2007年5月12日(土) 筑波サーキット(全日本ロードレース観戦)

今日は筑波で全日本ロードレース選手権の観戦です。
こんな小さな子がレース観戦?いえいえ、家族連れは結構多いのです。
小さいながらも公園もあるし、親子で楽しめるのですよ!


(写真はEOS20D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS、EF70-200mm F4L IS、EF-S17-55mm F2.8 IS)



サーキットに公園はつきものよ!


EOS20D+EF70-200mm F4L IS USM F5 Auto







YSP&PRESTOレーシングの中須賀選手

全日本ロードレース選手権は、国内最高峰のオートバイ・ロードレースシリーズである。
ロードレースとは、20世紀初頭に、公道(ロード)で競われ(レース)たのが、その発祥である。
国内では1961年に財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が設立され、1962年に全日本ロードレースを初開催、1967年よりシリーズ戦となり、現在に至っている。
2007年シーズンは3月31日、4月1日のツインリンク茂木を皮切りに、10月20、21日の第7戦の鈴鹿サーキットまで、全国のサーキットを舞台に激戦が繰り広げられる。
そして今日、5月12日は、筑波サーキットで第3戦の予選が行われている。






「レース観戦記」的な書き出しで始めましたが、優ちゃんと二人でのレース観戦です。
昨年の夏以降、家庭の事情により、大手町一眼レフ友の会 若ちゃん応援隊兼撮影隊としての活動を休止していましたが、やはりたまにはレースを見に行きたいっ!という衝動に駆られ、筑波にやってきました。
昨年のこの大会も、優ちゃんと来たのですが、朝から雨・風が強く、おまけに寒くて、優ちゃんにとっては試練のレース観戦デビュー。
しかも、パパが写真を撮っている間に迷子になって、人だかりが出来てしまっていた。
まあ、正確には迷子ではなく、「ここで待っててね」といった場所でちゃんと待っていたのだけど、寂しくなって泣き出してしまい、迷子と思った方々が心配して集まってくれた、ということなのだけど。

そんなわけで、優ちゃんにはあまりいい印象がないかな?行きたがらないかな?と心配したけど、
「今度の土曜日にレースがあるんだけど、一緒に行く?」
と聞いたら、「行きたーい!」と、予想以上の好反応。
そして当日の朝、今日は、見事な五月晴れ。
雲ひとつない青空が広がっている。
優奈の面倒を見るため大阪から来てくれているおばあちゃんが、おにぎりを作ってくれたので、車中のお弁当として持って、さっそく出発。
晴れた土曜日は、高速道路の渋滞が心配だけど、今日は大型連休後の最初の週末であるためか、意外と車が少ない。



高速を降りてからも空いており、通いなれた筑波への道は、迷うことなく2時間ちょっとで到着。
全日本選手権は観客も多いので、特設駐車場が用意されている。
今日は予選でしかも朝なので出店が少ない。さらっと通過して、パドックへ。
この時間、すでにGP125の予選が行われているが、今年はこのクラスに知っている選手が出ていないので、慌てることはない。
ST600の予選が始まるまで時間があるので、優ちゃんにあわせてゆっくり移動だ。
第1ヘアピンそばの観戦スタンドに着いて、いったん休憩ね。
当初は「わぁ、うるさーい」と言っていた優ちゃんも、すぐに慣れて興味津々。





ゼッケン99番 高杉選手はPhoto Galleryもあるよ




そして、まもなくST600の予選が始まるので、撮影場所に移動。さすがに全日本だけあって、いい撮影場所は既に人がいるか、脚立が置かれている。そんな中でもわずかな隙間を見つけて、こちらも脚立をすえる。ST600クラスの予選A組1回目は、紅一点の高杉選手をメインに撮影開始。
あとは、東日本エリア選手権で若ちゃんと競い合ったゼッケン34番の川原選手。
以前は白いカウルだったのに、すっかりカラーリングが変わっているので、見つけるのに苦労しました。
それにしても、100-400mmの望遠レンズが重い!
一脚を持って来ればよかったなあ。

ゼッケン34番 川原選手






タンポポを、ぷぅ〜って

去年まで、よくこんな重いものを手持ちで振り回していたものだ。
と、我ながら感心するよ。
応援者である僕らも緊張していたから、そういう重さも感じられなかったのかな。
滅多にできない貴重な経験だったよなあ・・・

と、パパがレース撮影に夢中になっている間、優奈はタンポポを見つけて喜んでいる。
ごめんねー。もうちょっと、一人で遊んでてね。
すると、「優ちゃんも上から見たーい」と叫びだした。
いや、カメラだけでも重いのに、キミを抱っこしての撮影は無理だよ・・・
しかし、それでもごねるので、仕方なく少しだけ肩車をしながら写真を撮った。
はあ、重たい。
予選終了間際に、目の前で転倒がありびっくりした




