2007年4月29日(土) 札幌

今年のゴールデンウィークは、5月1日、2日を休んだので、文字通り大型連休になりました。
まだ梅も桜も咲いていない北海道は、思ったよりも暖かかく、とてもいい季節。
といっても、ちょっと山のほうにいくと寒いけどね。


(写真はEOS20D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)



わーい、雪が残ってるよ


EOS20D+EF70-200mm F4L IS USM F4 Auto +1EV









ゴールデンウィークは、どこに行っても混んでいるし、値段も高いし、家にいるのが一番。
とは言いながら、やっぱりどこかに出かけたくなるいい季節。
さて、今年はというと、いろいろな事情もあり、札幌に帰省することになりました。
飛行機の料金は高い時期だけど、幸いにもスカイマークで席に余裕があったので、格安運賃で帰ることが出来ました。
行きは、おばあちゃんと、パパと優ちゃんの3人。
おばあちゃんと優ちゃんの体調が良くないので、羽田空港まで車で行って、駐車場にとめておくことに。
高速道路は、東名や中央などではすでに30kmを超える渋滞が発生しているようだけど、都心部は比較的空いていて、1時間弱で予約していた駐車場に到着。
そこから空港までは車で送ってもらい、午前10時過ぎには空港につきました。
カウンターで搭乗手続きを済ませ、荷物を預けて、登場ゲートへ。






手荷物検査場で長蛇の列を予想していたのに、意外とすんなり通過したので、搭乗口近くの喫茶店で軽い朝食をとることにしました。
前日まで、おばあちゃんは頭痛が治まらず、優ちゃんは下痢したり吐いたりと、かなり体調が悪かった二人だけど、今日は少しマシになったようす。
朝食としてサンドイッチなどを食べようと思ったら、優ちゃんはいつものように
「ソフトクリーム!」
おなか壊してるんだからやめたら?と言っても、「もう痛くない」というので、
サンドウィッチを食べた後に、マンゴーソフトを買ってしまった。
甘やかしてるなあとは思いながらも、パパが食べたかったりして。




チケットはこちらに入れてください



行ってきまーす!

搭乗開始の案内があり、チケットを持って搭乗口へ。
「自分でチケットを持ちたいっ」
という優奈の希望に沿い、一人ずつゲートを通過。
そういえば、優奈が札幌に帰るのは2004年暮れ以来。
当時は3歳4ヶ月。
飛行機に乗るのもそれ以来なので、2年半ぶりということだ。
時の経つのは早いねえ。



カルピスウォーターを飲んでるのだー



そんなこんなで千歳空港に着陸して、札幌市内の自宅に向かうのだけれど、高速道路は連休にもかかわらず空いている。
窓からは、雪をかぶった山々がたくさん見える。
北海道は広いとよく言われるけど、関東にいて間近に1,000メートル級の山を見ることはないし、関東平野の方がやっぱり圧倒的に広いんだよね。
近くに山が見えると、なぜか心が落ち着くのだけど、どうしてだろう。僕だけなのかな。
と言っているうちに、実家に到着。
今日はみんな疲れてるだろうから、お出かけはせずに、休息しましょう。




4月30日(日曜日)




札幌についた翌朝、天気は快晴。
まさに行楽日和だ。
優奈のマイブームである自転車に乗れる公園として、今日は滝野すずらん公園に行く予定。
ゴールデンウィークでこれだけのいい天気だと、さすがに混むかもしれないので、早めに出かけることにしよう。。

優奈のお気に入り

さて、滝野すずらん公園は、パパが小学校の頃に遠足できたこともある、比較的近くて自然がいっぱいの広い公園。
正式名称は、滝野すずらん丘陵公園で、札幌市南区にある道内唯一の国営公園である。
札幌市内と比べ全般的に気候は冷涼で、平均気温で夏は2度前後、冬は3〜4度の温度差があるらしい。
自宅からは、国道36号線から厚別滝野公園通りに入り、真駒内方面に向かって30分ほど行くと、駐車場の入り口がある。
手前に鱒見口駐車場、少し先に渓流口駐車場があり、日本の滝100選にも選ばれるアシリベツの滝に行くには渓流口駐車場が便利だ。
でも、今日の目的は優奈の自転車なので、サイクルセンターのある鱒見口駐車場に車を停めた。
5月だというのに、けっこう雪が残っている。
もう少し暖かくなると、遊べる場所はもっといっぱいあるのだけど、これだけ雪が残っているようではあちこちはいけないな。
当初の目的どおり、サイクリングだけを楽しむとしようか。




雪山登山








ここのサイクルセンターでは子供用の自転車の貸し出しもあり、補助輪付きの自転車もあるが、優奈は補助輪無しで、18インチの自転車を借りた。
この前、家で買ったのは20インチだったのだけど、こうして見ると、やはり18インチの方がちょうどいい感じ。
それはさておき、スタンプラリーもあるようなので、全部集めてみよう!

先に行くよ〜


まずはAコースの鱒見の滝に向かって出発。
サイクリングコースは比較的平坦で、滝に向かってやや上り坂だけど、立ちこぎするほどではない。
時間が早いので人も少なく、整備された道で、とても快適なツーリング。
おいおい、優ちゃん。そんなに飛ばさないで、もっとゆっくり景色を見ながら行こうよ。
「パパ遅いから置いてっちゃうよー」
と言い残して先に行ってしまった。






かごの中身が散らばっちゃった

パパはというと、あちこちに咲いているフキノトウや、雪解け水のせせらぎを眺めながら、チンタラチンタラ漕いで行く。
あっという間に、優ちゃんが見えなくなった。
一本道だし迷子になる心配もないから、写真を撮りながらゆっくり追いかけるかな。

片手でも大丈夫だよ


少しして追いかけていくと、曲がり角の先で転んでいる優ちゃんを発見。
あっ!
怪我をしていないかな?
「止まったら倒れちゃった。」
そうかそうか。それだったら、たいした怪我はしてないな。
それでも、転んだせいか、痛そうにはしている。
でも、大好きな自転車だから泣いたりしない。
今度は気をつけて一緒に走ろうね。





鱒見の滝



サイクリングセンターから鱒見の滝まで700mの道のり。
自転車ならあっという間だ。
でも、最後の一区間は自転車を降りて歩いていかなくてはいけないので、自転車置き場に停めて徒歩で行く。


少し歩いていくと、ゴォーっという音が聞こえてきた。
鱒見の滝は、もう少し流れの細い滝のイメージだったのだけど、雪解け水を集めてかなり激しい流れになっている。
水遊びも好きな優ちゃんは、川の近くに降りていった。
落っこちるなよ。水は冷たいぞ。
雪は残っているけど、日差しは春そのもの。
川面がキラキラして、とても綺麗。いい景色だなあ。

釣りでーす


川面が眩しいな



しばらく遊んだら、スタンプラリーを再開するよ。
まずは今来た道を戻ろう。
ここからサイクルセンターまで、今度はゆるい下り坂だけど、あまり飛ばさないようにね。
って、言うことを聞くはずないけど・・・




北海道旅行編は、まだまだ続くよ!


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