2010年3月29日(月) 札幌国際スキー場

優奈にとって、初めてのスキーです。
最初は転んでばかりだったけれども、コツをつかんできたら結構滑れるようになった。
スキーの魅力にハマったかな?

(写真はEOS40D+EF70-200mm F4L IS USM、EF-S17-55mm F2.8 IS USM)


青空の下の白銀の世界



EOS40D+EF-S17-55mm f/2.8 IS USM  F6.3 Auto +1/3EV




今回の札幌旅行でのメインイベントが優奈の初スキー。
スキーをしたいと以前から優奈が騒いでいたのだけれど、関東の小学校の冬休みは短く、冬に帰る機会がなかった。
今回は春休みでの帰省になったけれど、北海道のスキー場はまだまだ雪が残っているので、ようやく初スキーが実現したのだ。
場所は、パパも子供頃によく連れてきてもらった札幌国際スキー場。

札幌市内から1時間ちょっとの距離でありながら、積雪量は多く、毎年5月のゴールデンウィークまで営業している。
暖冬で雪が少ないことを心配していたけれど、3月のこの時期でも、ゲレンデには全く問題なくパウダースノーが積もっていた。



メルヘンリフト

パパは自分のスキーを履いて、優奈はレンタルスキーを借りて、さっそくリフトに向かった。
初めてのスキーなので、まずは初心者コースから練習開始だ。
メルヘンリフトに乗って、山の中腹まで上って行く。
夏山に登るときにリフトに乗ったことはあるけれど、スキーを履いてリフトに乗るのは、優奈は初めてのこと。
ドキドキしながらも、転ばずに乗ることができた。
ここから10分ほどリフトに乗って、さっそく初すべりだ。





さぁ、いくぞー



リフトから降りるのも、初めての子供にはちょっと難しいけれど、そこは係りの人が手助けをしてくれて、無事に降りることができた。
山の中腹とはいえ、かなり寒い。
それでも、優奈は元気いっぱい。すぐにスキーを履いて滑ろうとする。
はやる気持ちは分かるけれど、そうは言っても、下手すると大怪我するかもしれないので、まずは上手な転び方の練習から。
スピードがついて怖くなったら、横を向いて山側に体を倒して尻餅をつくんだよ。
じゃあ、さっそく行ってみよう。

早く行こうよ




転ぶ練習って、やだなぁ〜
まずはメルヘンコースから



ハの字でゆっくりと・・・




起き上がって、また練習




あれれ、曲がんない

スキーの滑走における基本技術であるプルークボーゲンで初すべり。
板をハの字に広げて、どっちかの足に体重をかけると、反対のほうに曲がっていくから試してごらん。
「あっ、曲がった。面白いー。」
と喜んだのもつかの間、
「止まらないよ〜」

深雪に突っ込んで止まりました

あまり斜度のない初級者用ゲレンデなので、そんなにスピードが出るわけではないけれど、初めてスキーで滑る子供にとっては、それなりに怖いものらしい。
何回目かで転んだときに泣いていたので、びっくりして
「どこか痛いのか?」と聞いたら、
「スピードが出て怖かった・・・」
まあ、無理せずになれることだよ。

怖かったよー



難しいなあ〜

山の上の方は雪が降っていたけれど、この辺まで降りてくると青空になっている。
もっとも、ここまでくるのに30分以上かかってるから、今頃は上の方も天気になっているかもしれないけれど。






誰もいないゲレンデです

春休みとはいえ、今日は月曜日。
あまり混んでいないので、周りの人にぶつかったり、ぶつかられたりを心配せずに滑ることができる。
こういうところも、北海道のスキー場のいいところ。
とは言っても、本州のスキー場に行ったことがないので、どのくらい混んでいるのか知らないけど。
さあ、せっかくの恵まれた環境だ。もっと練習しよう。




右足に体重掛けて、っと。 今度は左足に体重掛けて



お、曲がった曲がった



だいぶ慣れてきたよ



お、いい調子!

