2007年12月20日(木) 伊豆旅行(前編)

休みを取って旅行に行きました。
2007年最後の温泉旅行。やっぱり温泉は「くぅ〜、生き返るねー!」


(写真はEOS20D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)



今日は暖かいね


EOS20D+EF70-200mm F4L IS USM F7.1 Auto(1/320) -1/3EV




今年の温泉旅行第3弾。
伊豆の土肥温泉に一泊二日で行くことにしました。
リフレッシュ休暇で冬休みをとることにしたので、天皇誕生日とあわせ5連休。
せっかくの大型連休なので、飛行機を使って由布院とか道後温泉とか、遠方の名湯も行ってみたいなあ、と検討はしてみた。
でも、ママさんの体調を考えるとあまり遠出も出来ないので、伊豆・箱根あたりがやっぱりお手ごろなんだよね。







パパが歯医者に寄ってから旅行に出発。
今日はとてもいい天気なので、土日でこんな時間なら大渋滞になっているところだけど、今日は平日。
この時間でもいたって快調に東名高速を進んでいる。
優奈がトイレに行きたいと言うので中井PAに立ち寄って休憩。
そして、まだ12時前だけど、軽く昼食をとることにした。







早い時間で、かつ「軽い」昼食にしたのは、今日のホテルの晩御飯に期待してのこと。
宿を決めるにあたりクチコミ情報を見たら「食べきれないほどの料理の数々」というコメントが多く、これは腹をすかせて臨まなければいかん、と思っていたのだ。




そのため、PAでお蕎麦とたこ焼き、おにぎり、アメリカンドックという微妙な組み合わせを3人で食べ、なんとなく貧乏旅行な雰囲気。
食べ終わったら、その辺を少し散歩して、腹ごなし。

そして再び高速に乗って、沼津インターへ 猫さん、コンニチハ
遊具で遊ぼ




「この後どこに行くの?」 「決めてないよ」



標高800mは結構高いです

高速を降りて一般道を走り、伊豆半島の真ん中を修善寺道路を通って南下し、修善寺で西に向かって土肥に向かうというルートをとるつもりだった。
今年の温泉旅行は3回目だけど、いずれも前日に宿の予約をとるという慌しさ。
事前の観光名所チェックをしていなかったので、途中で車を停めて地図を確認するも、めぼしいスポットがない。どこに行こうかなー?

どひゃーっ






しかも、修善寺を既に通り過ぎており、通る予定だった道ではない道路を走っていることにも気がついた。
ここから戻るほど目的があったわけじゃないし、とりあえず、「ここからの眺めが綺麗」と地図に書いてあった峠に行ってみようか。
ということで、向かった西伊豆スカイライン。
有料道路の西伊豆スカイラインだが、有料区間になる前に峠があったので、ここで一旦小休止。


絞りF11 シャッタースピードは1/4000

もうすぐ冬至ということもあり、3時前だというのに、もう夕方のように日が傾いている。
でも、ここからの眺めは、けっこう綺麗。
西日がちょうど正面にあり、輝く海が見渡せる。
こういう写真って露出が難しくってねえ。
Autoじゃ無理なので、マニュアルモードでブラケットして後で選ぶしかないね。


平日ということもあり、他に人もいないし、車のとおりも少なく、静かに景色を眺めることができる。
冬の海ではあるけれど、天気がいいので穏やかに見える。
そして、北の方に目を向けると、富士山も見える。
この辺りから見る富士山は、山頂付近もあまり雪が積もっていないようだ。
南斜面だからかな。
人も車もいない峠の駐車場は、優ちゃんも遊び放題。
満足ですか?






