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GP250クラスのレースが終わり、メインスタンド前では表彰式が行われている。いよいよ次はST600クラスの決勝ラウンド。
パドックもにわかに慌しくなってきました。
パドック前で最終のマシンチェック。いよいよ本戦のスタートだ。 |
あと10分もすると、レースが始まる。
観戦する僕らもまた、ものすごく緊張するのです。自分が走るわけではないのに、このドキドキはなんだろう。
のどが渇くし、トイレにも行きたくなるし・・・いやあ、落ち着かない。
コース上には各選手が揃い、スタートの合図を待っている。 直前までウォーマーでタイヤを暖めたり、準備に余念がない。 雨は本降りになってきて、傘やレインコート姿が目立ちます。 RQのお姉さんもレインコート。アップじゃないけど、おみ足は見えますね。 H田くんやK岡さんには、ご満足いただけないだろうけど・・・ |
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コントロールタワーのスピーカーから、選手の紹介が始まりました。 ポールポジションの若ちゃんは、当然、一番目にアナウンス。 スタンドで観戦する我々も、大きな拍手を送ります。 「予選トップの選手を応援してるんだぞ。知り合いなんだぞ」 他の観客に対して、何かこう優越感みたいなものを感じながら、ちょっと鼻が高い気分を味わっちゃった。 応援する選手が強いって、いいものだね。 |
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両手を挙げて声援に応える若ちゃん |
選手以外はコースから去り、いよいよ決勝レースの始まり。
フォーメーションラップを終えて、スターティンググリッドに各選手が戻ってきます。 ST600クラスは、参加選手の数が多いため、自分のポジションを間違える選手も散見されました。 場内放送で間違いを指摘されると、何人かの選手は後ろを振り返り「誰だよ、間違えてる奴は」という感じだけど、さすがに若ちゃんは落ち着いたもの。 視線を一点にすえて、神経を集中させています。 |
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シグナルが青になり、決勝レーススタート! 1週して最初に帰ってきたのは、やっぱり若ちゃん。 オープニングラップをとりました。 一方、天気はというと、ますます空は暗くなり、雨も強い。 やはり、スリップしやすくなるから転倒しやすくなる。 勝ってほしいけど、無理しないでほしいし・・・ 雨天コールドゲームで、今の順位で終了ってならんかな。 |
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寿 |
順調にラップを重ねていく若ちゃん。 しかし、後ろからナンバー69のマシンがひたひたと近づいてくる。まだ十分にリードしているけれども、少しずつタイム差が小さくなってきているようだ。 優勝争いは、この2台に絞られてきた・・・ |
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う〜ん。 かなり迫ってきたなあ。 何とか最後までこのまま行ってほしいと願いながら、レースの行方を見守ります。 |
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ホームストレートから第1コーナーへの飛び込み。ブレーキング競争で69番に競り勝つ若ちゃん。 |
追われる立場って精神的にもつらいんだろうなあ。
あまり後ろを気にしすぎてハンドリングを間違わないように、と祈りながら応援を続ける僕らでした。
つづく・・・
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続きは、明日(6/21)更新予定です。ついに最終回!
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