TSUKUBA CIRCUIT

2004 筑波ロードレース選手権 シリーズ第3戦

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完成されたマシンは美しい

ガンバレ!我らが若ちゃん!!

今大会、応援するのは「天才ライダー若ちゃん」こと若松君です。(以下、敬意を込めて「若ちゃん」と言います。)

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2004 筑波ロードレース選手権シリーズ第3」に誘ってくださったのは、某証券会社の有名クレジットアナリスト「ツッチー氏」です。

ツッチーさんが、日頃お世話になっているYSP三鷹のチーフメカニックが「若ちゃん」であり、ツッチーさんは若ちゃんのスポンサーでもあるのです。

一方僕らは、ツッチーさんと仕事上の接点があり、誘ってもらって面白そうだったので、軽〜い気持ちでやってきました。
レースは見に来たこともない素人です。

要するに、僕は若ちゃんとは初対面であり、縁としてもかなり浅いことが分かるでしょう。



若ちゃんが出場するST600クラスは出場台数も多く、予選が2組行われる激戦区。

近寄りがたい雰囲気が・・・

予選ラウンド開始前。パドック内は最後のマシン調整に余念がない。

そんなお忙しい中に、知り合いの知り合いという、ご縁としてはかなり浅い身分でお邪魔してしまいました。

ピリピリとした空気の中、「ちょっと写真を・・・」と、ごそごそカメラバッグをいじりながら近寄っていきました。

とても話し掛けられる雰囲気ではなかったので、パチパチと23枚写真を撮って、そそくさと引き上げようとしたら、若ちゃんがやってきました。



笑顔が爽やかな好青年です


レースの凄まじさを物語る・・・

ツッチーさんが、「やあやあ」と話し掛け、

「調子はどお?」(byツッチー)

「ばっちりです」(by若ちゃん)

僕らも「初めまして。レース、頑張ってください。」とだけ言葉を交わしました。

最も忙しく、緊張しているであろうところを、にこやかに、そして、とてもフレンドリーに応対してくれました。

一所懸命応援するぞ!と、思わず惹きこまれてしまう我々でした。



そんなやり取りをしている間に、予選スタートが近づいてきて、チームの方々はスタート前の控え所に向かっていきました。



ふと見た、若ちゃんの後ろ姿。

ウェアの背中には、無数の擦り傷がありました。

一つ間違えば大怪我につながるバイクレース。

限界ギリギリを狙うレースだけに、生半可なものではないのだということを、無言の背中が語っています。

「怪我だけはしないでね」

軽い気持ちでいた我々も、身が引き締まる思いになります。



つづく・・・

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