#99高杉選手の目の前で#65小菅選手(東日本エリア選手権にも出てました)が転倒





ゼッケン54番 井上選手もPhoto Galleryがあるよ

続いて、予選B組の1回目。
B組には青雷さんが出場しているので、青雷さんをメインに
撮影開始。
しかし、久々のレース撮影で、あまりうまく撮れない。
いや、毎月レース撮影に行っていた去年も、そんなにうまくは撮れなかったのだが。
いや、難しいなあ・・・。
という気分を味わうのも久しぶり。
この敗北感も、これはこれで楽しいものだ。
そしてB組の予選も終了し、ST600の1回目が終了。


#73安田選手は昨年、一昨年と全日本のST600を連覇して、今年はJSB1000に参戦中



SP忠男の#75大崎選手。今年からJSB1000に参戦。




次は、全日本選手権の最高クラスであるJSB1000。
特に知っている選手がいるわけではないので、パンフレットを見ながら有名選手を探してみる。
昨年までST600だった選手が、今年からJSB1000に変更した選手も多く、意外と知っている名前が多い。
昨年、一昨年とST600のシリーズチャンピオンとなった#73安田選手をはじめ、SP忠男の#75大崎選手、優勝か転倒かの出入りの激しい#39酒井選手など。
酒井選手といえば、キャンギャルのレベルの高かったTeam Greenだったが、今年はヨシムラスズキに移籍して、クラスを上げての出場だ。

#39 酒井選手



Team Greenは柳川選手
Team Greenのレースクィーン・フィギュア

そのTeam GreenのJSB1000は今年も柳川選手。
翌日の決勝は二度の赤旗が出る波乱のレースだったらしいが、その波乱の決勝レースを制した。


また、今年からJSB1000クラスに限りファクトリーチームの参加が認められ、HONDAがTEAM HRCとしてフル参戦している。
そのライダーは手島選手。F1での不振をバイクで挽回できるか?


#48手島選手。 昨年のチームはF.C.C.TSR




ちべたいっ!でも、おいし〜い


JSB1000が終わると、次はGP250の予選。
と、その前に、ちょっと時間があったので、近くの出店でカキ氷を購入。
今日は暑いもんね。それに、駄々をこねずに一緒に観戦してくれているご褒美だよ

パパの脚立がテーブルです



ゼッケン92番 國川選手続きはPhoto Gallery

GP250はA組、B組に分かれておらず、また、1回のみの予選である。
もちろん、その分、時間は長い。
GP250には、SP忠男で若ちゃんの同僚であった國川選手が出ている。
昨年のST600からクラスを変更してのエントリーだ。
國川選手の場合、SP忠男のマシンなので、見慣れているため非常に見つけやすい。
予選の時間が長いので、途中で撮影場所を移動した。





去年は、撮影場所を変えるとき、
「ここにいてね。すぐ戻るから」
と優ちゃんを置いていったら、迷子騒ぎになったのだ。
でも今年は優ちゃんも大きくなって、一人で遊べるようになっているので、心配も少ない。
コースサイドの斜面を滑り台代わりにして遊んでいる。
見えるところにいれば、こっちも安心して写真が撮れるし、近くで遊んでいてくれるのが一番だ。




優奈を残して最終コーナーに場所を移動しても、パパを見つけて手を振っている。
筑波サーキットは、コンパクトなレイアウトなので、そんなに遠く離れなくても違う撮影ポイントにいける。
実に素晴らしいサーキットだ。

最終コーナーの立ち上がり。ここは、第1ヘアピンから道を渡ったところ。






GP250の予選も終了し、サーキットはお昼休みモード。
本当はST600の2回目の予選も見たいのだけど、あまり家を空けておくのもはばかられるので、ボチボチ帰ることにした。
その前に、少しパドックをめぐって、知っている選手を探しにいこう。
まずSP忠男チームのテントに行くと、國川選手が休憩中だった。


予選の途中では5位となって電光掲示板に92番が載っていたが、
最終的には12位だったようだ。
國川さんに挨拶をしに行くと、若いお兄さんが好きな優ちゃんは、
すかさず手を握り
「明日は1位になってね!」
写真を撮っておかなかったことが悔やまれます。










そのあと、見つけるのに手間取ったけれど、TRICK STARのパドックに行き、青雷さんを探したが、どうやら不在。
昼食をとりにいったのかな?
仕方がないので、帰ろうとすると、すぐそこに公園が。
大げさな遊具はないけれど、小さなブランコや滑り台があって、それなりには遊べる。
しかも、意外と家族連れも多く、小さな子もいるので、一緒に遊んで楽しそうだ。








そろそろ帰るよ。
遅くなると道が混むしね。


午後の早い時間とあって、帰りの高速も渋滞無しで快適ドライブ。
あっという間に東名川崎まで帰ってきて、インターの近くでラーメンを食べて、おなかも満足。
久しぶりで楽しいレース観戦でした。
来年もまた行こうね。










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