2006 東日本チャレンジカップ第1戦



伊達 政宗(1567-1636)




護国寺の御拝殿
Y

−杜の都−
宮城県の県庁所在地であるだけではなく、東北地方を代表する街といえる仙台市。
市内中心部にも緑の街路樹が多く、この季節、特に新緑が美しい。
そして、仙台駅から車で15分ほどのところには仙台城がある。
奥州の覇者「伊達政宗公」の理想が宿るこの城は、通称「青葉城」と呼ばれ、仙台平野を見下ろす天険の地青葉山に、今から400年前に築かれた。
標高は高いところで131.4m、東は広瀬川に落ちる64mの断崖、南は80mの深さの竜ノ口狭谷が固める天然の要害をもっている。

広瀬川を見下ろす断崖

仙台城に天守閣はないが、それは家康に敵意のないことを示すために建造を遠慮したからであるといわれている。
独眼流政宗は、世間一般のイメージよりはずっと世渡り上手で、現在のサラリーマン社会でも絶対に出世するタイプではないかと、管理人は思うのであるが、それは別の機会に。
青葉城の本丸跡には、招魂社として明治37年に建立された護国寺がある。
第2次世界大戦真っ最中の昭和20年、仙台大空襲で全焼したものの、幾多の苦難を乗り越えて現在に至っている。
やっぱり平和っていいなあ。 We are the world〜♪





− 応援 −
今回は遠方ということもあり、応援隊は温泉旅行も兼ねた参加ともいえる。
ご家族で参加の幸男パパさんは日曜日からとなったが、ツッチー隊長以下4名は土曜日から現地入り。



Tsuchy-san
Yukio-kun & papa-san
usakou-san
Marizoh-san
T-FLAT

(写真:Tsuchy-san)

Team Canon
vs.
Team Nikon


各自撮影の準備を行い、撮影機材を確認し・・・
はっ!ツッチー隊長のカメラがぁっ・・・
そう、前節の筑波戦から今回のSUGOの間に、チームの移籍問題で揺れに揺れていた。なんと、ツッチー撮影隊長兼Team Nikonチームリーダーが、Team Canonに移籍したのだ。
管理人を始めとして多くの関係者が懸命の慰留工作を行ったにもかかわらず、本人の意志は固く、今回の移籍となっている。
しかし、新しいカメラというのは良いもので、新しい気持ちで撮影に望むことで何か開眼することがあるかもしれない。
10年以上Team Canonで戦ってきた管理人であるが、古巣のオリンパスに戻ってみるのもいいかなあ、なんて思ったりもするのだった。



−スポーツランド SUGO−
さて、「大手町一眼レフ友の会 若松選手応援プロジェクト」(以下「応援隊」という。)にとって、SUGOは初めての場所。
コースレイアウトとともにその概要などを紹介しよう。

赤丸はT-FLATの活動範囲、青丸がツッチー隊長の活動範囲である



スポーツランドSUGOは宮城県柴田郡村田町菅生にある自動車レース場。
もともとはヤマハ発動機のテストコースとして1975年建設された。
現在は同社の関連会社によって運営されている。
これまでスーパーバイク世界選手権やモトクロス世界選手権などの開催実績をもっており、フォーミュラ・ニッポン、スーパーGT、全日本プロドリフト選手権、全日本ロードレース選手権、全日本モトクロス選手権、全日本トライアル選手権などを開催している。
また、サーキット周辺にホテルやキャンプ場、プールなどを始めとするレジャー・レクリエーション施設を設けていた。
しかし近年はモータースポーツ以外の事業での採算が取れなくなってきたため、2005年から運営をモータースポーツに特化し、キャンプ場以外のレジャー・レクリエーション施設を廃止。
2005年3月までは宮城交通北仙台バスターミナルからスポーツランド菅生まで直通するバスが運行されており、唯一の公共交通機関であった。


しかし、通常期は全便廃止されたため、公共交通機関で訪れることが不可能となり、客足は減少傾向だそうだ。
(ビッグレース開催時は仙台駅より臨時バス運行)
ガンバレSUGO!
応援隊は、7月にも行きます。





− フリー走行 −
さて、今回はチャレンジカップの第3戦。
我々が応援するのは「天才ライダー若ちゃん」こと若松選手。
前回の筑波サーキットでは予選トップのポールポジションを取りながら、決勝ではまさかの転倒リタイア。
しかしながら、調子自体は絶好調といっていい。
初めてのコースとなるSUGOでも、きっと好成績を残してくれるのではないかと期待していた。
スケジュールは、土曜日のフリー走行と、日曜日の予選・決勝となっている。
朝晩は冷え込むという情報を事前にもらっていたが、土曜日は蒸し暑いくらいで、東京都ほとんど変わらない気温だった。


アップダウンがきついコースだ

(写真:usakou-san)


若ちゃん、Takaさん、Yuki-chanは前日から現地入りしていた。
レース本番に備え、前日のフリー走行の段階から準備に余念がない。
そんな中、相変わらず、応援隊はノーテンキである。
その夜なんかは、まさに社員旅行そのもので・・・





一転して日曜日は雨


予選・決勝が行われる日曜日は、朝からしとしとと雨が降りしきっていた。
さすがにちょっと肌寒い。
前日飲みすぎたために寒いわけではなく、やはり東北地方はまだ寒かったのである。
しかし、雨のレースが得意な若ちゃんにとって、wetコンディションは苦でもない。
むしろ、チャンスといっていいのかもしれない。



今日のライバルはTRICK ☆ STARの二人である




ツッチー隊長 Canonデビュー戦

(写真:Tsuchy-san)


ところが、昼前から濃い霧が流れてきた。
まあ、1〜2時間もすれば霧が晴れるかと思っていたが、これがなかなかしぶとい。
雨は上がったものの、かえって霧が濃くなる状況だった。
一方、路面は乾いてきて、タイヤチョイスが難しくなってきた。
この霧の中、決勝レースを始めることができるのか。

以下、観戦記本編をお待ちください。
今回も、大手町一眼レフ友の会の総力を結集して観戦記を作成していきます。






(写真:usakou-san)
なすすべなく霧を見つめるだけ・・・

(写真:usakou-san)

そういえば、決勝開始までに時間があったので、触っちゃいけないけど
近くでRQを見ることができた。
2006年の新しいレースクイーンだそうだ。
こちらもお楽しみに。イントロでは小さくしか載せないよっ!


(写真:Tsuchy-san)





もうしばらくお待ちください!




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