2006年6月4日(土) 東高根森林公園

6月4日は、6と4でムシだから「虫歯予防デー」
まるで関係ないけど、車で10分程度の東高根森林公園にお散歩にきました。


(写真はEOS 20D+EF70-200mm F4L USM、EF100mm F2.8 Macro USM)




この猫、愛想悪いのよ


EOS 20D+EF100mm F2.8 Macro USM  F2.8 Auto



神奈川県立東高根森林公園は、多摩丘陵の懐かしくも美しい自然を今に伝える公園です。
というのがキャッチフレーズ。
この公園は、川崎市のほぼ中央部に位置し、東名高速道路と市営緑ヶ丘霊園に隣接した場所にあります。
公園内には、いろいろな樹木の森があって、森林浴を楽しみながら散歩することが楽しめます。
多少の高低差はあるものの、このぐらいあった方がハイキング気分を味わえるってもんだ。



しゅっぱ〜つ!
A

今日はスタンプラリーが行われていたので、受付でカードをもらっていざ出発。
まず最初は、クヌギやコナラの林の中の道を通っていく。
クヌギ、コナラというと、昔の男の子にはすぐ「クワガタやカブトムシのいる木」というイメージになるはず。
夏になると、よく採りに行ったものだ。
北海道にはカブトムシがいないので、大きいクワガタ、特にノコギリクワガタが最高級品だったな。

でも、最近は、デパートで売っているし、逃げたカブトムシも自然繁殖しているとか。
北海道の子供にもカブトムシを捕まえることができるようになるのは良いけど、生態系的にはやっぱり良くないんだろうな。
カブトムシならまだいいけど、ほかの虫ならもっとタイヘンだ。
黒くてギラギラしたヤバイ虫が北海道にも増えてきたらしいぞ。
気をつけろっ!

A



最初に到着したのは「ケヤキ広場」
ふと見ると、白い野良猫がいた。
結構歳をとっているようで、この公園に住み着いて長いのか、なかなか
風格がある。
動物好きな優奈は、犬でも猫でもすぐに寄っていくが、まだ4歳の優奈は、ほとんど相手にされていない。
あんまりちょっかい出しすぎると引っかかれるぞ。





コンニチハ
一緒に写真撮ろーっ



うひゃっ、冷たいっ!



6月の花といえば、やっぱりアジサイかな

公園の脇には自然池があり、そこから小川が流れている。
あまりきれいな川でもないけど、水辺というのはなんとなく気持ちのいいものだよね。
6月だと、もうかなり暑くなっているから、水遊びは楽しいらしい。
でも、落ちるなよ。着替え持ってきていないんだから。
そういえば、優奈がもっち小さい頃、別の川で落っこちたことがあったね。
今は少し大きくなったから、そこまで心配しなくても良いかな。

落ちないように気をつけまーす






湿生植物園



さらに歩いていくと、さまざまな野草が茂る「湿生植物園」の区域になる。
水の上に渡された木道を歩いて行くと、水生の植物が咲いている。
花菖蒲はほぼ咲き終えてしまったようだったが、他にも色々な花がある。
でも、名前を忘れちゃった。







湿生植物園は弥生時代の水田跡とも言われ、今も小さな田んぼがある。
ここで昔ながらの田植えが行われ、10月には頭を垂れた黄金色の稲が刈り取られるらしい。
毎年11月23日には、けやき広場で収穫感謝祭が行われ、収穫したもち米でついたもちがふるまわれるそうなので、秋になったらもう一度来てみようかな。










湿生植物園エリアを過ぎてさらに歩いていくと、あちこちに野良猫がいた。
さっきのケヤキ広場にもいたけど、この公園に猫を捨てに来る人が多いのかな。
無責任な飼い主が多いのは困ったものだ。
ちょっと病気になっている感じの猫もいたけど、どうにもしてあげることができないので、かわいそうだけどバイバイしてきた。

あちこちに水が流れていて、小川になっていたり、ちょっとした滝になっていたりする。
なかなか気持ち良いもんだね。
ここまでの所要時間が45分。
途中で遊びながらとは言っても、結構時間がたったな。
疲れたかな?もう少しがんばって芝生の広場まで登ろう。






現在、古代芝生広場になっている場所は、昭和40年代の住宅地の開発により、弥生時代から古墳時代にかけて営まれた竪穴住居跡であることが分かった。
また、周囲のシラカシ林(推定樹齢150〜200年)が、学術上非常に価値の高い植物群落だそうだ。
そこで県では、これら集落跡とシラカシ林を文化財として保護するため、昭和46年12月、史跡及び天然記念物に指定されたとのこと。
その後、これらの文化財を含む周囲を一体として神奈川県立都市公園として整備したのが、この東高根森林公園というわけだ。


古代芝生広場



はぁ〜、疲れた
ちょっと休憩。 おやすみなさいー

やっと古代芝生広場に到着。
優ちゃん、疲れただろう。少し休もうか。
「うん。もうだめー」
ゴロンと横になって一休み・・・
「おなかすいたー」

公園散歩をスタートしてから1時間が経って、今の時刻は12:00ちょうど。
そういや、パパもお腹がすいてきたな。
でも、せっかくここまで来たんだし、スタンプラリーもまだ半分だ。
残りは寄り道しないで進もうね。
ほら頑張って!

階段だって、へっちゃらさっ!




うん、頑張る〜




チェックポイントを見つけたよ
これは何のスタンプかな?

スタンプラリーのチェックポイントを、またひとつ発見。
これでチェックポイントはあと1つだ。
「よーし、行くぞー」







これで全部みーっつけたっ!

最後のチェックポイントも見つけて、これでスタンプカードは完成だ。
あきらめずに、よく頑張ったね。あとは駐車場までゆっくりと帰ろうか。
あんまり急いだら、せっかくの森林浴がもったいないからね。
それに、色々な発見もあるよ。
小さなお稲荷さんの祠や、タンポポの綿毛もみつけたぞ。



はぁーっ
ぷぅーっ



森の中の道は、直射日光が当たらないので、あまり暑くない。
空気もちょっとひんやりしていて気持ちいい。
ピクニック広場を横目に見て、あとはこの坂を下りたらゴールだ。
その前に、一休みしておこうか。
ジュースを飲んだら、一気にゴールまで直行だ。


完成したスタンプカードを受付に持っていくと、記念品としてポストカードをもらった。
でも優奈は、お菓子などをもらえると勝手に勘違いしていたようで、ポストカードには不満そう。
優ちゃん、自然を満喫できたし、なにより、スタンプラリーが完成したということがスゴイじゃないか。
どんなことであれ、ひとつのことを達成するということは大切なことなんだぞ。
1時間40分のスタンプラリーのご褒美は、帰りにパパがお菓子を買ってあげるよ。(← 甘いなあ・・・)









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