2006 東日本チャレンジカップ第1戦


− 開幕 −
2006年3月18日。
早いもので年が明けて3ヶ月が過ぎようとしている。
ついに東日本チャレンジカップの開幕だ。
思い起こせば、昨年の東日本チャレンジカップも茂木での開幕だったが、その時は、大遅刻をして予選の終了間際に到着したのだった。
しかも、若ちゃんのニューマシンのカラーリングなど、事前知識も持たないままという、なんともお粗末な撮影隊であった。
あれから1年。
新メンバーの幸男パパさんも加わり、われわれ撮影隊は、精神的にも技術的にも機材的にも成長した。
同じ過ちは二度繰り返さない・・・ハズだった。

開幕戦にふさわしい好天に恵まれた

(写真:Yukiopapa-san)


ピピピ・・・。目覚ましの音がしたが止めた気がする。
次に気がついたのは5:50AM。
しまった!
管理人、不覚にも寝坊してしまった。
それでも、まだこの時間なら余裕はあるだろうと思い、慌てて撮影機材やその他もろもろをカメラバッグに放り込んで出発した。
僕の家から東名川崎インターまでは、この時間なら5分ほどで着く。
しかし、そこで目にしたのは
「東京料金所〜渋谷 11km渋滞」
え゙っ!
天気もいいし、春休みだし、月曜日を休めば4連休になる。みんな車で出かけるわけだ。
事故渋滞ではないからこのまま高速に乗っていたほうがいいのか、降りて環八を北上して途中から再び高速に乗るのがいいのか・・・。
あー、もう。なんで混むんだよ。
取り急ぎ、ツッチーさんに「渋滞のため遅刻するかも・・・」と携帯でメールを送り

積もるイライラを抑えながら、ひたすら茂木を目指して進んでいった。


 運転中の携帯電話&メールは危険なのでやめましょう。
   っていうか、法律で禁止されてます。


午前10時少し前に、ようやく到着した。
「今、南ゲートに着きました」
ツッチー隊長に電話をすると、ツッチーさんも今着いたばかりとのこと。
しかも、その電話をしている最中に「あ、幸男パパさんだ」。
幸男パパさんもちょっと前に着いたようだ。
3人ともばらばらに来たのに、ほぼ同じ時刻に到着するとは!
1年かけて作り上げてきたチームワークの賜物か。
などとのんきなことを言っている場合ではない。
10:10AMから予選開始だ。

出番を待つ74番。約半年ぶりの再会だ。

(写真:Tsuchy-san)



今年も大手町一眼レフ友の会 若松選手応援プロジェクト レース撮影スペシャルユニットが編成されている。
(略称は「撮影隊」。そのままか。)
その撮影隊が応援しているのは、もちろん、「天才ライダー若ちゃん」こと若松選手である。
ところが、このスペシャルユニットが若ちゃん以外の選手も応援しているのではないか、と言う風説が流布されているようである。
それが真実なのか虚偽なのか。
「丸山美由貴選手 追っかけ特別サイト」が作成されるとか、されないとか。
その真相が、この観戦記でついに明らかなになるっ!
・・・ちなみに。
いや、本当にちなみに、丸山美由貴選手は、今シーズンはGP125での参戦となっている。
したがって、ST600に参戦中の若ちゃんの撮影に、支障はないということなのだ。
なんか、言い訳っぽい?
おかしいなあ。



GP125は手馴れたもの

写真がでかいって・・・


今回もTakaさんとYuki-chanさんが、ピットクルーとして若ちゃんを支えている。
Kei-chanさんは、もうしばらくの間お休みかな?
またサーキットでお会いできるのを楽しみにしています



茂木のコースは全長4,801m。
1997年オープンの、栃木県茂木町にある最新設備を備えた国際レーシングコースで、安全性の高いサーキットで知られている。
コースの前半は、第1&第2、第3&第4の複合コーナーを経てショートストレート、そして第5コーナーから130Rまでストップ&ゴーのコースレイアウトとなっている。
後半になるとS字コーナーやヘアピンなどのテクニカルセクションに入り、このコースの最大のポイントであるダウンヒルストレートからの90度コーナーを迎える。

トップスピードからフルブレーキング 茂木で最大の見せ場だ

(写真:Yukiopapa-san)


ヘアピンカーブまでは、昨年10月の全日本選手権で行ったことがあるが(管理人は行ったことないが)、ヘアピンから立ち上がったバックストレートやその先の直角コーナーには行ったことがなかった。
ここもまた見所である。
撮影隊としては押さえておかなくてはならない場所だ。
そのため、今回、幸男パパさんが初めてこの場所から撮影を行った。
バックストレートは長い下りであるため速度も出ており、撮影の困難が予想される場所であるが、幸男パパさんにお任せするのがやはり適切であった。


そして、ツッチーさんはS字コーナー付近に、管理人ことT-FLATは最終コーナーからホームストレートに、それぞれ陣取った。
そして、予選ではツッチーさんが、決勝ではT-FLATがピットクルーの腕章をつけて、初めて茂木のコースに降り立ったのだ。
ずうずうしさを増す撮影隊。
とどまるところを知りません。


さて、自己紹介が遅れたが、今回の撮影隊は3名で編成されている。
うさ公さんは、人間ドックのために欠席している。
ちょうどレースが始まった頃には、バリウムを飲んでいたことだろう。
バリウムを飲む前に炭酸を飲むが、うさ公さんがビール以外の炭酸を飲むのは1年に1回、このときぐらいだろう。
逆に言うと、ビールを飲まない日は、人間ドックの前日の夜9時以降検査終了までしかないとも言える。(←命知らずのT-FLAT)
それはさておき、Team Canon2名、ちーむにこん1名での参戦となったわけだが、Team Canonのレースにかける意気込みはとどまるところを知らない。
幸男パパさんは2006年のニューマシンとして、EOS 5Dを投入してきた。
これは1,280万画素のフルサイズCMOS機だ。連写速度は落ちるものの、圧倒的な高画質。
難点は、レンズの焦点距離がそのままになってしまうため、やや望遠が物足りなくなることだろうか。
幸男パパさんが600mm F4の大砲を手にする日も遠くないかもしれない。
このままTeam Canonの独走を許していいのか、チームNikon。
向かうところ敵なしとなりつつあったTeam Canonに待ったをかけたのはTakaさんだった。
デジタル一眼の購入計画をBBSで公表されており、Team Canonに加わるものと思いきや、財務大臣からの予算承認が下りたのはNikonだった。
Nikon D50を手に、大手町一眼レフ友の会 足立支店を開設されていた。
2006年は、Canon vs. Nikonの戦いも目が離せない。

(写真:Yukiopapa-san) (写真:Tsuchy-san)



同じ筑波出身の川原選手とも仲がいい


もちろん、レースの方も目が離せない。
昨年のシリーズチャンピオンである津田選手は、今年から全日本参戦を決めているが、前哨戦として本日の大会に参加している。
好敵手ブルーサンダー井上選手は、残念ながら怪我のために参戦できなかったが、昨年のシリーズで井上選手に続いて第3位だった川原選手が、今年も参戦中だ。
川原選手、ヘルメットをかぶっていると分からないが、この半年の間にすっかり髪が伸びていた。
とにかく、目が離せないぞ!



2006年も、大手町一眼レフ友の会の総力を結集して観戦記を作成していきます。

仕事の関係で若干の遅れも予想されますが、なるべく速やかにご報告します。



   もうしばらくお待ちください!





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