2006年8月13日(日) 水上温泉

夏休みが取れないことが多かったけど、今年はお盆の週に夏休みをとりました。
せっかくだから温泉に行きたくて、群馬県の水上温泉に行くことにしました。
温泉もいいし、行く途中の自然も満喫!また行きたいね。


(写真はEOS 20D+EF70-200mm F4 L、EF24-85mm F3.5-4.5)



水遊び、だぁーい好き


EOS 20D+EF70-200mm F4L USM  F5.0 1/250 (Flash)


  




2006年8月13日は夏休みの日曜日。
世間一般にはお盆休みのど真ん中。
1年のうちで最も高速道路が混みそうな日だ。
本当であれば、わざわざこんな日に出かけなくても・・・と思うけど、そんなに簡単には休みが取れないので、結局この日しかなかったのだ。
そこで、少しでも渋滞を回避するために、早朝に出発。
東名川崎から高速に乗り、瀬田で降りて環八を北上。
練馬から関越自動車道に乗って、途中までは快調に進んだ。

ZZZ・・・
眠くて目が開きませ〜ん


が!なんと事故渋滞発生。どうやらかなり大きな事故らしい。
これじゃお盆じゃなくても混むよなあ。
いったん高速を降りて一般道を走り、渋滞区間を通過して再び関越道へ。
思ったほどの時間のロスもなく前橋を過ぎて、目的地に近づいてきた。
今の時刻は7:30AM。
ここまで来れば大丈夫だろうということで、休憩のために赤木高原SAに入った。















あ〜ん

優ちゃん、ちょっと休憩しよ。
途中から熟睡していた優奈を起こし、車の外に連れて行くが、早朝の出発だったので、まだ眠いらしい。
ちょっとご機嫌斜めだね。
夏真っ盛りだが、早朝だし、ここは少し標高も高いので、すがすがしくて気持ちがいい。
優ちゃんも綺麗な空気をいっぱい吸い込んでみよう。


高速道路に戻り、10分ほど走って水上インターチェンジで降りる。
そこからは一般道で、道沿いにTEPCO電源PR館・奥利根があった。
寄ってみたところ、あいていない。今はまだ8時前なので、9時の開館には1時間以上もあるから、ここはパス。
とりあえず、もう少し進むと「道の駅 水紀行館」があり、ここで遊んでいくことにした。


水紀行館



河川敷の遊歩道


「道の駅 水紀行館」も9:00AMオープンのため、まだあいていない。
しかし、その脇に「諏訪峡遊歩道」があるので、車を停めて散策することにした。
ここは、日本で二番目に長く、流域面積では日本一の大河である利根川の上流である。
川幅もあるし、流れもかなり速そうだ。
さすが利根川。すごい迫力だ。

川の流れが速い



川を怖がるような優奈ではないのだ






夏真っ盛りの8月とはいえ、まだ朝だし、標高も高いこのあたりは、
わりと涼しい。
「やっぱり山はいいなあ。暑さを忘れて一息つけるよ」
と思っていたら、すでに優奈は水の中。
おいおい。川の水はけっこう冷たいだろう?



ひゃあ、冷たい





転ばないように、足元に気をつけて


川の流れが速いから勝手に入っちゃ危ないぞ。
今度は石の上をピョンピョンと飛んでいく。
こら〜、待て〜。
そうこうしているうちに、勢いがつきすぎて川の真ん中に落ちそうに・・・
間一髪、腕をつかむことができたからよかったものの、
ここで落っこちたら、ほんとに流されそう。
危ないからやめなさい。
でも、優奈は水遊びが大好き。
「もっと水遊びしたいよー」
じゃあ、端のほうの浅瀬で遊ぶならいいよ。
って、あーあ。
そんなにどっぷりと浸かって、もう。
完全に水浸しだ。
プールかお風呂に入っているみたい。
どうせ着替えなきゃいけないし、まあいいか。
でも、足元がすべるから転ばないようにね。
もっと小さいときに、洒水の滝の川で転んで(というか、落ちて)、顔をぶつけて鼻に傷が残っちゃったし、ね。
元気がいいのはいいことだけど、良すぎても心配の種が尽きないよ。

気持ちいいよ〜!