土肥温泉に行きたいけど、右折はぐにゃぐにゃ〜

じゃあ、そろそろ宿に向かおう。
登ってきた道を今度は降りていき、西に向かうと目的地のはずが・・・
なんじゃこの標識?
右に行きたいのだけど、くにゃくにゃー。
意味分からん。
でも、通れないわけではなさそうだから、そのまま右折。
しばらく走ると道が細くなり、片側が崖になっていてカーブが連続する、ぐにゃぐにゃ道。
なるほどー。分かりやすい標識かもしれない。


それでも、昔、大阪にいた頃に、高槻から京都に抜ける細道の狭さ、くにゃくにゃさに比べれば、はるかに走りやすい道だったけど。
しばらくすると、もとの国道136号線に合流し、そして海が見えてきた。
このあたりが土肥温泉だな。
まだちょっと時間があるから、もう少し走って「恋人岬」というところに行ってみよう。
これが誤算だった。
意外と遠い。
しかも、前を走っている車が遅い。




それでも岬について、駐車場に車を停めて、岬名物のラブコールベル(愛の鐘)とやらを見に行こうと歩き出したが、ぜんぜん海が見えない。
道を間違えたか?
少し先に案内板があるので見に行くと道はあっている。
しかし、この先さらに500mも歩かねばならない。
今は下り道だからいいけど、これ、帰りはずっと上りってことだよね。
でも、ここまで来て戻るのもなんかなあ。
意を決して先に進むと、ようやく一つ目の鐘についた。
天気がいいのでここでも富士山が見えた。でも、それだけだな。
ちょっとがっかり。

AAA



愛の鐘のほかに、金の鐘(俗称 幸せの鐘)と呼ばれる鐘も設置されており、こちらも鳴らした者は愛がかなう、または幸せになれると言われているそうだ。
この金の鐘は伊豆の恋人岬が、グアムの恋人岬と提携関係を結んだ際に設置したものだそうだが、これ以上歩くのは正直しんどい。


AAA

さっさと戻ってチェックインしよう。
戻りの上り坂で優ちゃんが「疲れた〜」「もう歩けな〜い」と弱音を吐くが、抱っこするほどこっちも元気じゃないぞ。
自分で歩いてくれー。
ようやく駐車場にたどり着き、急いでホテルに向かう。


さらに300mも離れているので、遠くから見るだけの金の鐘




温泉街にはホテルの案内の看板があるだろう、と思っていたのにないのだ。
さて困った。
うろうろと車で走るが埒が明かないので、ホテルに電話して道を聞く。
「今どこですか?」
「よく分からないけど、花時計という標識があります」
「それなら、戸田港に向かって、そして・・・」
「はい・・。はい・・。」
なんかよく分からない。(じゃあ聞き返せよ、と自分に突っ込み)
とりあえず走り出すが、思ったイメージと違う。
おかしいなあ。
と、そこに救いの神様が。郵便配達のお兄さんがいた。

AA


「すいませーん。ホテル雅に行きたいんですがあ」
「あ、それなら小土肥の方になるので、そこを右に曲がってまっすぐですよ。あと5〜6分ぐらいですね」
あれ?全然違ったのか。
でも、おかげでよく分かった。
指示されたとおりに走り出すと、夕陽が海に沈みかけている。
あ〜。きれいだ〜。
でも、道が細くて車を停められない。
恋人岬に寄ったのが失敗だった。
今頃、ホテルの部屋か、ホテルの前の海辺から、沈む夕陽を写真に撮ることができただろうに。
結局、ホテルに着いたのは、太陽が沈んだ直後だった。



チェックインを済ませて、部屋に荷物を置いたら、早速お風呂に入りにいった。
露天風呂からの眺めも最高!
残光が残る海も、綺麗なものだ。
1時間、たっぷりとお風呂に入って、旅の疲れもすっかり取れた。
さあ、晩御飯だ。
これが噂どおりの量だった。
本当にもう食べきれない。
最後に出てきた金目鯛の煮つけが、地元の魚らしくとてもおいしいのに、お腹がいっぱい。
でも食べたけど。







優ちゃんのお子様メニューもボリュームたっぷり。
パパもママも、おなかいっぱい。
「ふー。食べたー。」
と布団の上にひっくり返ったら、ビールを飲んでいたこともあり、
パパはそのまま深い眠りのそこに・・・



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