンジカップ 第5戦  〜 予選 〜




(写真:Tsuchy-san)

あらかじめお断りしておきますが、今回、レースの写真がとても少ないのです。
特に管理人、ほとんどレース中の写真がありません。
ひとえに豪雨のせいだと申し上げておきましょう。
こういうときもあるものです。
だからこそ、レース撮影は面白い。
それに、本来の目的は応援なんだから。
と、強がってみる。
一所懸命がんばったんですが・・・



SPコーナーを駆け抜けていくSP忠男の2台のマシン。 シャレではありません (^^ゞ

(写真:Tsuchy-san)




(写真:Tsuchy-san)




SUGOサーキットは、ドライコンディションなら1周1分40秒弱で周回するコースである。
今日はかなりのウェットであるから、1分50秒ぐらいのラップタイムが予想される。
若ちゃんと國ちゃんは同時にコースに出て行ったので、ほぼ同時にメインスタンド前に帰ってきた。
この2台が並んでいる姿を見るのは結構久しぶり。ちょうど1年前の富士SW以来だろうか。


数珠繋ぎ

(写真:Tsuchy-san)



(写真:Tsuchy-san)

(写真:Tsuchy-san)

川が流れているかのように見えるほどウェットなコースを、ものすごいスピードで駆け抜けていく。
バイクが通ったあとの水しぶきも豪快そのもの。
すぐ後ろを走っていたら、水しぶきで前が見えないのではないだろうか?
と、素人的には思うのだが、相手のライン取りを見るための作戦のようだ。


ライン取りを盗むことは、相手が自分よりもいいタイムを出しているときには参考にできるし、決勝レースで直接対決となったときの駆け引きの際にも役に立つ。
絶対に後ろにつかせず、自分のラインを読ませないようにするタイプの#19中島選手や、気にせずマイペースの#37医王田選手(違ったらゴメンナサイ)。
選手の性格によっても異なるものらしい。
若ちゃんは・・・もちろん、気にせず王道を行くタイプ。
わざとラインを見せて後で欺くような、ある種のあくの強さがあってもいいかも?若ちゃんらしくなくなってしまうけど。


黙々と周回を重ねる#37医王田選手 (叫んでても聞こえないけど)

(写真:Tsuchy-san)



ピッタリと後ろについてくる#19中島選手





うさ公さんも、管理人も、ピットレーンに出てメインストレートのすぐそばに立ち、時速200km/h以上のスピードで走るライダーを間近で撮影していた。
前回の菅生でも同じように撮影していたし、邪魔になるような場所ではない。
ところが、撮影に熱中しているところを、大会委員の人に「ピットクルーのパスがないとそこに入っちゃダメだよ」と怒られた。
本来はそうだろうが、僕らもピットクルーのようなもんだし、いいじゃん!と思ったが、チームに迷惑が掛かってはいけない。
ストレートでの写真がうまく撮れないうちに撤退するのは心残りだが、ここは大人しく引き下がろう。



メインストレートを疾走

(写真:usakou-san)


パドックの上から撮影

(写真:usakou-san)



國川選手 第3コーナーにて

予選は15分であるため時間がない。
うさ公さんはパドックの上に登り、引き続きメインストレートを狙った。
一方T-FLATは、雨の中、傘を差す暇を惜しんでダッシュで次の場所に移動した。
向かった場所は、第3コーナー。
雨が降りしきっているが、富士SWの売店で購入したセール品の雨合羽(フード付き)に身を包んで防備した。


(写真:usakou-san)


しかし、カメラ&レンズは剥き出しである。
74番のマシンが現れると撮影して、通り過ぎるとタオルで水を拭いて、おなかにしまう。
これの繰り返しをすると、他の選手を写す機会がなくなってしまうが、今回はやむを得ない。
しかも、なるべく雨ざらしになっている時間を減らそうと、直前までおなかの中(合羽の中)にしまっておき、直前に取り出す動作を行う。
そんなことをしていると、つい、若ちゃんの発見も遅れてしまう。
特に今回は國川さん一緒のため、一瞬見間違うこともある。
あっと、思ったときには目の前まで来ていて、落ち着いて撮れぬ間に、通り過ぎていってしまった。






これじゃ、いかんな。
次はもっと冷静に・・・
74番の写真を撮るたびに、次の周回こそは、と反省する。
そして、腕時計を見て時間を測り、そろそろかとカメラを構えて準備をしていたが、現れた赤いマシンは92番のみ。
あれ?おかしいな。
もう一周待っても、やはり来ない。
まりぞーさんもあとからこの場所にやってきたが、「来ませんね・・・」
どうしたのだろうか。
不安がよぎる。
ふと見上げるとヘアピンコーナーの先で黄色い旗が振られている。
まさか・・・









そして、そのまま予選が終わった。
呆然としてその場に待っていると、トレーラーがコースを走ってきた。
その上には、他のチームのクルーと一緒にTakaさんの姿も見えた。
やはり転倒したらしい。
怪我はないだろうか。マシンの状態はどうだろうか。
心配しつつも、とりあえず僕らはガレージに戻ることにした。






To be continued

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