2007年4月30日(土) 大倉山シャンツェ

4月30日の午後。
午前中に滝野公園でサイクリングした後に、こんどは大倉山シャンツェにやってきました。
さすがに疲れてたみたいだけど、雄大な景色が見られてよかったね。


(写真はEOS20D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)



札幌市を一望したのだ


EOS20D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM F8 Auto












滝野すずらん公園からの帰りに、西友によって、フードコーナーでたこ焼きを食べてから実家に帰宅。
優ちゃん、疲れたでしょう。少し昼寝でもしたら?
ところが、このぐらいでバテる優ちゃんではなく、「もっと遊びたいー」
よーし、そっちがその気なら、足腰が立たないぐらい遊びにつれてってやるぞ〜
じゃあ、今回の帰省で行きたい先リストに挙げていた大倉山シャンツェに行ってみよう。長いこと札幌に住んでいながら行ったことがなかったので、一度は行ってみたかったんだよね。
すでに3時を回っているけれど、最近はすっかり日も長くなったので、今から出かけても大丈夫だよね。さっそく車に乗って出発。
市の中心に近いところを通ることになるので、いくら北海道とはいえやや渋滞。
「思ったよりも時間がかかりそうだね?」
と、後部座席に座っている優ちゃんに話しかけると、既に熟睡。
あ〜あ。そりゃ疲れてるよな。
でも、ここまで来てしまったし、帰るわけにもいかないよなあ。
ついたら起きてね。

大倉山シャンツェは、1972(昭和47)年の冬季オリンピック札幌大会90m級ジャンプ(現ラージヒル)の舞台となった場所。
冬季に加え、サマージャンプやナイターまでもが可能な近代的設備を整えており、現在もシーズンになると国際級の大会が開催されている。
小さい頃、テレビでジャンプ競技を見ることが多かったけど、実際にここに来るのは初めて。
思ったよりも設備が整備されていて、駐車場から競技場まで、綺麗なエスカレーターがある。







エスカレーターに登って上に出ると、目の前にジャンプ台が見える。
今はちょうど西日で逆光になっている。
間近で見るのは初めてだけど、やっぱり大きいなあ。


さて、頂上まで行ってみようか。
昔は、ジャンパーがスキー板を担いで、長い階段を上っていた記憶があるけど、
今はリフトで一気に頂上まで直行できる。


寄贈者である大倉喜七郎(ホテルオークラの創始者)男爵の碑










真ん中にまっすぐ伸びる道が大通公園

約5分の空中散歩で頂上に到着。 頂上には展望ラウンジがあり、
さらにその屋上に登ってみた。
そこからは真正面に伸びる大通公園、テレビ塔、円山球場など、
市内に点在するたくさんのランドマークが見える。
少しガスがかかっているので、遠くの山々までははっきりと見えないが、
石狩平野が一望できる。
ぐるっと見回すと、右手にはノーマルヒル(K点90m)の「宮の森シャンツェ」
も望め、ジャンプ競技選手の視点で雄大な景色を眺めることができる。

宮の森シャンツェ


札幌市展望 (パノラマ合成)


風が少し肌寒いけど、思わずぼーっと眺めてしまう。
優ちゃんも、備え付けの大型望遠鏡を見て、
わーすごい、と喜んでいる。
展望ラウンジの周りは立ち入り禁止も多く、行動範囲は限定。
これはちょっとがっかりだな。
でも、札幌の街並みを見渡して、気持ちも広々としたので、まあ満足としよう。





さあ、戻るよ。
下りもリフトに乗って降りていく。
下向きになると、上りのときよりも急角度であることが実感される。
ジャンプで飛び降りていくときは、こんな景色の見え方なのかな。





ノルディックスキー世界選手権2007で使用した表彰台



せっかくだからジャンプ選手のつもりで

フトを降りて、ウィンタースポーツミュージアムに入ってみた。
いろいろな展示物があるけれど、正直言って、そんなに面白いものでもないな。
それに、ちょっと疲れたから少し休もうか。





結構な滞在時間になってしまった。
ここに着いた時には逆光だった太陽も、今はすっかり山の陰に
隠れてしまった。
お腹もすいてきたし、パパも疲れてきたので、暗くなる前に帰ろうか。












長〜いエスカレーターを降りて、駐車場に向かう。
帰り道は比較的すいていて、30分ぐらいで家に到着。
あー、今日はいっぱい遊んだね。
ご飯を食べたら早く寝よう。



北海道旅行編は、まだまだ続くよ!
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