2005 東日本チャレンジカップ選手権


午前5時30分に家を出発し、ツッチーさんを迎えに行く。
午前6時、ツッチーさんをピックアップし、再び高速に乗って、栃木へ向かう。
今日のタイムスケジュールでは、予選開始が午後1時過ぎ、決勝は午後4時からだ。
もっとゆっくり出ても良さそうなものだが、今はまだ夏休みであり、渋滞する可能性が十分にある。
しかも、なんといっても前回(3月)の遅刻のトラウマもある。
それに、車検は10時過ぎからだし、コースの下見もしたい。

正確に言うと、コースを撮影する場所の下見である。まるで、自分が走るかのように書いてしまうが、あくまでも我々は応援、観戦、撮影なのだ。
しかし、我々の気持ちとしては、まるで自分が走るかのように興奮し、緊張する。
さすがにこの時間だと高速道路もすいている。「ツッチーさん快調ですね」と思ったのも束の間。
常磐自動車道で事故渋滞6kmの表示。
一瞬、不安がよぎる。それでも、いくらなんでも10:15の車検には間に合うだろう。

できれば、8:20からのフリー走行に間に合いたい。少しイライラしながらハンドルを握り締める。
でも、もちろん安全運転である。制限速度は守るし、前の車をあおったりもしない。
なんせ、ゴールド免許の優良ドライバーだから。いや、ホントに。
そんなこんなで、無事サーキットに到着。その後、何回か止められたけれども、無事(?)パドック駐車場に車を停めることができ、フリー走行にも間に合った。

「おはようございます」
「早いですねー」Takaさんの驚きの声。
撮影隊がいるとは思わなかったのだろうか。カウルは古いものを用意しているようだ。


まるで、寝起きを狙ったドッキリカメラ(古っ!)みたい。まさに、すっぴんのマシンといったところか。
もちろん、予選や決勝では、きちんとメイクした綺麗な姿になっている。



本番ではピカピカです

(写真:Yukiopapa-san)


ツインリンクもてぎは、MotoGPが開催されるほどの、広いサーキットである。
筑波のように、ここで撮って、その後あそこで撮って、というように簡単に移動できるわけではない。
基本的には同じ場所での定点観測になるだろう。
それだけに、「定点」を見極めることも重要だ。
また、コースまで距離もあるので、長いレンズが必要になる。



今回、ツッチーさんは、AF-S VR70-200mm F2.8(初登場)に1.7倍のテレコンバーターを用意して焦点距離不足を補っている。
また、チームキヤノンで2回目の参戦となる幸男パパさんは、基本的にはEF70-200 F4Lだが、同じチームである管理人が3月のもてぎ戦で使用した、タムロンのSP200-500mmをスペアレンズとして利用してもらった。
管理人は、4月の筑波戦以来、愛用している100-400mm F4.5-5.6 L ISを今日も使用している。

撮影機材の方は入念に準備してきたが、暑さ対策はすっかり油断していた。
帽子がないと熱中症にかかりそうだが、これは後ほど売店で購入して、事なきを得た。


(写真:Tsuchy-san)

広いもてぎなので、幸男パパさんは、New自転車を投入し、機動力をアップを図ってきた。(しまった!写真を撮るのを忘れた!)
しかし、立体交差があるためアップダウンの激しいもてぎサーキットでは、自転車ではかなり厳しいようだ。
自転車の本領が発揮されるのは、おそらく次戦の富士SWであろう。
管理人も、富士戦までには投入の予定だ。オリンピック港北店で、すでに目星はつけている。

脳天気な撮影隊のように見えるが、いや、事実そうでもあるが、実はちょっと不安があった。
極限状態で走るレースだけに、ちょっとしたミスでも怪我につながりかねない。
若ちゃんは5月の全日本選手権や7月の富士で転倒しており、それが、我々の過度のプレッシャーのせいだとしたら・・・

応援したいけど、重荷になってもいけないし。
結構、気にはなっていたのだ。
だから、軽快にサーキットを疾走する若ちゃんの勇姿を見ると、本当に嬉しい。
これだよ、これ!と、ワクワク、ゾクゾクする。
Takaさんが、「応援に来てくれる人が多いと盛り上がるんです。運気も上がりますよ。」と言ってくれたことで、僕らがどれほど嬉しかったことか。
ようし、今日も頑張って応援するぞ。写真もいっぱい撮るぞ。と奮い立つのであった。


(写真:Yukiopapa-san)



気管支炎からの病み上がりで、リハビリ中にプチギックリ腰になりかけたうさ公さんは、本大会は参戦見送り。
したがって、撮影隊は3人体制。
「大手町一眼レフ友の会」メンバーの総力を結集してHPを作成していきます。

   もうしばらくお待ちください!





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