2010年7月25日(日) 東北旅行

今年の夏休みは東北旅行。
北に向かうときは、東北を越えて北海道に帰ってしまうため、なかなか行く機会がなかった。
それで、今回は中学生のとき以来の東北旅行に行ってきたのです。

(写真はEOS40D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)


東北旅行のスタートです

EOS40D+レンズ EF70-200mm f/4L IS USM  F5.6 Auto +1/3EV



東北新幹線 「はやて」

前に東北旅行に行ったのが中学2年生のときだから、今からなんと四半世紀以上も前のことだ。
そのときは、苫小牧からフェリーに乗って仙台に入り、そこから北上して、八戸から再びフェリーに乗って帰るルートだった。
今回はその逆ルート。
新幹線「はやて」で八戸まで行き、そこでレンタカーを借りて東北自動車道を南下し、仙台から東京に帰るというもの。
朝8:28東京発の「はやて7号」に乗り、八戸に直行。
実キロで593kmのを道のりを約3時間で到着。
途中停車駅が少なく、意外と早くつくのだ。




寝てしまいました
新幹線、楽しいな



八戸駅のコンコース

八戸駅は新幹線の停車駅ではあるが、街の中心地ではないらしい。
日曜日のお昼時だというのに人の姿がほとんどない。
八戸市の規模ってあまりイメージがなかったのだけど、実は人口20万人以上の結構大きい都市。
漁獲高日本一なのは有名だけど、意外と大きな街だったんだね。

駅前で記念撮影


八戸駅 駅前大通。だけど、人も車も少ない




お昼ごはんの生ちらし。ごく普通でした。

レンタカーは12:30からの予約にしていたので、先に駅の近くでお昼ご飯を食べることにした。
八戸なんだから、やはり海産物を食べるのが筋だろう、と思ったが、そもそも店も少ない。活気のない駅前だこと。
適当に入った店で、ちらし寿司を注文。味は・・・まあ、こんなもん?
とりあえず昼食を済ませたので、駅前のマツダレンタカーに行った。
すると、八戸店と八戸駅前店という二つの店があり、ここは駅前店なので予約した店と違うということだった。しかも、ここからは結構遠いらしい。
でも、お店の人が親切で、その店まで車で送ってくれるということだったので、お願いすることにした。



国の天然記念物 蕪島



無事にレンタカーを借りることができたので、まずは八戸周辺から東北観光のスタート。
事前にネットで調べていた観光スポットのうち、まずは比較的近場である蕪島に行ってみることにした。
ここは、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されているところである。
「島」とはいうものの、昭和の初期に埋め立てが行われ、陸続きになって半島のようになっている。

お祭りだそうで、小さいけれどおみこしも出ている
蕪嶋神社 神社の名前には「嶋」を使うらしい



向こうに行きたいよ〜

ウミネコの巣を間近に観察することもできるそうなので、近くまで行こうとしたら、運悪くその日は何かのお祭り日。車両通行止めになっていて近づくことができない。
随分混んでいるなぁとは思ったのだけど、お祭りだったとは。
今回はあきらめて次の場所に向かおう。

本文とは関係ありません・・・





葦毛崎展望台

続いて向かったのは、蕪島からもう少し東に行ったところにある「葦毛崎展望台」
幕末時代には異国の船を監視するのに使われ、太平洋戦争時は日本軍によって利用されたと言われている。
今は昔の目的で使われることはないので、ただの観光地である。
とはいえ、展望台の周りには、数多くの花が咲いており、自然がそのままに残されている。





展望台から眺める太平洋の水平線
ツリガネニンジン



水平線をバックに一気飲み

もう少し先に進むと「種差海岸」というところがある。海岸線の美しさと、広大な芝生の広場が魅力らしい。
でも、ちょっと寄り道過ぎるので、本来の目的地である奥入瀬渓流に向かうことにした。



茅葺屋根の古民家

奥入瀬に向かうために、海沿いの道を北上した。
海沿いといっても、綺麗な砂浜の海岸線ではなく、八戸港の周りは工場だらけ。そして、海と反対の内陸側は自衛隊の演習場。
あまり見るべき場所もないまま、カーナビの指図どおりに進んでいくと国道45号線に入る。
そこから先は、道なりに進んでいくだけだ。
とはいえ、八戸港からいわゆる奥入瀬渓流のところまでは60km以上あり、すべて一般道であるため車で2時間近くかかることになる。
おまけに、昼間は晴れていたのが、だんだんと曇ってきて、ついに雨が降り出した。
今日はこれ以上観光するのは難しそうだ。
途中、道の駅「ろくのへ」に寄って休憩したら、古民家があったので見学していくことにした。
ここは、旧苫米地家住宅といって、奥入瀬川流域で最古の家屋と思われるものだそうだ。建築手法などから、江戸時代後半に建てられたと推測されている。









昔は火鉢で暖をとってたんだよ




野の花 焼山荘

今日の宿は、「野の花 焼山荘」

十和田湖畔ではないので湖が見えるわけではなく、奥入瀬川沿いでもないので川も見えない。
ロケーション的には地味な場所だが、その分、静かではある。
この宿は、館内の全ての床が畳敷きになっていて、廊下もスリッパではなくて裸足で歩き回ることができる。
優奈の足のサイズだと、子供用のスリッパでは小さく、大人用では大き過ぎるので、ちょうどいいサイズが中々ない。
裸足で歩けるというのは、そういう意味でとても便利だ。
でも、はしゃいで走り回って転んでいたけど。





ロビーも畳敷き
十和田湖の形をしたテーブル




いい宿でした

日曜日から月曜日に掛けての宿泊ということもあり、
お客さんは少なめ。
予約したよりも広い部屋に変えてくれたり、
色々と気を遣ってくれました。
お風呂も綺麗だし、食事も豪華。
東北旅行初日の宿としては、合格点と言っていいかな。
もっとも、今回の4泊予定のうちで一番値段の高い宿だから、
その点は割り引いて評価しないといけないけど。
明日は奥入瀬渓流めぐり。

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