ばぁ〜! ・・・って、なんだそりゃ。
お風呂じゃないんだからー



満足したかな。そろそろ引き上げるよ。
完全にびしょ濡れだねえ。
こうなることを予想していたわけではないけど、着替えをたくさん持ってきておいて
よかったよ。
車に戻ってお着替えしましょ。




ビチョビチョでーす




駐車場に戻って着替えをとり、まだ開館していない「水紀行館」に無理言って入れてもらい、優ちゃんの着替えを済ませた。
そして、次の目的地へ。
といっても、特に綿密な計画を立ててきたわけではなく、基本的に行き当たりばったりなのだけど、水上温泉に来たら谷川岳には登らないといけないと言われていたので、さっそく向かうことにした。
国道291号線を進んでいくと、踏切があった。
鉄道写真にはあまり関心がないけど、ちょっと車を停めてお散歩。
単線なので、てっきり田舎のローカル線だと思ったけれど、どうやらJR上越線というメジャー路線らしい。

どうやら新しいトンネル(新清水トンネル)ができたことに伴い、上りと下りで違う線路を使っているようだ。(ホントかな?あってるかな?)
駅まで違う場所にあるぞ。








さほど面白いものもなかったので、再び谷川岳に向かって出発。





谷川岳ロープウェイの発着場に到着。
さっそく乗っていこう。
谷川岳ロープウェイは、平成17年にモデルチェンジした新型である。
その名は「フニテル」
ふもとの土合口駅から天神平駅までは、片道約10分の空中散歩。
見下ろすと、小川があったり、小さな滝があったり、きれいな景色が広がっている。
新緑の季節とか、紅葉の季節はさらに彩り鮮やかな景色が見られるんだろうなあ。
今度は秋に来てみたいなあ、と思ったのだった。
ロープウェイのガラス越しにしか見れないのは残念だけど、この山道を登っていくほどの勇気もないしなあ・・。
  

終点の天神平駅に着くと、そこからはリフトに乗って山頂を目指す。
このリフト、足が地面に着きそうなぐらい低いところを通るのだけど、雪が降ったら動くのかなあ?
まあ、落ちても怪我することのない高さだから、小さい子供向きとは言えるけど。
ロープウェイと違って開放感があるので、優奈、リフトで大はしゃぎです。


天神平からはリフトで登る













山頂に到着!
しかし、ここまで来て、やっと気がついた。
谷川岳ロープウェイは、谷川岳を登るためのものではなかった。
向こうに見えている山々が谷川岳連峰で、その中で一番高い山が谷川岳だった。
展望台にある案内板を見て分かりました。
ちなみに、この案内板、難しい漢字をいっぱい使っているのに、
「ゆうめい」だけ平仮名になっている。
どうしてなんだろう?

しかも「ロウプウェー」って、ちょっと違和感・・・


これが谷川岳。雪渓が残っている。




そんなわけで、ロープウェイとリフトを乗り継いで登ってきたのは天神山という山なのだ。
「天神」というぐらいなので、菅原道真公にまつわるのかなと思うと、やはり鳥居があって神様が祭られている。
諸天善神嶽(中院)と書いてあり、説明の看板があった。
しかし、何度読んでも意味が分からない。
でも、まあ、いいや。(←学問の神様に対して失礼ではあるが・・・)



山頂からの展望を満喫したところで、早めのお昼ご飯。
いや、遅めの朝ごはんか。
ママのつくったお弁当を、いただきまーす。
ちなみに、ここの売店にソフトクリーム売り場があって、例によって優奈が
「ソフトクリーム食べたいっ!」と騒ぎ、あまりにもうるさいのでガツンと厳しく怒ったら、右の写真のようにやや不貞腐れている。
そんなにいつも甘やかしたりはしないんだぞ。
こういう場所では、お弁当を食べたほうが気分が出るってもんだ。
な、空気も弁当もおいしいだろ?





ニッコウキスゲと赤とんぼ

帰りもリフトを使うことはできるのだけれど、山道を歩いていくことにした。
せっかくだから、登山(下山だけど)気分を味わいたいしね。
上から見たら、山道はついているし、距離も短そうでたいしたことないと思えたのだけど、やっぱりそれなりにはキツイ。
下山とは言っても、下りだけではなく、上りもあるのだ。
でも、雄大な景色や綺麗な高山植物を愛でながら歩くのは、やっぱり気持ちいいものだ。
さあ、がんばって行こうっ!



久しぶりのHP更新で、結構長くなっちゃった。
続きは、後編で。


      

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