2010年7月26日(月) 東北旅行-2 奥入瀬〜十和田湖

東北旅行の2日目です。
前日に奥入瀬渓流を観光したかったのだけど、あいにくの雨で中止。
でも、今日は朝からいい天気になりました。木漏れ日がキラキラしていて綺麗でした。

(写真はEOS40D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)


川に落ちないよう気をつけてね

EOS40D+レンズ EF70-200mm f/4L IS USM  F5.6 Auto +1/3EV



石ヶ戸

2日目の今日は、朝からいい天気。
奥入瀬渓流を散策した後、十和田湖観光に向かう予定だ。
奥入瀬渓流は、いわゆる観光名所となっているところだけでも全長14kmあるので、全て徒歩では片道だけでも4時間ほどかかってしまう。
そこで、レンタサイクルを借りようと「おいらせ渓流観光センター」にいったところ、
「坂道が多いので大変ですよ?今日は月曜日で人も車も少ないので、車で移動しながらの方がいいですよ」
とのことだった。
これは素直に言うことを聞いておいたほうがよさそうだ。
さっそくクルマに乗って川沿いに進んでいくと、最初の観光スポットである「石ヶ戸」というところに着いた。
「ヶ戸」とは、この地方の方言で、小屋を意味するらしい。つまり、石でできた小屋ということなので、石ヶ戸=岩屋のことなのだ。
大きな石が大木に支えられて屋根のようになっており、小屋のように見えなくもない。
この岩屋には、その昔、「鬼神のお松」という美女の盗賊がここに住み着いていたという伝説が残されている。
でも、今は夏だから本当かもとちょっと思ったりするけれど、この地方の冬は相当寒いでしょ。こんなところに住むなんてむりでしょ、さすがに。
それはさておき、石ヶ戸から川に沿って少し歩いてみることにした。





盗賊でーす




今日は天気が良いけれど、前日にかなりの雨が降ったせいで川の水が濁っているし、いま歩いている道も所々ぬかるんでいる。
ちょっと目を離すと、優奈はわざとぬかるみの中に入っていく。景色を眺めるよりも、泥遊びの方が子供にとっては楽しいんだろうなあ。



お散歩楽しいよ
泥遊びして怒られた〜



昨日の雨で水量が増えたようだ



川の中の岩の上

奥入瀬渓流の写真を撮るため、今回はちゃんと三脚を持ってきた。
水の流れを出すためにスローシャッターは欠かせないからね。
荷物になるので面倒とも思ったけれど、やはり持ってきてよかった。
最近は横着して三脚使わないことが増えちゃったし、たまには真面目に撮るのもいいもんだ。
お気に入りのジッツォのカーボン三脚。そういえば、結構高いのに奮発して買ったんだよなあ。
6年ぐらい前のことだけど。


上の写真は、こんな風にして撮ってます


ジッツォの三脚を置いてある店が少なくて、当時はまだヨチヨチ歩きだった優ちゃんを連れて、池袋のビックカメラ本店まで行ったっけ。
それが今はこんなに大きくなりました。









いったん石ヶ戸まで戻り、車に乗って少し先に進んで、再び川沿いの道を歩いた。
もっと青く透明な水を期待していたので、少し残念。
それでも、景色はとても綺麗。
倒木に生えた苔なんかは、多少濡れているほうが趣があるというもんだ。まあ、雨が降らなくても水しぶきがかかるから苔が生えるのだけど。






阿修羅の流れ

さらに道を進むと「阿修羅の流れ」という瀬がある。
そもそも「瀬」というのは、川の流れの急なところを意味する言葉であり、奥入瀬という名前も奥に入るほど流れが速くなるというところから着いた地名だそうだ。
そんな奥入瀬渓流の中でも、阿修羅の流れは代表的な光景の一つであるらしい。
確かに豪快な流れではあるけれど、似たようなところはたくさんあり、ここだけがスゴイと言う訳ではない。
でも圧倒的に観光客の数が多い。
やはり、「名所」という言葉に弱いんだよね、みんな。
他人のこと言えないけど。

















雲井の滝




滝のすぐそばまでいけます

続いて車を停めたところは、雲井の滝というところ。
森林に囲まれた断崖から三段になって落下する滝で、落差は約20メートル。
水量も多く渓流沿いの滝の中でも見ごたえのある滝のひとつと言われている。






滝の近くだと、かなり水しぶきが飛んでくる



当初の計画では、昨日のうちに、この辺まで観光に来ているはずだったのに、急な雨のために中止にしたのだった。
今日は晴れたのはいいけれど、この後の観光プランを考えると少し急がなくてはならない。
でも、綺麗な景色が多くて、ついつい立ち止まってしまう。
次は白糸の滝。林の向こう側に微かに見える滝だ。
雲井の滝から、この白糸の滝までの間にもいくつか滝があるらしいが、飛ばしてしまった。
もっと落ち着いて、じっくりと散策したかったなあ。







白糸の滝





銚子大滝




虹の奥入瀬渓流の最後の見所は、銚子大滝。
落差は7mと高くはないが、幅20mに渡りかなりの水量で流れ落ちている。
かなり豪快な水流であるため魚が上れず、そのため魚止めの滝とも呼ばれるらしい。
「銚子大滝」と書いてある案内の看板の前で、家族で記念写真を撮ろうとして三脚をセットしていると、川下から団体客がぞろぞろとやってくるのが見えた。
急がなきゃ記念写真どころじゃなくなってしまう・・・
慌てて撮ったので、あまりいい記念写真にならなかったけど、まあ仕方ないね。





遊歩道脇の名もない小さな滝




奥入瀬渓流はとても綺麗な景色でした。
マイナスイオンをたっぷり浴びて、健康になった気がします。
このあとは、十和田湖です。

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