2007年7月15日(日) 伊豆の温泉旅行(前編)

突然思い立った温泉旅行。そんなときに限って台風がやってくるんだよねえ。。
でも、個人的には台風は好きです。雨とか風とか、ワクワクするよね。


(写真はEOS20D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)



台風が来ててもソフトクリームはかかせない


EOS20D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM F4.5 Auto +2/3EV









あ〜、温泉にでも行きたいなあ。
と、急に思い立って、三連休のプチ旅行の宿探し。
ママの体調を考え、あまり遠くないところを選ぶとと、やっぱり箱根か伊豆。
でも、優ちゃんが翌週の「お泊り保育」で箱根に宿泊予定。
じゃあ今週は伊豆にしよう。
さっそくインターネットで宿を探し、伊豆の湯ヶ島温泉の旅館を予約。
ところが、ただいま台風4号が接近中。
この週末に関東に上陸するという予報なのだ。
こういう予報はよく外れるし大丈夫だろうと思っていたら、どんどん近づいてくる。
天気予報では、「15日の午後3時頃に伊豆付近を通過すると思われます。」
なんと!ちょうどチェックイン予定時刻じゃないか・・・
そんな不安の中で当日は雨が降る中、午前10時頃に出発。
当初の予定では川崎ICから東名高速に乗って、小田原−厚木道路を通っていく予定だったのだけど、ラジオで道路情報を聞くと「小田原−厚木道路は台風の影響で通行止めです」
「その他、箱根へ向かうほとんどの道路が通行止めとなっています」
うーん、困ったなあ。じゃあ、そのまま東名を走って沼津で降りて行こうか。
「東名高速道路も富士と清水間が通行止めです」

えー!
沼津って富士より向こうだっけ、手前だっけ?
これ、ホントにたどり着けるのかなあ・・・
幸い、沼津インターは富士インターより手前だった。
ここから先の道は大丈夫かなあ。台風もどんどん近づいてきているようだし。
ところが、車を走らせている間にどんどん雨は上がっていき、厚木の先は路面も乾いている。
本当に通行止めなのかなあと疑うぐらい。
でも、とりあえず沼津まで行って高速を降りて、一般道を走る。
少しすると、道の駅「伊豆のへそ」というのがあるので、ここでいったん休憩。
ここには「伊豆洋ランパーク」が併設されている。
けれども、洋ランを見るよりもとりあえずお土産やさんに入ってみよう。











「ソフトアイス」という魅惑の文字が・・・ ハトにまたがってます



こういうところには、たいていその土地の名物ソフトクリームがある。
優ちゃん、目ざとく見つけたけど、とりあえずは我慢しなさい。
それより、トイレに行っておいたらどうだ。



トイレに行ってきました



青空が見えてきた



もうそろそろ台風が近づいてくるはずだけれど、雨が降る気配はまるでない。
それどころか、いつの間にか青空が広がってきた。
地面は少し濡れているので、さっきまでは雨が降っていたのだろう。
でも、今は日差しも出て暑いぐらいだ。
こうなると、やっぱり冷たいものが食べたくなる。
優ちゃん、やっぱりソフトクリーム食べようか。
道の駅の売店に向かい、静岡といえばお茶なので、抹茶ソフトを注文。
ところが、気温がかなり上がってきているようで、食べてるうちにどんどん解けてくる。
優ちゃん、垂れてる垂れてるーっ!
「でへへ・・・」
なんて顔だ。まるで、おばQだよ。





濁流の桂川

道の駅を出て、修善寺に到着。
台風が近づいていることを忘れてしまいそうなぐらいに天気がよくなってきたけれども、川は濁流となっているし、水位もあがっている。
もう雨は降り終わったのかな。それとも、このあと天気が崩れるのかな。
とりあえず、天気のいいうちに観光しておこう。

独鈷の湯の碑



修善寺は弘法大師ゆかりの寺



境内を望む








修禅寺(しゅぜんじ)は曹洞宗の寺院である。
しかし、もともとこのお寺は、大同2年(807年)に空海が創建したと伝えられ、当初は真言宗に属しており、名称も桂谷山寺だったそうだ。
その後、鎌倉時代初期に修禅寺の名称が定着し、寺領も修禅寺と呼ばれるようになった。
源頼朝の弟の範頼と、その息子で鎌倉幕府2代将軍の源頼家がこの寺に幽閉され、その後この地で殺害された悲劇の寺でもある。
その後、一時期は臨済宗となったこともあったが、伊豆一国を収めた伊勢新九郎長氏(北条早雲)が、彼の叔父の隆渓繁紹に曹洞宗の寺院として再興させて以降は、曹洞宗の寺となっている。


神妙にお参りしています

最初の門をくぐる前、優奈が遊んでて、いつまでも来ないのでおいていった。
物陰から様子を見てたが、いなくなったことすら気がついていない。
いい加減にしろ。
と、本当に先に行こうとしたら、そこでやっと一人ぼっちであることに気がついた。
ところが、もと来た道を戻ってしまった。
しかも、慌てて走り出したため、危なく道路に飛び出すところだった。
お仕置きもしなきゃいけないけど、事故にでもあったら取り返しがつかない。
怒り方も考えなきゃ。ちょっと反省したのでした。





温泉街だけあって、手水もお湯なのだ




優奈、まだ泣き顔のまま。
でも、自分が悪いんだぞ。反省しなさい。
こっちだって、かなりドキッとしたんだから。





伊豆の旅行シリーズは

まだまだ続くよ!

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