少しずつコツがつかめてきたみたいで、転ばずに長く滑れるようになってきた。
一輪車にひょいひょい乗れるぐらいだから、二本の足が地面についている分だけスキーの方が簡単なんじゃないかと思うのだ。









ちょっとスピード出してみよう



ほら、カッコイイでしょ



腰を使ってターン♪














































調子に乗って、ちょっとスピードを出して滑ったりしている。
生意気なんだから、もう。
でも、かなり格好良く滑れるようになってきた。
なんて、いい気になってると転ぶぞ!と思った瞬間、やっぱり転んだ。
それも、ヘッドスライディングのような大胆な転び方。
大丈夫か?とドキッとしたけど、のんきに笑ってる。
子供は基本的に怖いもの知らずなのだね。



人生、七転び八起きなのだ



最後は直滑降 でも、あんまりスピード出ないの

優奈にとって初めてのスキー。
ようやく慣れてきて、何度も転びながらもリフト乗り場が見えるところまで降りてきた。
でも、ここまでくるのにすごく時間がかかった。
2.4kmのコースなので長いことは長いのだが、リフトを降りてから、かれこれ1時間が経っている。
次はゴンドラに乗って、山頂までいってみよう。
今度はもっと長いコースだぞ。







標高1,100メートルの山頂まで一気に上る

8人乗りのゴンドラ「スカイキャビン8」に乗って、山頂まで一直線。
動いているゴンドラに乗り込むのは、小さな子供には難しい。
スキー靴を履いているから歩きにくいし。
とは言っても、ここでも係員のお兄さんが、ひょいっと乗せてくれるので問題ない。
優奈のスキーは短すぎてゴンドラの外のスペースに差し込めないので、中に持ってはいる。
そうそう。
今は昔と違って身長よりもうんと短い板を履くのが主流のようだ。
当然、流行のカービングスキー。
パパも一回使ってみたいなあ。



転ばないで下まで降りるぞ



しっかり「ハの字」でプルークボーゲン

山頂からは、林間コース(1.2km)を通って、さっき滑ったメルヘンコース(2.4km)に入るルートで降りることにした。
あわせて3.6kmのロングコース。
優奈は、
「1回も転ばないで下まで降りるぞ!」宣言。
よし、頑張っていってみよう。

青い空に白い雲


お腹すいたよ〜

何度か転びそうになりながらも、ギリギリで絶えながら転ばずに滑っている。
最長不倒距離を更新中。ひょっとして下までいけるか?
と思ったが、そこまで簡単なものではなかった。ドテっと倒れて動かない。
どうした?
「おなかすいた・・・」
時刻は1:30PM
朝ごはんを食べてから今ま何も食べてないんだから、そりゃお腹も減るよな。
下まで降りたらレストハウスで食事しよう。



お腹いっぱいになったら、今度は眠くなったよー





レストハウスで昼食をとったら、どっと疲れが出たみたいで、「ここで休んでようかな・・・」と言い出した。
滅多に来れないスキー場で、まだ2本しか滑っていないのにもったいない。あと一回だけ滑ろう?と無理やり連れて行った。
でも、もうグダグダで危なかったので、パパが優奈を挟んで一緒に滑って降りてきた。
そして、優奈をレストハウス放り込み、パパだけもう一本滑ってきた。
もうすぐ4:00PMだし、そろそろ帰ろう。

お昼ごはんは、ラーメンとポテトとから揚げ



優奈がレンタルで借りていたウェア上下、スキー板、ポール、ブーツを返して、私服に着替えた。
とにかくスキーブーツが歩きにくかったようで、ようやく開放されて喜んでいた。
大人でも歩きにくいもんね。初めてならなおさらだ。
疲れたしお腹もすいたから、早く家に帰ってご飯を食べよう。




疲れたけど楽しかったよ

パパにとっても10年ぶりぐらいのスキーでした。
優奈が産まれてから一度もやってないもんなあ。
天気もよくて景色も綺麗だったし、とても楽しかった。
また来年もスキーをしにこようね。

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